【感想・ネタバレ】100回目のお引っ越しのレビュー

あらすじ

おじさんが営む引っ越し屋を手伝うことになったタツル。
記念すべき100件目は「引っ越したくない」という、頑固おばあさんだった!

ボク、茶屋ヶ坂樹は名古屋生まれの小学6年生。引っ越し屋を営んでいるおじさんに頼まれて、徳重さんというおばあさんが住んでいる家に「引っ越し計画書」を持ってきた。
玄関を開けて、あがろうとしたとたん、「きたなこい足であがってかん」と、おばあさんのどなり声が。
なんで? おばあさんの家こそ、古くてせまくてきたないのに。
納得のいかないボクが、ふたたび「現場」に戻って部屋をのぞいてみると、そこはタンスや本棚、テレビ台などが足の踏み場もないほど、びっしりと詰めこまれていたのだった……。

※小学校上級から

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

100回目の引っこしを手伝うために、さまざまな展開になっていきます。読んでいて、自分もその本の主人公になった気持ちになります。

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2016年03月14日

Posted by ブクログ

引っ越しは、今までの家に幸せが入りきらないから、次の家にもっと幸せになりにいくんだ、というのはいい考え方だと思う

木の話もいい
木は動けないから(斬り倒されたりしない限り)そこにとどまって根をはり成長していく
持っていけない木が、気持ちの支えになったりする。思い入れをもったり、自分の代わりに思えたりする

樹(たつる)っていい名前だな、と思った
緑育てたい

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2012年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

引っ越し屋のおじに頼まれて、100回目のお客さんに書類を届ける手伝いを頼まれた樹(たつる・小6)。ところがその家、徳重さんのおばあさんに怒鳴られてしまう。どうやらおばあさんは引っ越しなどしたくないらしい。
気になった樹は おばあさんの事を調べ、その事情を知る。

引っ越しは物を運ぶだけじゃない

の家に入り切らなくなった幸せを入れる新しい家に、
幸せになりに、引っ越す

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2014年06月30日

Posted by ブクログ

主人公のオジサンは、引っ越し屋さん。
その事務所の壁には、引っ越しした人達の写真が99枚。
そして、祝100回目を迎える予定が…。

畳がそんな音を立てるとは、一体どれほど危ない物件なのか。
そこも気になりますが、出てくる大人達の、何と言うおおらかさ。

子供の時に憶えがある、素直さと行動。
今ならば、こんな事ができるでしょうか?
というよりも、おばあちゃんも着いてきてくれるのがすごい。

ところでオジサン、お母さんの事…。

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2012年11月14日

Posted by ブクログ

ボクのおじさんは引っ越し屋。
記念すべき100回目の仕事は、小さな古い家だったけれど、そこに住んでるおばあさんは、引っ越したくないみたいで…。
「家」への思い。家族と思い出。
人のつながりがホンワカあったかくていいですね。
水面下で動く?恋にニヤリです。

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2012年08月11日

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