皆村春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
公開された試し読み分の内容があまりにもぶっ飛んでいるせいで、ネットの一部で話題になっている作品。
近未来が舞台で、漢字は死滅し、ケータイ小説と萌え小説をさらに頭を悪くした感じの文章が主流となった世の中という設定です。
本当に尖った作品。ラノベを読み慣れていないとハードルが非常に高い。ただ、いわゆる「わかっている人」の立場からすると本当に面白いです。interestingではなくfannyな意味で。久々に声を出して笑いました。深読みするとシニカルな部分もあるような気がしなくもないですが、何も考えずにゲラゲラ笑って読むのが良い気がします。脳味噌がとろけそうになりますが、それもまた良し! -
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Posted by ブクログ
漢字が消えて萌え文化がスタンダードになった未来の日本って設定は一見すごく荒唐無稽に見えるけど、20世紀初頭から2024年現在にかけての文化の変遷を考えたら完全にありえない未来ではないのかも……っていう変なリアリティを感じてしまった
基本は「いかにもラノベらしい」ラブコメではあるんだけど、主人公的に家族としてしか見れない義妹と生まれた時代の違う過去人っていう、どっち選んでも波瀾万丈な選択肢で「いや本当に最終的にどっちかとくっつくのか???」と首捻ってしまう。
私は末妹のミルちゃん推しです。幼さと毒っ気が共存してるのが可愛い。
SF的な意味でもラブコメ的な意味でもとても先が気になるラノベではあ -
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Posted by ブクログ
書きかえられた歴史を元に戻すため、再び21世紀に。
そこで、妙な手紙を受け取った。
萌えに対する頑張りが、半端ないです。
それに全金つぎ込むとは…勇者ですw
そんな勇者の兄が元凶と分かり、捕まえるため
色々な所へ出没してみるのですが、色々すごい。
勝手に合い鍵作って、勝手に入るとかありですか!?
まぁひとつしか見えてない人には
よくある思考パターン?
ぐだぐだ具合いがすごいですが、それより凄いのは
兄によって腕を磨きあげた縄術でしょうか?
唯一普通の人、に見える現代人の彼女でしたが
縄を持つと…全然違う状態に。
互いの趣味を、理解できなくても受け止める事。
これは大事です。 -
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Posted by ブクログ
序盤は「文章力あるなぁ」と感じたが、後半は「これ、ただ難しい単語使ってるだけじゃないの」と思った(ちなみに僕は「文章力」を「文章で楽しめるか」ということだと考えている)。
内容はややカタめ。そのため設定描写で弛む。盛り上がりはいまいち。テーマは「変わること」でわかりやすい。父親が出てきて母親が出てこないことと主人公の異常な成長スピードは関係あると思う。能力は俺TUEEEEできそう。小人がグレムリンだと分かったけど、さらに成長すれば名前もあるし鬼になるのかな。
買うとき気づいたけど、電撃文庫って裏表紙にあらすじ書いてないのね。なんでだろう。購入の決め手はタイトルの「スクリューマン」にセンスを -
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Posted by ブクログ
「きらりん! おぱんちゅ おそらいろ」で衝撃を与えた話題作。2巻が発売されたことと、意外に真面目なSF的展開という噂より買ってきた。どこまでもふざけてるw(褒め言葉)。『おにあか』という正統派文学を生み出したことがこの本の全て。ハーレムご都合主義とか、タイムスリップしてるだけでSF言うのかよとか、そんなことは突っ込んじゃいけないのです!ツンデレな義妹と変態幼女とぽわぽわ美少女が好きなら是非に。
好きなことを好きと言える強さはいいなと思った。世の中が二次元萌えになったら、オタクはさぞ生きやすかろう。ちょっと想像してみたが……そんな世の中いやだ。あぁ、でもこそこそ隠れなくて済むのはいいなぁ。時代に -
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