長友健篩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本当に心が洗われる。心が疲れたら読みたくなる素晴らしい本。
最高!
この巻のすべては
「今日は死ぬにはもってこいの日だ。
生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬにはもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬにはもってこいの日だ。」 -
Posted by ブクログ
舞台は東京銀座。
バーテンダー・佐々倉溜(ささくらりゅう)は、一流大学に合格するも進学せず、単身フランスへ渡り、ヨーロッパ食品協会主催のカクテルコンテストに優勝し、アジア人として初めて各国VIPにカクテルをサービスした日本人青年。
彼の作るカクテルの味は『神のグラス』と呼ばれている。
彼がバーテンダーとしてお客様にサービスをしていく中で、様々な人々と出会い、時にはその人の人生を変えてしまうような感動を与えるというストーリー。
お気に入りのBarで一人の時間を楽しむkuroはハマってしまった・・・
お酒に関するウンチクも興味あるが
BarとBartenderに対する視点というか、 -
Posted by ブクログ
バーテンダーという職業を通して、『神のグラス』と呼ばれる主人公の佐々倉溜が人間関係と人生へのヒントを与えてくれるしんみりと味わえる漫画。
主人公はバーテンダーとして輝かしい経歴を持つ一方で、なにか暗い過去を秘めている。そんな彼がヨーロッパから帰ってきて日本のバーを渡り歩き、この巻ではホテルで働いている。一流大学に受かるが進学せず、自分の道を突き進み、ストイックにバーテンダーという職業に没頭する姿は、変わった設定であるけれども、なかなかカッコイイ。
本作品ではかなりのお酒が紹介されていて、大人ならば読んでて退屈はしないと思われる。なによりも、お酒やカクテルの背景知識が散りばめられていて、小説