地球史という地球の構造、地球のしくみ、生物の誕生などを解説している全10章の本である。20世後半から発展した学問の一端がわかる。
1章 新しい地球観 :プレートテクニクス等による新しい地球の見方
2章 地球のしくみ :地球の構造、マントル対流など
3章 太陽系の中の地球 :地球の起源、大気の起源な
...続きを読むど
4章 地球の形成・生命の誕生 :地層などからわかること
5章 大陸地殻のはじまり
6章 光合成のはじまりと超大陸の形成 :最近の光合成や真核生物
7章 原生代後期の地球変動 :氷河期などの問題
8章 多細胞動物の出現事件 :カンブリア爆発等
9章 古生代末の生物大量絶滅事件 :P/T境界の問題
10章 恐竜の時代から人類の時代へ :恐竜の絶滅から哺乳類へ
学問的には、地学と生物の間になるのだろうか。全部覚えるのは難しいが概略だけ知っておく、または辞書的に使うには良い本だと思う。