シートンのレビュー一覧

  • シートン動物記 傑作選

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    動物達の生態が観察されたまま描かかれ、ほっこりする気持ちになるのも束の間、悲劇的な結末になる物語もあり、生死を考えさせられます。伝書鳩の話、キツネの話、マガモの話が特に好みでした。狼の話は、子供のころに読んだので、懐かしい感じで読みました。

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    2025年09月14日
  • シートン動物記 傑作選

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    ファーブル昆虫記は子供向けのを読んだことがあったが、何故かシートン動物記は未読。完全に忘れていたのだが、偶然見かけて手に取ってみた。

    結果、大当たり。解説にある様に子供向けの、人と動物のふれあい等という話では無く、徹底したリアリズムに基づくドキュメンタリーと言うべき内容。翻訳も更にその魅力を高めているし、シートン自筆の挿絵がまた美しい。

    思うに、シートンは動物をひたすら観察し続け、共に生き続けて来たのだろう。だからこそ、実際には見ていないはずの光景すらもまるでその場にいたかのように、動物の心理すらも描き出すことが出来たのだと思う。動物をただ可愛い可愛いでは無く、人間と同じ存在として冷静に捉

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    2025年08月29日
  • シートン動物記 傑作選

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    読みはじめから面白くて、最後まで興味は尽きませんでした。本書には短編8作がおさめられ、原文に忠実に訳されており、大人向けです。シートンが描いた挿絵も入っています。

    野生動物の生態が面白いだけでなく、人間と動物の知恵比べにも夢中になり、いつも動物の方を応援してしまう自分がいました。

    語られるエピソードのひとつひとつが、深く記憶に残るものでした。

    ・愛する妻が殺されたのを知らずに、探しまわる夫のオオカミの姿
    ・死んだふりをすることで敵をおびき寄せる、母ぎつねの賢さ
    ・人間に捕獲されてしまった子ギツネに対する母ギツネの行動には、ドキッとさせられました。“これが野生動物の真の姿なんだ。こんな愛情

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    2025年08月29日
  • シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか

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    シートン動物記は子供の頃によく読んだ。今回、ブックサンタの企画があるとのこと(ブックサンタのタグ一つごとに5円が寄付)で、小さい子供たちに読んでほしいと思い登録した。ギザ耳の話は涙無くして読めない。親と子が自然を生き抜くことの大変さを思い知らされる。
    このバージョンに収録されているかは不明だが、オオツノヒツジの話もお気に入りです。

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    2023年10月30日
  • シートン動物記 クラッグ クートネーの雄ヒツジ ほか

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    『シートン動物記』3冊目。この本も面白かった。
    動物の生き生きとした姿や時には残酷な最後も描かれる。たくさんの観察と愛情が感じられる文章でこの本も面白い。
    ところで「オオヤマネコ」の話で登場する人間ソーバーン(シートンがモデルかな?)や一緒に暮らすコーニーたち。別の本では名前が全然違っていたが、同じ『シートン動物記』でそんなことあるんだろうか。

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    2021年01月12日
  • シートン動物記 サンドヒルの雄ジカ ほか

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    シートン動物記「オオカミ王ロボ」に続いて2冊目。
    「サンドヒルの雄ジカ」に代表されるように、動物を追いかけるうちに、足跡を観察し、鳥の鳴き声にどんな意味があるか学び、その動物に愛情を感じていっている様子がわかる。今回も面白かった。
    巻末の年表を見て、シートンがボーイスカウトの創立に関わった人だと知る。言われてみれば、動物、キャンプのテクニック、インディアン等ボーイスカウトはアメリカの要素が強い。

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    2021年01月10日
  • シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか

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    面白かった。私は動物が好きなのでもっと子供の時に読んでもきっと好きになっていたな、と思う。
    この本はイラストが上手でとっつきやすく良いと思う。
    ビンゴと「わたし」シートンの絆には驚いた。別の飼い主に渡して何年も経つのに、「わたし」の窮地に颯爽と現れたのも、最期の様子も。
    気難しい孤独な灰色グマのワーブも、幼い頃から描写されると、だんだん親近感がわいてくる。
    狼王ロボは、何人ものハンターの罠をなんなく見抜くずば抜けて賢いロボが、ブランカの死には動揺して、それでも探し求める姿にはロマンチックだとすら思う。

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    2021年01月08日
  • シートン動物記 傑作選

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    小学生の頃お気に入りで何度も読んだ本だったがオオカミと伝書鳩の話しか記憶になく懐かしくも新鮮な気持ちで読み終える。狩人との知恵比べや人間をからかったり動物にも人と同じ感情や能力があること、そして生活を知ることができる。
    懐かしさと捨てずにとっておきたかったと後悔。

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    2025年09月12日
  • シートン動物記 サンドヒルの雄ジカ ほか

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    実はこの歳になって初めて読むシートン。
    百年以上前の作品であるにもかかわらず時代を感じさせない。
    シートンの動物への温かい視線は現代にも通じるし、長年読み継がれてきた理由が分かる。
    田畑を荒らし、家畜にも襲いかかる野生の動物を人々は目の敵にしてきたが、本書では動物側の視線から見た人間やあらゆる世界が描かれている。
    動物たちにとってはどれだけ優しい人間であっても所詮は敵でしかない。人と(野生)動物の共存の難しさを改めて感じた。キツネの親子の話には目頭が熱くなったな。。。

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    2015年03月22日
  • シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか

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    ちょっとおばかだけどご主人想いの犬・ビンゴ、厳しく優しいモリー母さんに育てられた勇敢なワタオウサギ・ギザ、孤独な一生を戦い続けた灰色熊のワーブ、誰にも屈することなく、人間に負けない妻への愛を貫いたオオカミ王・ロボ。厳しい自然界で生きる動物の姿を確かな筆致と彼らへの愛情豊かに綴った、世界中で読まれているシートン動物記。装いも新たにつばさ文庫からリリース。

    とか書きながら実はこの年になるまでシートン動物記読んだことなかったのデス!!>< ライアーソフト「黄雷のガクトゥーン」の登場人物(というか動物…)に「ロボ」という大きな犬がいて、それの元ネタ全然知らなかったんですが何気なくつばさ文庫のラインナ

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    2013年01月23日