あらすじ
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地球46億年の謎に満ちた歴史とメカニズムを研究する「地球史」の最新トピックスを図表入りでやさしく解説した入門書です。革命的な地球観の転回をもたらした過去のトピックスとしてプレートテクトニクス革命や恐竜絶滅の天体衝突説を紹介。さらに、太陽系の惑星としての地球の考察、スノーボール・アース仮説、生物多量絶滅の謎解き、最古の生命化石、真核生物の進化プロセス、超大陸パンゲア、カンブリアの大爆発、エディアカラ動物群などの興味深いトピックスや地球史の大事件に着目して、世界の地球科学者達が取り組んでいる最近の地球史研究のホットな話題を掲載。「生命の星」誕生から未来、そして進化の謎をわかりやすく図解しています。
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Posted by ブクログ
地球史という地球の構造、地球のしくみ、生物の誕生などを解説している全10章の本である。20世後半から発展した学問の一端がわかる。
1章 新しい地球観 :プレートテクニクス等による新しい地球の見方
2章 地球のしくみ :地球の構造、マントル対流など
3章 太陽系の中の地球 :地球の起源、大気の起源など
4章 地球の形成・生命の誕生 :地層などからわかること
5章 大陸地殻のはじまり
6章 光合成のはじまりと超大陸の形成 :最近の光合成や真核生物
7章 原生代後期の地球変動 :氷河期などの問題
8章 多細胞動物の出現事件 :カンブリア爆発等
9章 古生代末の生物大量絶滅事件 :P/T境界の問題
10章 恐竜の時代から人類の時代へ :恐竜の絶滅から哺乳類へ
学問的には、地学と生物の間になるのだろうか。全部覚えるのは難しいが概略だけ知っておく、または辞書的に使うには良い本だと思う。
Posted by ブクログ
古地磁気学から大陸が移動したことがわかる。
6億年前の潮も満ち引きは年26回あった(今は24回)
月の公転周期が早かった。
地球は月の引力によって膨れる。月の反対側も膨れる。少しずれているため、月に面した部分は月を引っ張り、月は地球の自転を減速させる作用がある。地球の自転速度は徐々に遅くなり、その分月の角運動量が増える。その結果気道半径が大きくなり、月の公転は遅くなる。
6億年前は、地球の自転は22時間だった。