矢野直美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
海が見えるのは限られた区間だけ」
『おんなひとりの鉄道旅 西日本編』(矢野直美著 小学館文庫)
「本当に海に近づくのは伊予上灘-伊予長浜間で・・・・・」
同じようなことが、
『鉄道旅行のたのしみ』(宮脇俊三著 角川文庫)の中にも書いてあったことを
思い出した。
確かに、香川県沿いの予讃線からは海が(ほとんど)見えない。
その時は、疑うこともなかったが
よく考えてみると、現在の海岸線は埋め立てられた後のラインなのだ。
果たして昔から「見えなかった」のか? それとも「見えなくなった」のか?
『鉄道旅行のたのしみ』の初稿も、1981年以降だから
断然私の記憶の -
Posted by ブクログ
本屋でたまたま手に取った
しばらく聞いていなかった「汽車通学」って言葉が目に留まったから
どうやら“汽車”って言葉は、北海道でしかあんまり使われないらしい
ぱらぱらとページをめくると、見覚えのあるボックスシートと制服姿の高校生
思わず頬が緩んだ
いいなー、青春だ
高校時代、あたしは密かに汽車通に憧れていた
まだ汽車の中で話せるとかいいなー、とか
定期入れ持ってるって、ちょっとかっこいい、とか
この写真集に写ってる高校生たち
汽車について何も思ってない
「汽車に乗らないと学校に行けないから乗る。それだけ。」
でもそこでいろんな思い出が出来たこと、後になって気づ