サンキュータツオのレビュー一覧

  • もっとヘンな論文【無料試し読み特別版】

    Ki

    購入済み

    意外と

    意外と真剣に、かなりのページを割いて一本の論文を紹介してるので本格的。ただ、そもそもの題材がわからないと何のことやら。

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    2022年02月25日
  • ヘンな論文

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    期待よりはまぁまぁかなと読み進めみてたけど、最後の湯たんぽ伊藤先生、それに続くあとがきを読んで続編を読もうと思った。
    長い人生、ライフワークとして何か興味を持ち続けていられる何かに出会いたい。

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    2021年12月05日
  • 学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方

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    のっけからエクスクラメーションマークを多用して「国語辞典、超おもしろい!」と連呼してくるのがウザいと感じるが、早稲田で日本語専攻博士課程を修めただけに中身はマジメであり、我国の国語辞典の発祥の経緯から多様化した現代に至るまで詳しく語られている。『舟を編む』は以前に読んでいるしオックスフォード英語辞典の編纂にまつわる映画『博士と狂人』も先日観たばかりだったので、日本最初の辞典『言海』の逸話にはとりわけハマった。ちなみに「新解さん」は持っているので、もう一冊は『語感の辞典』と『基礎日本語辞典』のどちらかにしようかな。

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    2021年12月04日
  • 学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方

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    <表現の入り口>

     表現したい人は、必ず買う必要があるのやろう、辞書を。辞書の前にこの本を。

     世の中にあるものは全てゼロから誕生しているわけですけども、国語辞典のそれを想像したことは無かったです。今では当然の五十音ですが、そう整理した事自体革新やったのですな。

     国語辞典ごとに表現差があって、という話はなんとなく想像がつきました。しかし、イデオロギー、思想の立場まで読み取れるとは。僕が「恋愛」を定義するならこんな感じですね。
    ①特定の誰かと必要以上に求めあったり、逆に必要以上に距離を取らせるもの 時には人の命すら奪ってしまうもの ②全く思う通りにいかないもの 扱おうとすればするほど、自

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    2021年11月06日
  • ヘンな論文

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    なぜそれに取り組むのか、と思ってしまうような珍論文が面白く紹介する中で学問の面白さや研究者の熱意を感じることができる。
    本書の締めくくり、湯たんぽ研究の項からあとがきへの流れは、論文や研究者に対する著者の熱い思いが溢れ出て読ませる。

    答えを暗記するのではなくて、問いを立て、問いに学ぶのが学問。

    続編も読んでみようと思った。

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    2021年09月16日
  • 学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方

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    紹介される辞書を人格化して、とてもわかりやすい。どの辞書も自分に必要な気がしてくるし欲しくなってしまう。辞書は読んで楽しむものだなとしみじみ思う。

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    2021年08月09日
  • ボクたちのBL論

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    面白かったです。腐女子もBL好きも多種多様。テレビでたまにBL好きな人の話とか聞くと自分と全然違うのに腐女子はこうだ!みたいに言われてる気がして嫌だったのですが、この本では自分と違う意見も大前提に人それぞれが成り立っていたので気になりませんでした。そして納得できる部分もすごく多かった、自分が何でBLにひかれるのか理解が深まった気がするし、なんかこれ読んでから平気で私BL好きだよって言える気になった。これきっかけで窮鼠は…買って読みましたが面白かったです。私も同級生あまり味しないタイプだったので。それと時代劇ベストカップルの新選組血風録の話、読んでるだけで泣けてきた、これ絶対やばいやつ。新選組血

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    2021年03月12日
  • ヘンな論文

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    笑いながら読んだ。わかるわかる。研究や論文の、ぱっと見ちょっと可笑しいけど、奥が深くて読み進めるうちにどんどん興味深く思えてくる所って惹かれるよね

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    2020年08月24日
  • 学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方

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    映画『舟を編む』を観て、国語辞典に興味を持って、この本を読んでみた。
    国語辞典は全部同じだと思ってたが、こんなに各国語辞典に特徴があるなんて全く知らなかった。
    それぞれの辞書を擬人化してるのが面白い!!
    『舟を編む』の著書、三浦しをんさんが解説を書いてるのも良かった。

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    2020年07月23日
  • ヘンな論文

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    日付は適当。
    たぶん1月だったはず。
    きっとメイビー。


    前回の国語辞典と違って、タツオさんと認識したうえで読破。
    タイトル通り、ヘンな論文を集めた本。

    公園の斜面に座るカップルの考察
    女子のブラに関する考察
    湯たんぽの考察

    パッと書くだけで、もうどうかしていそうな内容である。
    これがしっかり真面目な内容なものだから、たまらんのである。

    タツオさんの文体が読みやすいので、楽しめながら読めました。

    他の本も読んでみるか。

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    2020年07月10日
  • 学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方

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    今さらながら^^;
    噂に違わず楽しめる一冊。
    日常や身の回りのモノ・コトに対する新たな視点を与えてくれる、今までよりもちょっぴり楽しく付き合えるようになる、そんな類のやつですが、
    ただの蘊蓄や雑学では終わらない愛情(?)が感じられて好印象。

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    2020年04月30日
  • ヘンな論文

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    文句無しに面白い
    本当に世の中には色んな人がいるんだなあ
    世界は広いなあ… みんな自由だなあ…
    と思える本

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    2020年03月11日
  • 学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方

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    マツコの知らない世界を見ている感覚

    自分が一つしかない何げないと思っていたものが
    本当は物凄い種類があり
    その一つ一つが個性溢れるものだったんだという新しい世界を教えてもらえた

    国語辞典が日本語教育と切り離せない密接な関係である事も教育ぶかかった

    恐らく自分が国語辞典を読み比べする事はないが
    オタクの人が自分の得意分野を楽しそうに紹介する場面が心地よい

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    2020年02月16日
  • ヘンな論文

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    ネタバレ

    イグノーベル賞もそうだけど、一見ばかばかしいと思える、何の役に立つのかということを真剣にコツコツと研究し、論文を書いて発表している人の姿勢には頭が下がる。

    特に感銘を受けたのは、「コーヒーカップにインスタントコーヒーの粉末を入れ、お湯を入れてスプーンでかき混ぜると、スプーンとコップのぶつかる音が、徐々に高くなっていく」と教え子に言われた高校の理科教師の話。
    まずそれが事実かどうか、混ぜ始めから時間を追って音の高さを測定し、数値化する。

    何を混ぜると高くなり、何を混ぜると高くならないのか。
    実験を繰り返し、音を変化させるものの正体を突き止める。
    国内で同じ実験をした記録はなかったが、100年

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    2019年08月29日
  • 学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方

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    あちこちで話題になったのを見聞きしたせいか、初めて読むのに「知っている」。
    でも、何度読んでも面白い。
    タツオさん、サンキュー!

    さて、タツオさんほどではないけれど、何冊も国語辞典を持っている。
    お気に入りは新明解とベネッセ表現読解。
    七版から笹原宏之さんが編者に加わったと本書から知った。
    さっそく引き比べてみなくちゃ。

    この本で辞書をキャラ化されたイラストが、この二冊が割とかぶっているところで、一人でウケてしまった。
    電子辞書のおかげで、日国も持てる。
    広辞苑も、明鏡も、新明解も一つのボディに入っている。
    でも、てにをは辞典が欲しかったりする。
    そして、本書を読んで、『基礎日本語辞典』も

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    2019年08月12日
  • ヘンな論文

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    題名の「ヘン」とは書いた人の熱量や意識の高さが、その論文の中に現れている・・・しかし、それを一般の人が読もうとしても、それを理解するのに一苦労。そんな間をうまく説明し、興味良くページを進ませる力量に拍手。続編もあるので、是非読んでみたい。

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    2019年06月21日
  • ヘンな論文

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    芸人で学者のサンキュータツオ氏が、変な論文を紹介する。
    いたって真面目に書かれているが、真面目になればなるほど込み上げてくる笑い!
    特に、次の二つが面白い。

    1 公園の斜面に座る「カップルの観察」(傾斜面に着座するカップルに求められる他者との距離 小林、津田2007)
    カップルが座るとき、どのくらい他のカップルと離れて座るか、昼間帯、夜間帯で違いはあるのか?
    デバガメかこの研究は。
    ち、違いますって!
    これは、いわゆるパーソナルスペースの研究ということ。
    たしかに、すぐ近くに他人がいるのに、あんまりいちゃつくのは、ねえ。
    知らないおっさんのすぐ隣でわざわざいちゃつくのは、ないね。
    っていうか

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    2019年05月12日
  • ヘンな論文

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    古今東西のちょっと変わった論文を紹介するエッセイ。
    気になる論文の内容は…湯たんぽの研究、公園の斜面に座るカップルの観察、世間話の研究、などなど。
    タイトルだけで、んん?と興味を惹かれるものばかり。そんな変わった論文を、研究者へと学問への惜しみない尊敬と愛情込めて面白おかしく紹介しています。
    「ヘンな」と名打ちつつも、その「ヘン」には親しみが詰まっていて、呼んでいてて非常に面白く痛快です。

    ヘンな論文探し、自分もやってみようかな。
    学者とは、究極の趣味人でオタクだよねという総括。

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    2019年04月30日
  • ボクたちのBL論

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    文庫化してからようやく入手できました。文庫に追加された内容もあってラッキー。
    当初、サンキュータツオが指導者、春日太一が受講者として出発したBL講義が、途中春日さんのナニカが開眼してあるカムアウトをすることで、一瞬攻受が逆転し、後にお互いがお互い対等な関係になっていく姿に心打たれました。
    (タツオ×春日→春日×タツオ→タツオ⇔春日)
    BLという現象(とあえて書く)についてロジックを学ぶと共に、共著の二人の関係性の変遷を通してBLがどういうものか間接的に読み取れる、二倍おもしろく読めました。
    …しかしつくづく自分の中では、オリジナルなカップリング妄想する種というか元が枯渇したんだなー…と実感した

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    2019年04月15日
  • ヘンな論文

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    論文は正しいことを言っているのではない、正しいことを求めた人々の知的好奇心のアウトプットである。

    溢れる好奇心を抑えきれなくなった人たちが、時に宇宙の深淵に迫り、時に走行中のブラジャー着用時の乳房振動を調べたり、湯たんぽの来歴を追う。世界を変える論文から本書に収められた珍論文まで、論文ーー人々の研究とその表現はそういう知的エンターテイメントなのだな、ということがよく分かった。

    これは芸人である著者の、伝わりやすい言葉で語られている功も大きい。そして、論文には物語の種が仕込まれていることも知れた。面白い。

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    2018年07月04日