豊田義博のレビュー一覧

  • 就活エリートの迷走

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    リクルートの方が書いているのは皮肉に感じるが、内容はおおむね(良い意味で)普通。変な煽りに終始せず、地に足がついている

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    2014年02月19日
  • 就活エリートの迷走

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    「みなさんご存知の通り「就活」ってなんかおかしいよねー、それはねー…」という解説本。真面目な人が会社入ってから違和感を感じるケースが多いのは、変に「やりたいこと」とか「キャリアプラン」なんかを考えちゃうからということのが著者の主張。

    まあそんなことはさておき、リクルート出身の人が「リクルートがこういう風潮を作ったと言われるが、自分は違う!少なくともそんなつもりではなかった!」という弁解をするのは何かの流行りなんだろうか、というくらいよく見る。

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    2012年06月10日
  • 就活エリートの迷走

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     内容は、自分の中で腑に落ちた言い方をすれば「たこつぼを獲得することが目的になってしまい、そこから抜け出せない学生」についての本だった。しかし起きている問題に対しる著者の提示する対策はあまりに「たこつぼ的」だった。
     内容をきちんと言葉に言葉に落とそうとしたら、次のようになった。1997年に就職協定が廃止された。それにより就職活動の解禁日が無くなり学生と企業の就職・採用活動のあり方が折角多様化し始めたのに、2004年に経団連の倫理憲章に「学生生活中に面接等を実施するのはけしからん」という内容の一文が記載されたた。そのため就職活動が再び硬直化した。それによって「就活」という体系化された試練を乗り

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    2011年11月05日
  • 就活エリートの迷走

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    なんとも評価の難しい。指摘している問題点はよくわかる。
    日本の教育は働いて、生きていくためのものではないんだよね。日本の大学は、学府ではない。学びと働くこととの断絶、歪み。それが産む就活エリートの悲劇。
    二社目になった今、やりたいことがないならやるなという人もいる出版という仕事でなにができるかとは考えてしまう。けど、学生のときから「やりたいことはなんですか?」って質問には、いつかやらせてくれんのかよってずっと思いながら受け答えしてた。はっきりとはわかりません、ってのが、答える側も、採る側も本音だと今なら思う。就活の違和感を説明してくれる本。

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    2011年07月05日
  • 就活エリートの迷走

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    表題どおり就活エリート、いわゆる勝ち組に着目した内容だけど、「就活」の構造的問題をよく捉えていると思う。数年前に自分も経験したことだけに、うなづける箇所も多い。また、採用活動の早期化を防ぐための自粛要請が、かえって一極集中と早期化を助長しているなど、気がつかなかった指摘もあり興味深かった。

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    2011年04月05日