井上紀良のレビュー一覧

  • マッド★ブル34 【特大合本版】1

    骨太豪快

    典型的なクライムコミックの凸凹コンビものである。それにしても凸の方の存在感が圧倒的で非現実的なまでに丈夫過ぎる。その他の登場人物 特に凹の存在がかすれてしまっているきらいはある。絵柄はストーリー内容は雰囲気とよくマッチしていて、骨太豪快である。
  • 夜王 7
    四天王のやり方は卑怯な感じがするが
    実際誕生日の時などにそうやって助け合うものらしいし
    仲間と協力体制が取れるというのは確かに強みではあると思う。
    ヤクザに拉致されたのを助け出せるのも凄いし
    もう少し待って戻ってこなかったら警察を呼ぼうと思ったなんて
    お店の人達は随分悠長だなと思ってしまった。
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  • 夜王 1
    話題になっていた時に読んでみたが
    期待ほど上条聖也が良い男ではなかった。
    物語が全体的に古く、無理矢理な展開も多い。
    ギャグ漫画だと評価しているレビューを見かけたが
    気持ちはとてもよく分かる。
    時代劇を見るような定型もの として割り切って読むぶんには面白いと思う。
  • 夜王 6
    リシャール合戦にはちょっと笑ってしまった。
    直接現金を渡して時間を買い取るという方法がありならば
    まどろっこしいことをせずに札束を積んだ方がいいのでは。
    いくら良いお酒でもそんな量を同じものばかり飲むのもつまらないし
    せっかくのお酒がもったいなさすぎる。
  • 夜王 2
    女の人からお金を奪うだけではなくて、きちんと接客して
    心からお金を払わせてあげてほしいと思うので、 麗美さんの言うことはわかる。
    主人公補正で遼介がトントン拍子に出世していく感じはする。
  • 夜王 5
    麗美さんのショーへの情熱は
    正直にいってしまえば現実感がないというか
    実際は打ち込むにしろもう少し違うやり方があるのでは
    と思ってしまうが
    そういうツッコミを入れるのも野暮だろう。
  • 夜王 1
    絵は凄く綺麗。主人公のあどけない可愛い感じが男らしく成長していくのもきちんと描けています。内容は、ホストの争いやお客の事情、恋愛等々がドラマチックに描かれます。ホストという職業に抵抗ある人も案外面白く読めると思います。でも、正直ホストという商売綺麗にかきすぎなんじゃ!?と思ったり…。
  • 私立探偵濱マイク(1)

    勧善懲悪もの

    随分昔の作品のようだ。暴走族が若者の間で現役だった頃の、時代がかったストーリー展開と絵柄である。アクションシーン 暴力シーンがかなり多いが、残虐性をあまり感じさせない所が良い。基本的には勧善懲悪もので気楽に読み進めることができる。
  • 夜王 1
    こういうよくわかんないけど有力者に認められて成り上がっていく、運だけのシンデレラストーリーあんま好きじゃなくてですね。
    主人公の何がそんなに良いのか私には分からなかった。
  • BABEL(1)
    タイムリープサスペンス。愛する人を救うため生と死を経験しいく青年の苦闘を描いた作品。圧倒的な画力、結末はけっこう意外。
  • BABEL(8)
    小池一夫先生原作かなって錯覚してしまうような強引な展開。ある意味THE漫画だと思います。いや、好きなんですけど。
  • 夜王 17
    歌舞伎町の有名ホストクラブ「ロミオ」に勤めるホスト・的場遼介が、様々な女性との出会いと別れを経て成長を重ねていき、最終的には歌舞伎町のトップである「夜王」を目指す…という物語。

    前巻から次巻くらいまで(たぶん)は、ロミオに新しくやってきた謎の美青年ホスト・翼を巡るお話です。
    前巻で、翼は遼介に「俺...続きを読む
  • 復讐の魔女1

    ありきたり

    昔からよくある、美女の復讐劇の話。

    特に何も新しい要素は無いし、絵も特別きれいな訳でもなく、評価できるポイントが無い。
  • 復讐の魔女1

    絵はいいが

    ストーリー内容は残酷な復讐譚であるが、絵柄がきれいでヒロインが美人に描き出されているのでなお一層 残酷さが目立つ。もう少し余裕というか 遊びの雰囲気があったほうが、作品としての落ち着きもよいのではないかと感じる。
  • 華と修羅(1)

    昼メロドラマ風

    登場人物のキャラクター設定やストーリー展開が類型的 通俗的 昼メロドラマ風でこれといった新味がない。次の展開がなんとなく読めてしまいそうな作品である。ちょっと特徴的な粘り べとつきのある絵柄がどろどろしたメロドラマとよくマッチしていてなかなかに良いかな。
  • クロス(1)

    ロミオとジュリエット

    二昔前のロミオとジュリエット風の ウエスト・サイド・ストーリー風の舞台設定の上に大風呂敷を広げたような筋書きが展開してゆく。話の内容が壮大というか手当たり次第と言うか どんどん広がってゆくのでついて行くのがなかなか大変である。
  • フォックスの威 (1)
    最初に男性が殺されてしまうのは、あとから本当のラスボスが出てくるってことなのかな。今のところは王道ストーリーなので、どう面白くなるのか興味深いです。
  • BABEL(8)

    残念

    やっつけ感のある終わり方で、大変残念に思います。
    同じ終わらせるにしても、もう少し練ったシナリオであったら良かったのにと感じます。