守月史貴のレビュー一覧
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縁とちぎりとか
知霧(ちぎり)という名前の通りで、ある意味、彼女の強さ・はかなさ・美しさ・潔さみたいなものがこの作品のテーマでもあったのだろうと思います。
呪いを重ねる結果とその結末、何があったかを知ってからようやく改心できた実母や親しい友人の男の子(デスノートっぽいエピソードでもあり)との絆、辛うじて残ったのでしょうか。
1巻の最初に出てきた女の子が専門部署の刑事さんとして再登場したり、その彼女も接触していた「被害者の会」の面々と、リーダー格?らしいパーカーの少年も気になります。
初期の登場人物もかなり再登場してきていて、作者のあとがき共々、かなり良いです。
美術部顧問の教師(婚約済み)が好きな眼鏡っ娘・鳥 -
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単純な復讐譚ではなく
人間の業みたいなものを取り込んだ連作で、心の底から憎んでいる相手の存在を消すための条件と、その代償が非常に苛烈で、いわゆる悪魔との取引以上のものがあります。
実際に魂を代償にするようなエピソードもありましたし。主人公の回想シーンを見る限り、代償が大きすぎる割に、あっさり頼んでいた女の子も少なからずいたようです。
ことの発端自体も首吊り自殺、からですので、主人公もハッピーエンドはハナから無理でしょうし。
それなりのエロ描写のあ多い前半部分と、後半に出てくるメインの娘の連作、ちょっと雰囲気が変わっていて、クチナワという邪神?の意味付けが最後、はっきりついていたのが良かったです。
あとがき等を読むに -
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クビツリが首をつった神社の跡地に建っている花屋さんとの因縁がすごく気になります。しかも、とうとう怨結びをやめようって蛇が言い出すし、どうなるか気になります。
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