岡倉覚三のレビュー一覧

  • 茶の本

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    ページ数としては薄い、文庫で75ページほど。元々は日本の茶道を欧米に紹介する目的で、ニューヨークで刊行されたもので英語で書かれたもの(The Book of Tea)。
    茶道の定義を示したうえで、日本の生活、文化の様々、すみずみまで茶道の影響が及んでいるとし、さらに日本と西洋の関係にまで言及している。
    「この人生という、愚かな苦労の波の騒がしい海の上の生活を、適当に律してゆく道を知らない人々は、外観は幸福に、安んじているようにと努めながらも、そのかいもなく絶えず悲惨な状態にいる」「美を友として世を送った人のみが麗しい往生をすることができる」というメッセージは、100年も前に書かれながら現代に書

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    2018年10月02日
  • 茶の本

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    私の読解力では足りなかったけど一応読み切った。茶の心も宗教で「芸術は宗教に近づいて人間を気高くするものである。これによって傑作は神聖なものになる」てのが印象的。終わり方がカッコいい…千利休の切腹シーンで幕切れ

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    2015年12月11日
  • 茶の本

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    もとは英語。それを日本人向けに訳したもの。
    著者は明治期の美術史の大家・思想家。教養の豊かさに圧倒される。

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    2015年09月28日
  • 茶の本

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    茶道、乃至禅の精神に日本文化・美意識は貫かれている、という内容だが、話題があちこちに飛ぶ。随所にある綺羅星のような文章を味わう本。例えば「真の美はただ「不完全」を心の中に完成する人によってのみ見いだされる」。横尾さんも同様のことを言っていた気がする。

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    2015年02月09日
  • 茶の本

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    岡倉天心は「茶の本」で言う
    『茶道の要義は「不完全なもの」を崇拝するにある』

    完全なものでない・・・というのは 
    極限まで 突き詰めても たどりつかないものである。

    続けて言う
    『いわゆる人生というこの不可解なもののうちに、
    何か可能なものを成就しようとするやさしい企てであるから。』

    ふむ。
    お茶から 一気に 人生に向かってしまう。
    茶というものは
    なぜそこまで神秘的な存在となったのだろう。

    一種の儀礼としての茶
    不可解な宗教的な神秘性・・・
    そして 社会的な倫理性。

    特別につくられた 窓のない 暗くて 狭い空間
    古い釜や 古い ひび割れした陶器・・・
    選りすぐれて選ばれた 水・・・

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    2025年06月10日