田口未和のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
オススメする人:
リバウンドしがちな人
何から手をつければいいかわからない人
おすすめしない人:
ハードなトレーニングの習慣づけを考えている人
留意事項:
データが古い可能性がある(初版は2012年)
例示される調査の母数が小さい、または実験自体行われたのが1970年台のものもあり必ずしも正しいデータではない可能性がある
考え方としてはとても優秀。「習慣」というだけあって、「やろう!」と決めた時のモチベーション頼みにせず、健康的な食と運動を続けるためにいかに負荷を少なく、また具体的にどんなことをすればよいか解く。
変わろうとするのではなくびっくりするぐらい軽い負荷で初めて続けることが -
-
Posted by ブクログ
本書は著者が世の中の様々な事を哲学的に考えていくものです。哲学なので当然そのまま受け取るのではなく、自分で考えて読み進めなければいけない。
よって、読むのに疲れ、時間がかかりました。元気で時間のあるときな読むことをお勧めします。
信じる人の数の多さはそれが真実だという証拠にはならない。
ソクラテスは、世の中の一般常識や既成概念をただ受け入れるのではなく、一つ一つ慎重に論理的に考えてみて、本当にそれが真実なのか、それが正しいのかを判断すべきだと言った。生きていると多数派の意見に流されてしまうことも多いと思いますが、立ち止まって自分の頭で考え、自分で決めなければいけない。
おしまいにあります。 -
-
Posted by ブクログ
哲学というのは答えの出ない問題を考え続けることなんだなと改めて感じた。
「神はいるか」「全ては運命で決められているのか/自由意志はあるのか」「完全な社会は作れるのか」などなど知的で危険な思考実験が盛り沢山。
紹介されている哲学者には偉大な数学者や自然科学者として名を残している人も多い。これは自然科学系の学問を研究する上で哲学的なアプローチがいかに大切かということ、つまり『哲学がいかに実社会に有用か』ということを示唆していると思う。
完全に余談だけど、ソクラテスやプラトン、デカルトにカント、ハイデッガーにロールズ、偉大な哲学者達がみんな天国で一同に会して日がな一日議論に明け暮れていたらどんな -
Posted by ブクログ
哲学の入門書というと、大抵時系列で哲学者とその思想が述べられていく、というのが定番。しかしこの本はテーマごとに、哲学者たちがそれについてどう考えたか、ということが述べられている。当たり前だが、結論は書いてない。思想家たちが残した道しるべを頼りに、自分で思索を進めろということなのだろう。書名には「15分」とあるが、15分をどう使えとも指示がない。テーマごとに15分でもいいし、15分ずつ思索をしてもいいのだろう。
ビジネス書のようなものに慣れていると、要点だけを掴もうとしてしまうが、この本にその方法を適用してしまうと、要点らしきものがあまりないので、スラスラと読めてしまう。しかし、この本はそういう -
Posted by ブクログ
「"毎日たった1回だけ
腕立てをやる"といった
破ることの方が難しいくらいの
簡単な小さな習慣は、
のちに自分を大きく
変えることになる。」
これをひたすら色々な
角度から訴えてくる本。
クリアしやすい限りなく
小さな目標を設定し、
継続することで
モチベーションとも
感情とも引き離され、
やがて習慣となる。
1回+αのおまけ部分が
膨らんでくれば、しめたもの。
読後は、小さな習慣にしたいものを
見つけ出して、チャレンジしたくなる。
どんなに大きなプロジェクトも、
小さなステップで構成されている
と思うことで、地道な活動になるけど、
試す価値はありそうだ☺︎
【