高原いちかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【きみが好きだ、航ーーーもうきみのやさしさなしには、生きていけないくらいに……(ヒューバート)】
エロス度★★★★★
ヒューバートと航♡
イギリス人のイケメン魔法使いと失恋した元リーマンの恋物語。
亡き祖母から航がオーナーを任された【カモミール・ハウス】を舞台にし、魔法や動くテディベア、胃袋満たす数々の美味しい料理などファンタジー&飯テロ溢れた恋がたまらなかった。
ヒューバートと航の情熱的で熱々なLOVEも素晴らしかったけれど、ヒューバートの心と体に刻まれた炎へのトラウマを癒す航の想いと失恋で傷ついた航の心を塗り替えるヒューバートのお互いに及ぼす浄化、全てを欲しがり明け渡す -
購入済み
優しいお話
傷心し傷ついた航と
トラウマ持ちの魔法使いヒューバートの
カップル。
恋愛模様とカモミールハウスの
再生と同時進行していくのも
読んでいて楽しかったです。
途中で出てくる幼なじみの
「ひこ」も可愛かったです。 -
購入済み
ほのぼの素敵なstory
失恋の疵を負った受け様
家族を失った疵を負う攻め様
屋敷の再生と心の再生が
魔法を交えて成っていく
ハートフルなstoryでした。
亡き母や子どもの頃大切にしていた
ぬいぐるみを思いだし
涙がとまらなくなりました。
古い屋敷の再生には
その心と寄り添っていかなくては
と、いうところ
愛し愛された曾祖父母、祖母の
優しい記憶、
そういったものが
生きるすべてに染み渡っているようで
物語が温かく心地良く感じられます。
攻め様が完璧なスパダリではなく
弱さ、脆さも合わせもっていたところも
深さ、温かさを増してくれています。
ヒコも、良い味だし -
購入済み
チョコが食べたくなる
お互いに想い合い
ただただ、感情に任せず
考えて行動する二人に好感が持てました。
ショコラの歴史も分かり
チョコが食べたくなるお話でした。
子供たちも可愛かったです。 -
Posted by ブクログ
初めて読む作家さんで、最初はほぼ表紙買いだったんだけど、中身の濃厚さに脱帽。
笑いの欠片もないどシリアスな3兄弟の泥々三つ巴。すごい力のある作家さんに出会ってしまった…。
次男に目が見えないという設定を持ってきたのは大正解な気がする。辛くても兄から離れられない、枷があるから逃げられないんだと思い込ませてるけど、実は違うよね。本当は本能的に兄と離れられないだけなんだけど、目に見える枷を理由に、一途な弟に謝りながら彼も手放せない。哀れで被虐的で、なんという雌なんでしょう、次男。たまりません。
エロも素晴らしくて、中でもなかなかお目にかかれない◯輪挿しがあるとは…!全私が感涙…!
総じて濃厚な -
購入済み
いい!
お兄ちゃんの鬼畜っぷり最高でした。
義弟の執着っぷりも大好物。
受けは『いかにも受けです』って感じで、イヤイヤ言いながらのビッチっぷりには天晴れでした。
三人三様、みんな違ってみんないい!
あっという間に読めちゃいました。 -
ネタバレ 購入済み
◎
主人公への長男の家畜かつ執着ぶりが最高でした。
執着心がつよい(行きすぎ)作品がお好きな方にはよいのではないでしょうか?
時々んっ...と躓くようなテンポのところはありますが比較的読みやすかったです。
主人公が可哀想...かと思いきやまさかのビッチ展開。からの2輪刺し3P。
めっちゃ萌えました。 -
Posted by ブクログ
実の兄(三十代前半くらい)×弟(28歳)=主人公
義理の弟(25歳)×主人公
の、3P。
実の兄は鬼畜系執着眼鏡攻め。
主人公は病気により半盲。
義理の弟は破天荒だけど頼れる年下攻め。
実の兄弟ものと3Pものが好きなので題材としては最高に良かったのですが、兄が主人公に憎まれる立場で完全に悪役っぽいのがどうも好みと外れてしまう。
盲目の主人公、隔離された山の中の洋館、謎に包まれた画家の過去、兄弟の確執等々とても魅力的な題材でしたが、個人的に攻め二人のキャラが好きになれずあと一歩ハマりきれなかったです。
Hシーンが豊富で読みごたえがあった。
擬音の多い地の文と時代がかった台詞回しが少し気になりまし -
Posted by ブクログ
リンクスフェアの小冊子が欲しかったので、対象作品の中から歴史ファンタジーというジャンルと表紙イラストに惹かれて購入。
これがデビュー作の作家さんだったんですね。これからが楽しみです。
清王朝をベースにした架空の王宮ものですが歴史好きな人も違和感無く読めると思います。
BLの王道を押さえつつも、最後に獅心が玲紀に言った玲紀の性格批判ともとれる発言が、結構BLの受けにありがちなことなので獅心がバッサリと言ってくれてスッとしました(笑)(それでも愛してる、というところは外してませんのでご安心を…)
5歳年下の執着攻め(皇太子)×不幸体質の美人受け。
ページが許せば幸せな後日談ももう少し読んでみたかっ