皆村春樹のレビュー一覧

  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    全5巻完結。
    漢字が絶滅していたり、二次元美少女と普通に結婚していたり、ロリ文学が正統派になっていたりする未来設定がぶっ飛んでいると思ったら、更にその先の未来があんなことになっているとは。
    とにかく、奇抜なアイデアが一杯。
    それでいて、自分が正しいと思っている人の視野の狭さを痛烈に突く所が良い。

    ユズさん、とても好き。縄ですか、そうですか。

    0
    2017年02月06日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    なんちゅうもんを読ましてくれたんや……

    あたま大丈夫ですか?(褒め言葉)な世界観と、すんごくバカっぽいとみせかけて実はしっかりしている文章。

    これはいい、これはいいぞー。

    0
    2013年03月22日
  • 僕の妹は漢字が読める3

    Posted by ブクログ

    変態ラノベを装いつつ文学的に深いところをついてくる油断ならない小説。

    しかし作者はけっこういい歳疑惑がさらに深まった。

    40代で部下を沢山もつ一流企業の堅い社員だったがリストラにあい退職。一念発起して小説を書いて応募、銀賞、作家デビュー、とかいう経緯だったら萌える。

    0
    2012年02月13日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    噂の俺妹ですねわかります。
    うそです。冒頭5ページ読んで買いました。

    ライトノベルとしては珍しく、しっかりとしたテーマ性のある作品。
    作者が小説というものが大好きなんだなぁ、ということだけはしっかりわかった。じいちゃんが美少女になっちゃうとかいうのはアレか。今という時代への皮肉かw?
    とりあえず応援したい作家さんとしてこれからに強く期待。

    2巻も読んでみたいけど、このテーマで続刊って出来るのか……?
    若干不安だったり。
    ☆は限りなく4に近い5。
    理由はどうでもよい内容でページ数水増ししすぎ。まぁ好みの問題かもしれないけどね。
    でも応援したいので5! 作者がんばれ!

    0
    2012年02月09日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    賛否両論なので読んでみました。ライトノベルとして傑作だと思います。しかし、23世紀文学の小説は21世紀の僕には読み辛く、こんなもの小説じゃないと登場キャラのように言いたくなりましたが、その点を除いても傑作。この作者には続編ではなく新作を是非書いて頂きたい。

    0
    2011年08月16日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    傑作。

    タイトルのインパクトに惹かれて購入したのだが、1ページ目からそれを裏切らない怒涛の展開。
    全篇を通して直前のセンテンスを裏切り続け、最後までするすると読めるライトノベルのお手本のような本。

    物語は萌えが一般的となった未来社会を舞台に、メディア論的な内容と、主人公と義妹たちとの関係の2本を軸にして展開する。

    「ぶんがく系ラブコメ」の名に違わず、大学などで近代小説をかじったことのある人にはニヤッとできる小ネタが散りばめられているのも楽しい。
    さらにフラグの立て方と回収の仕方がとても丁寧なために、物語の展開に無理がなく、読んでいて溜飲が下がる。
    後半に主人公がメディア論的な主張をする場

    0
    2011年08月06日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    賛成の人、反対の人、どうしていいか分からなくなっている人、ほどよく評価が分散していて、いいのではないかと思います。

    小説には、書き手の自由と、読み手の自由があって、この作品は書き手の自由が暴走しているタイプですが、作風は異なれど、はじめて舞城王太郎が登場したときの痛快さにも似ており、面白く読めました。

    姑息な手段で読者を楽しませつつ、小説を破壊しようとしているところが、すんばらしいですね。

    SFっぽい要素が少し入ると、海外のSF作家を引き合いに出して、つまらん! けしからん! と批判されがちですが、こう考えてみてはどうでしょう。

    「海外の有名SF作家にこの作品が書けるだろうか」と。

    0
    2011年07月28日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    おもろいです。ここまでぶっこむか~って感じですな。(ホメ言葉)
    最初の方はツッコミどこが満載すぎるし、文章もサクサク読んでいけます。
    「表現の表面だけを捉えてくだらないと切り捨てる」 ちょと深いなって思います。 

    0
    2011年07月04日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    この前読んだ『星虫』で書いたのと同じく
    軸となる話の発想だけで★*5くらいの価値ある気がするのだが
    発想だけで小説としてはかなりあれである
    ファミ通文庫の『ギャルゲエの世界よようこそ』みたいなあれさ加減
    照れなくこれだけ書けるのも逆に凄い
    この話にはこういう内容だからこそ意味があるといえばそうかもしれない
    marvelとかいう意味での怪作

    0
    2018年12月09日
  • 僕の妹は漢字が読める5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     シリーズを通して、自分とは違う存在を認めることの大切さが描き続けられていたと思う。
     例えば「おにいちゃんのあかちゃんうみたい」というタイトルの本が文学だったり、主人公の書く物語が誰にも理解されない記号文で描かれていたり、未来人がパンストだったり、といった過剰なイロモノ感を全て、文化的寛容さなんていう真っ当な結論へ結び付けられることに驚きを感じた。

     サブヒロイン達の掘り下げが甘いのは気にかかるが、メインヒロインである義妹についてはしっかりと心情が書き込まれていたので○。
     未来の世界の描写では、オーウェルの「1984」なんかを思い出してしまった。もちろんあんなに深刻な描き方はされてはいな

    0
    2016年02月27日
  • スクリューマン&フェアリーロリポップス2

    Posted by ブクログ

    なかなか面白かったけど、誤字が多いとかイラストが作風に合ってないとか挿絵が下手とか、編集サイドがダメな感じがする。
    内容は面白いので、続編も期待したい。

    0
    2012年12月14日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    萌えが極端に礼讃された世界を舞台とすることで現在の「可愛い女の子出せば売れる」という量産型ハーレムラノベの存在に疑問を投げ掛けている良作品。途中からの予想外の展開にびっくりしたがこのためだったと納得。

    そして未来文法もすごい。

    0
    2012年12月03日
  • スクリューマン&フェアリーロリポップス2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新キャラ…って思ったら、
    1巻でチラ見せしてましたねw

    相変わらず大筋は王道で、
    キャラに寄ってる作品ですね。
    ちと主人公の能力が無双すぎる気がします。
    強さのインフレとやらが勃発しそう。

    今回はちと重く、長く感じましたね。
    つまりちと中弛を感じました。

    なんか文句ばっか書いてますが、面白かったのですよ?

    0
    2012年11月15日
  • スクリューマン&フェアリーロリポップス

    Posted by ブクログ

    よくあるご都合主義全開の巻き込まれ型現代異能バトルかと思えば…

    いや、よくある感じの現代異能バトルであることには変わりないのですが、
    その辺の稚拙なのとは一緒にしたくない感じ。

    物語の大筋はよくある現代異能バトルの王道に沿っているのですが、
    ヒロインが異端児w
    このキャラの良さがこの作品の魅力でしょう。
    あと、会話もウィットに富んでいて、なかなかに楽しめます。

    あー、これは久々に応援したくなる、
    ヒットしてほしいラノベですね!

    0
    2012年11月06日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    漢字が失われた未来の日本では、主人公の妹は数少ない漢字の読める人間。
    各新聞にも取り上げられてた話題作。

    ドン引きしすぎて一回りして変な感動があった…すごいわ…よく書けるな、こんな話…。
    や、面白かったです(笑)

    0
    2012年05月24日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    漢字文化が衰退した未来という設定を軸に物語が進むと思いきや、突飛な展開の連続で驚きました。あらすじから期待していたものと実際の内容が違っていたのが個人的に残念だったのですが、作中のギャグが割と自分好みだったので読んでいて楽しい本でした。

    0
    2012年03月09日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    テーマはともかく、その内容が激しく萌えとオタクの極まり煮詰まったルーチンの中にあるので、出てくるタームと思想に触れた事が無い人には主人公他登場人物の思考がカオス過ぎてついていけないだろうと。
    けれどもそのハードルを乗り越えると、環境の違いから生まれる思考、常識のギャップに対する描写が鋭くて、SFを読む楽しさが有ります。これを笑い飛ばせる人と友達になりたい。そんな作品。

    0
    2011年09月25日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アイディア勝ちすぎる。現代文の方は公共の場で読むのは控えるべきだろう。吹くし。続編を意識したラストの消化不良感は仕方ないとはいえ気になるのが残念。ところでP246 6行目の「おかしな日本語」がかかる位置によっては主人公はそれを認識してることになり、面白すぎることになるんだが、どうなんだろう。それはともかくミルかわいすぎる。小さい子が自分のお菓子をわけてくれる。なんて良い子なんだ!

    0
    2011年09月04日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    かんじがなくなり、こてんとなるひ―これがにほんのみらいかもしれない。このらいとのべるをよむと、そうかんじてしまう。
    じっさい、かんこくではすでにかんじがはいしされており、とくべつなぎょうじいがいにはかんじがほとんどつかわれていない。
    そのかんじがつかわれなくなったじだいのなかで、しゅじんこうのいもうとはかんじがよめるのだ。これは、われわれがべんきょうしていたこてんのぶんしょうをよむよりもしなんのわざだとおもう。

    0
    2011年08月01日
  • 僕の妹は漢字が読める

    Posted by ブクログ

    一章だけなら星5つ。とても面白かった。どうみても続編がある展開だが、後半のgdgdぶりをみてると厳しいか?だが、最初の方は神だぞ。

    0
    2011年07月31日