加藤俊徳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目14箇所。たとえば、「東西南北」と「夏炉冬扇」では、どちらが脳の中の酸素を使うと思いますか? 「夏炉冬扇」の意味がわからないので、「東西南北」より酸素を使うと思いますか? 実は逆なのです、意味が分からない時、意味がわからないとき、経験不足なとき、脳は素通りしてしまうのです。仕事ができない人は、脳を伸ばすことができていない人です、うまく脳を使えないために、脳が伸びにくい状態にある人です、「頭が悪い」のではありません、能力を伸ばすための脳の使い方がわからないだけです。二万人以上の死後脳をもとに調べました、その結果、平均して男性では十九歳から二十一歳の時に、女性では十六歳から十九歳の時に最も重くなることがわかりました。脳が変わればあなたが変わり、あなたの周りの世界が変わります、そして脳は変えることができます、脳を変えられるのは、アメリカ政府でも日本政府でもなく、ましてやこの本でもありません、あなたが変えようと思わない限り、願った方向には変わらないものです。仕事が速いとはどういうことか……入ってきた情報を適切に処理し、適切な形にする一連の家庭が速いこと。「直線脳」を利用する二つの方法……思考を分散させない、素直になって人の真似をする。お年を召してくれると、それぞれの性で多く見られる形が増えてきます、しかし、ここで重要なのは、そのようにして出てくる性差は正直、環境や経験の影響を多分に受けていて、生まれ持った違いではないということです、つまり男の子として、女の子として扱われていく中で、それ相応の思考を身につけていくのだと考えられます、特に、感情の処理とその表現が、性差として現れてくるのかもしれません。現代のビジネスの環境では、どうしても限定された脳番地の活動を引き起こしがちで、特に疲労がたまりやすくなるようです、ですから、しっかりと意識して脳を休ませてあげてほしいと思います。一つの思考回路を多く使う人は、そこだけが発達し、一つの思考方法をとりやすくなってしまいます、巷に言うフレームワークです、型があるので、それに情報を落とし込む訓練を積めば、たいていのことなら対応できます、その代償に、杓子定規の脳ができてしまいます、これでは既存の型の外に出ることができません。「ゆっくり答えを出す」とは、悩むこととは違います、一つひとつ区切って、時間をかけて考えていく作業です、一つひとつ区切ることで、一つひとつの脳番地にゆっくり自覚させていくわけです、「早く考えなさい」「早く答えを出しなさい」と、子どもたちを直接的であれ間接的であれせかすことは、その子たちの潜在能力を伸ばすのにはつながりません。論理思考を身につける第一の鉄則は、「真似をしない」ということです、相手の発想を理解するためには真似をしても、自分自身のオリジナルにこだわり、人のやったことを絶対に真似しないという意識が、ロジカルシンキングを創り上げます。自分が育って環境に、人を敬うということが存在しなければ、敬うということ自体がわかりません、すると、敬うという行動を全然しない人間が育ちます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ年取ると脳が退化しているんじゃないかと心配ですよね。
こんな心配が吹っ飛んでしまいました。
作者が言うには、物忘れが多くなってくるのは、単に年を取ったからではなく、暗記する習慣がなくなってくるからだという。
また、脳はすべての部分が衰えることはなく、必ず成長している部分があり、衰えた部分をサポートもするのだそうだ。
よって、対策はあり、
たとえば、右利きの人は左手の脳番地に潜在能力が秘められていることが多いので、右手でしていることを左手に替えるだけでも効果あり。
記憶力の旬:30代
分析力の旬:40代
実行力、判断力:50代
トレーニング実践方法が記されているので、チャレンジしてみなされ! -
Posted by ブクログ
脳にはタイプがある、を分かりやすく解説。
大人が子どもと向き合う上で、子どもの今の脳の特性をまず理解してあげる。その特性をそのまま認めながら、社会に上手く溶け込めるように弱点を埋める。脳の容量にはそれほど差はないので、脳全体としてはできることの総量は同じ。何かに特化しているならば、その分何かに劣っている。生きる上で、その子の今得意なことの先に将来がある、と信じて向き合う。子どもに対する具体的な声がけも書かれています。シンプルで分かりやすい。
タイプは8つ
①リーダー、②論理、③クリエイティブ、④癒し
⑤バランス、⑥フレンドリー、⑦多動、⑧エキスパート
実際世の中は複雑で、子どもも1人1人全然違う。
ただ、最近はこの手の分類は、子どものことを考える上での手掛かりや型としては理解しておくといいよね、と思うようになりました。 -
Posted by ブクログ
〈彼らは、「自分らしくないこと」をすることに違和感を覚えます。
その結果、独自の思考力や高いエネルギー、創造性といったADHD脳の強みの特性を活かすことで、多くの人々にインスピレーションを与えてきました。
ものの見方、こだわりが規格外だからこそ、人が気づかないことに気づき、これまでにない発想で新境地を開拓し、あり得ないパワフルさで偉業を成し遂げていく人たちなのです。
才能の種をたくさん持っている、それがADHD脳です。〉
診断の有無にかかわらず、ADHD傾向にある人を含め、ADHD特有の優れた能力を持つ人たちのことを「ADHD脳」と呼び、その強みと弱みを両側面から解説している。
著者はADHD専門外来をもつ医院の院長で、脳内外科医・小児科医・医学博士とのこと。
これまで色々な発達障害に関する書籍を読んできたけれど、ADHDのみに特化したものを読んだのは多分初めてかも。どれを読んでもいまいちぴんとこなかったものの、本書ではトリセツという観点からも知識を得られてとても勉強になった。
とはいえ、ADHD傾向にある我が子に対して紹介されているような前向きな声かけや工夫はさんざん実践してきたつもりだけど、効果があるのかないのか、トライアンドエラーな毎日です。弱みを減らして、強みを伸ばす。それがいかに難しいことか。
「過保護でいましょう」とか「ご褒美をあげよう」とか、普通の育児書だったらまるで勧められないような行動も推奨されていて、今一度ADHD子育ての難儀さを突きつけられた。とにかく早く自立できる子に、という思いで向かない子育てを頑張ってきた私にとっては青天の霹靂だよ。
というかADHD脳をもつ子がその能力を活かせるかってほぼ親に懸かってるっぽい。
親のNG行動もしているなと改めて自覚したので、自分で気をつけられることは気をつけていきたい。
本文中に、「ADHD脳の子を育てる親は大変で本当によくやっている。パワフルな三つ子を一人で相手しているようなもの」と書いてあって頷きすぎて首もげた。そりゃ30代前半で尋常じゃない量の抜け毛と白髪に悩むわけだ。