峰倉かずやのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待った最遊記シリーズの最新刊。
新刊が出るたびに「遠くにいる友人が久しぶりに連絡をよこしたような感覚」で読んでいましたが、今回はちょっと違いました。確実に終わりに向かって進んでいるのだと実感したストーリー展開に胸が締め付けられる思いでした。
独ガク児の死によって紅孩児はどう変化するか、悟浄のい身体に現れた紋様状の痣、地上に突如出現した那托の理由など気になることは沢山あります。が何より、三蔵
の死にかけ率高すぎです。次巻では包帯グルグル巻きで悟空・悟浄の二人にいじられてるようなギャグ面を期待したいです。
(じゃないと個人的に心が折れそうです) -
購入済み
悲惨
オチはわかっていたけど…悲惨。泣けると言うよりも後味が悪い。描写があまりに悲惨で救いがない…。寝る前に読んだら寝付きも夢見も寝起きも悪くなるほど。
でも本編を久しぶりに読んで、ついで、の勢いで読んでしまったけれど、読んでよかったです。
本編が更に厚みを増した気がします。外伝を知ってからもういちど無印から読み直そうと思いました。
本編でうまそうに何か食ってるところや三蔵にハリセンでぶったたかれる悟空見てたら、なんか涙出た。 -
Posted by ブクログ
あらすじ
『最遊記』の世界から、遡る事500年。天界に1人の子供が連れられた。下界の巨岩から生まれ、災いの象徴とされる金晴眼を持つ幼児。天界で永遠のような退屈を過ごしていた金蝉童子は、観世音菩薩の命によりその幼児を育てることになる。見えない物(空)を悟る“悟空”と名付けられた小さな生命を取り巻く運命が、希望と破滅に向かって動き出した。
◆「最遊記」シリーズ本編も好きですが、本編の彼らがそうして一緒にいるまでの、そこに至るまでの避けられない時間を描いた外伝をあえて先に押してみました。
・・・でも、この心臓をぎゅっと掴まれる感じは、打ちのめされるような気分は、やっぱり本編あってのものですね。