内藤耕のレビュー一覧

  • 時短の科学

    Posted by ブクログ

    202005/

    スーパーホテルでは、すべての業務を「仕事」「作業」「無駄」の3つに分類して、絶えず業務プロセスを見直しています。
    ここでいう「仕事」とは、顧客満足を上げる業務。「作業」とは、顧客満足を上げないが、会社としてなくすことができない業務。「無駄」とは顧客満足も上げず、会社としてする必要もない業務のことです。現場のすべての業務をこのように分類すると無駄が見えてくるのですが、実際にやろうとすると、分類しにくいことも多々あります。
    そのときに必要なのが、会社としてのこだわりや商品戦略です。スーパーホテルでは、そのこだわりを「安全で清潔、そしてぐっすり眠れるビジネスホテル」と定義しました。

    0
    2020年05月05日
  • 「売れない時代」の新・集客戦略 コスト削減に向けた顧客モチベーション・マーケティング

    Posted by ブクログ

    実例をサンプルに、顧客を分類して集客とサービス現場づくりを説明した本です。

    この本を読みながら、これまで考えてきたことを少し整理しました。

    私達の仕事、サービス業は製造業と違って、お客様があって初めて仕事ができます。

    サービス業では集客数を増やすことが重要ではなく、固定費を有効に活用して営業利益を最大化することが重要です。

    単に集客数を増やすと、需要の山ができ固定費が上がってしまいます。

    つまり、需要の谷を作らないように稼働率を上げることを一番に考えなければいけないということです。

    この本を読んでいてもまた思いました。

    理屈は色々とあるのですが、もうシステムは「売れない」時代にな

    0
    2012年06月11日
  • 時短の科学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サービス業における、生産性向上を如何にして行うかについて、ふんだんに盛り込んだ事例と、少しだけ理論的な背景を述べている本です。
    よくある根拠もなく、著者の思い入れ(独断と偏見ともいう)と勢いだけで書かれているようなビジネス書とは少し違い、読みやすくかつ、取り組んでみようかな、と思える本です。
    冒頭に「何をすれば会社が成功するという戦略を行う指南書ではありません」と潔いのも○で、日本人は戦略を語る人が好きだが、戦術・実行が大事だ、と説きます。
    グッドです!
    特に、サービス業(飲食店)などの店長さんが、現場を改善するときのアプローチの仕方を提示しており、現場のリーダー系の人には良いと思います。

    0
    2021年08月26日
  • 時短の科学

    Posted by ブクログ

    そうそう、この考え方!

    「残業減らして生産性向上」
    じゃなく

    サービスのムリムラムダ減らす

    顧客満足UP

    サービス品質UP

    利益UP &給料UP

    残業減る&モチベーションUP

    天国ループ

    「働き方改革=残業減らせ」のモヤモヤにメスを入れる具体的一冊

    0
    2020年03月28日
  • 時短の科学

    Posted by ブクログ

    「忙しさをデータで示せていないなら、まずはそこから」的な部分は、ものすごく納得しました。

    サービス業がモデルであり、事例の雰囲気は中小企業っぽいので、別業界の場合は少し合わせて考えないとダメかなとは思います。

    0
    2020年02月16日
  • 「売れない時代」の新・集客戦略 コスト削減に向けた顧客モチベーション・マーケティング

    Posted by ブクログ

    ■マーケティング
    1.サービス業にはおける最大のコストは、「稼働率」が低い状態である。こうした状態を解消するためには、今までと異なる要望や嗜好、行動パターンを持つ顧客を集客数する必要がある。
    2.顧客の4分類:試用客、手段客、日常客、目的客。
    3.集客戦略3つ:絞込み型、組み合わせ型、顧客進化型。

    0
    2012年02月13日
  • 時短の科学

    Posted by ブクログ

    「稼働対応労働時間制」を知りたくて購入した。社労士からは出てこないアイデアであり、労基暑に相談しながら実際に活用している事例があるというのは心強い。肝心の時短のノウハウについては、簡単な正解などあるはずもなく、本書を読みながら考えることになるだろう。私も小売業出身であるのだが、価値が下がり続けている「物」「サービス」を価値が上がり続けている「人」を使って売るというビジネスモデル自体に無理を感じる次第である。小売サービス業の組織形態も、頭数の多いオーナー企業が多く、合理的な改革がしにくい風土であることも頭が痛い問題である。参入障壁が低すぎる業界ゆえ一定の淘汰は必要なのだろう。

    0
    2020年02月24日