後藤みわこのレビュー一覧
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シリーズ最終巻。
帯には、「大団円」とあったけれど、それはちょっとどうなのでしょう?しのぶの仕事的には大団円かもしれないけれど、消化不良の感がありました。
しのぶは相変わらず可愛くて、それは魅力ですが、だからこそラストシーンが切ないというか、ちょっと納得がいかず。
全体的に、SF小説としてもBL小説としても中途半端ですが、等身大で悩んだり頑張ったりするタケルと、しのぶの可愛さで最後まで読み進めさせられました。
消化不良に感じる部分は、あえて書かれていない読者が考える余地なのかもしれません。そのあたりをきちんと読み込めば確かにヤングアダルト向けの作品だと思われます。 -
Posted by ブクログ
新聞広告で見つけて気になって気になってとうとう購入してしまいました。
断っておきますがこの作品は児童文学です。
思春期の男女の恋と身体の関係。
恋してるから身体が反応するのか身体が反応するから恋するのか。
そんな話。
しかし内容はどう読んでもBL・・・
無愛想な晴彦とその幼なじみの美少年真樹。晴彦に思いを寄せる志麻子。
その志麻子のプリンが無くなって真樹にプリンが出来ちゃったもんだからさぁ大変!!
晴彦はチョコに振り回されっぱなし(笑)
当初は晴彦と志麻子は恋人未満な感じだったのに真樹にプリンが出来た途端志麻子そっちのけで真樹を追い回す晴彦・・・・お前はプリンさえあればいいのか? -
Posted by ブクログ
“「やっと見つけた!リキ、ちょっと力を貸してよ。」
「え、ぼくの?」
何かを運ぶ仕事でしょうか。でも、リキが力持ちじゃないことを、姉の知世はよく知っているはずです。じっと自分の手を見ているりきに、知世はあきれ顔でいいました。
「推理力に決まってるじゃない!リキは探偵なんだから。」
「ぼく、探偵じゃ……」
いいかけるリキの声を、知世は聞いていません。リキのうでをつかみ、ぐいぐい引っぱり始めました。”
敬語がちょっと読みにくい。
前の続きで読んだけど、どうやら二巻目を飛ばしてら……。
“そのとき、だしぬけに、知世が話に割りこんできました。
「でも、つりあげてどうするの?」
リキもおじさんも、き -
Posted by ブクログ
1で残した謎をスルーしての新しい話、といった感じでしょうか。
1より、謎の深みが減り、面白みが減った気はしますが、しのぶの可愛さは倍増。可愛すぎます。好きすぎます。そこを目当てで読みたい(私のような)方には1よりオススメ。←
2巻から初めて読んだ方にも読みやすいように、説明の部分がかなりあります。しかし1巻から読んだ人にはそれがかなり多くてわずらわしく感じる部分もあるかもしれません。
話的にはそこそこといった感じでしたが、主人公のタケルとしのぶの関係が進展したようで、私としてはかなり嬉しかったですv
ただ いいのか これは 児童書としてww -
Posted by ブクログ
タイトルは『メン・イン・ブラック』のもじりから。エイリアンというか宇宙人は登場するし、地球はちょっと変わった理由で狙われていたりするけれど、どちらかというと、主役の2人の少年(タケルとしのぶ)の友情に主眼が置かれているんだと思います。これってレーベルからすると児童書に分類されるのはずだけど、日販MARCに「BL風学園物語」と書かれていますね・・・。まあ、あくまで「BL風」であって、「BL」ってわけじゃないんだろうけど、「腐女子スターズ」なんていう女の子たちも登場したりもするし、2人の仲が今後どうなるのかってことは、多少期待しちゃってもいいのかなと思ったり。