川上紳一のレビュー一覧

  • ふしぎの森のふしぎ

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    森を形作っている植物、菌類、昆虫、動物たちの驚くべき世界を、美しいイラストレーションとともに柔らかな語り口で伝えてくれる。

    特に興味深かったのは「無言の会話」の章。地面の下で草や木が会話しているということに驚いた。草や木は菌糸を経由してさまざまな物質をやりとりしていて、その物質には栄養だけでなく「情報」を伝える意味もあるそうだ。

    例えば、チョウやガの幼虫に食べられると葉っぱから決まったにおいを出す植物があり、そのにおいはSOSの信号としてヒメバチのもとにとどく。ヒメバチはその幼虫に卵を産みつけ、幼虫は死ぬ。SOS信号によって、ヒメバチと植物のWIN-WINの関係が成り立っている。

    こんな

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    2023年09月10日
  • 図解入門 最新地球史がよくわかる本 [第2版]

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    地球史という地球の構造、地球のしくみ、生物の誕生などを解説している全10章の本である。20世後半から発展した学問の一端がわかる。

    1章 新しい地球観 :プレートテクニクス等による新しい地球の見方
    2章 地球のしくみ :地球の構造、マントル対流など
    3章 太陽系の中の地球 :地球の起源、大気の起源など

    4章 地球の形成・生命の誕生 :地層などからわかること
    5章 大陸地殻のはじまり 

    6章 光合成のはじまりと超大陸の形成 :最近の光合成や真核生物
    7章 原生代後期の地球変動 :氷河期などの問題

    8章 多細胞動物の出現事件 :カンブリア爆発等
    9章 古生代末の生物大量絶滅事件 :P/T境界

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    2012年08月04日
  • 図解入門 最新地球史がよくわかる本 [第2版]

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    ネタバレ

    古地磁気学から大陸が移動したことがわかる。
    6億年前の潮も満ち引きは年26回あった(今は24回)
    月の公転周期が早かった。

    地球は月の引力によって膨れる。月の反対側も膨れる。少しずれているため、月に面した部分は月を引っ張り、月は地球の自転を減速させる作用がある。地球の自転速度は徐々に遅くなり、その分月の角運動量が増える。その結果気道半径が大きくなり、月の公転は遅くなる。
    6億年前は、地球の自転は22時間だった。

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    2022年07月25日
  • 図解入門 最新地球史がよくわかる本 [第2版]

    購入済み

    複雑

    読んで見ました。ちょっと文章が多く絵、図、写真があまり少なかったので解りにくい。

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    2017年09月28日