ピーター・H・ディアマンディスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書は現代の爆発的な成長、「エクスポネンシャルな(指数関数的)成長」の波に乗るには、どう行動するべきなのかを説いたビジネス本。話の舞台や登場人物、また翻訳の影響かカタカナ語が多く、記憶になんとも残りづらい部分が多少あった。
前半は、アイデアのビジュアル化や実現へのプロセスを仔細に説いていてわかりやすいと感じた。21世紀以前は大企業や国のみが巨大市場に挑戦できたが、テクノロジーの指数関数的成長により、誰でも巨大な資本を手に入れられるチャンスが到来したのは自明。著者がアメリカで起業した経験を基に語っており、日本にはないアプローチが多く新鮮だった。
後半のXプライズ財団の「賞金付きコンテスト」の -
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Posted by ブクログ
世界にはこんな連中がゴロゴロしていているんだから、旧態依然とした思考法が骨随まで染みついているじーさんが、自分の地位にしがみついている日本が、世界から取り残されても仕方ないよね。
って、思っていたら、進歩は止まる。三歩進んで二歩下がるみたいなペースでも、世の中は確実に変わっていく。ある転換点を越えれば、それは不可逆反応だ。
誰もが成功者になれる訳ではないが、情熱を持ち、明確な目標に向かって突き進む誰かが、世界を変える。ほとんどの人は、その他大勢の屍になるのだが、それでもいいではないか。
と、年末の時間を使って、久しぶりに長い本を読んだ感想でした。 -
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Posted by ブクログ
『Singularity is near』のレイ・カーツワイルと『Abundance』のピーター・ディアマンディス氏によって創立されたシンギュラリティ大学が教える「飛躍する方法」を余すことなく伝授する一冊だ。
指数関数的成長に対する素養がないと本書を読んでもピンとこないかもしれない。しかしそうした時代が来ることを確信するものにとっては具体的な手引書となるだろう。「SCALE」や「IDEAS」など、些か冗長的ながら網羅的に必要条件を列挙し、指数関数的企業、たとえばテスラやウーバー、AirB&Bなどを事例に分析されている。
旧態依然の事業体制が陳腐化し、スタートアップ企業が瞬く間にビッグプレイ -
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Posted by ブクログ
シリコンバレーを中心としたスタートアップが
なぜイノベーティブにスケールアップし続けれるのか、
その秘密を明かした本。
某企業の研修で使われていたため、読みましたが、
前から少し気にはなっていました。
前半部分で、シンギュラリティ―時代に必要な要素を明かし、
後半部分で、既存の大企業や中小企業(創業含む)が
どうすればその要素を満たすことができるのかを論じています。
日本の(大)企業サイドからすると、
あまりに考え方がかけ離れていて、衝撃を受ける内容かもしれませんが、
こういった考え方をしていかないと生き残れない、と
いかに危機感を持てるか(特にトップが)がポイントになってくるかと感じま -
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