遠藤浅蜊のレビュー一覧
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あくまでこれから始まる三部作の序章という位置づけの作品。
limitedの前編のような印象だが、あのような剣呑さは無く、まだほのぼのとしている。
しかし、今回は出てくる魔法少女達のプロフィールが、これまでの作品の読者であればどこか心当たりのある人ばかりで非常に面白い。
ほぼ全員が中学生であるからこそ、limitedでも見られたようなグループごとの閉鎖的な人間関係にリアリティがあり、そのような中でも仲を深めたいと思うテティの初々しい真面目で純粋な性格に好感が持てる。
プロフィール欄には登場しない魔法少女達の暗躍や時たま立ち上る過去に物語から退場していった魔法少女たちの陽炎、そしてまさかの本編登場 -
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数万人に1人の割合で、本物の魔法少女になれる
ソーシャルゲーム。
しかし本物の魔法少女が過多になってきたので
淘汰する、と言われる。
人への善行で集まったキャンディーの数を競う。
シンプルなルールだと思っていたら…な状態。
え、これは某魔法少女になってください系かと思いきや
そうではく、次々とその方向へと導かれていく彼女達。
二人一組あり、チームあり、一人になっちゃったあり。
かかっているのは命なのだから、それはもう…すごい。
死闘を重ねているわ、寿命引換の道具は出てくるわ。
怪しげな雰囲気なのもいるし、一体誰がどうするのか。
驚きの正体だった彼女が、一番怖いですが。
今までの言動について -
Posted by ブクログ
アニメ化もされ勢いにのってる魔法少女育成計画の最新刊。
「だれとでも仲良くなれる」魔法を使い「すべての魔法少女とお友達になる」プク・プックの野望の全貌が暴かれます。
敵味方さまざまな魔法少女が入り乱れ利権と愛憎と思惑が絡み、話の筋がかなり複雑になっています。
戦闘面は一対一より集団戦に比重がおかれていますが、固有の魔法を使った抜け駆け出し抜き不意打ちで、「まさかここで!?」と唸る場所で意外なキャラが脱落していくシビアさは健在。
今巻のラスボスプク・プックはシリーズ通してもトップレベルのキチ(略)で頭がおかしい。良い意味で感傷に傾きずドライな描写でテンポよくさくさく進む。視点の切り替えが頻繁なの -
Posted by ブクログ
このわずか266頁の中には、16人の魔法少女+ゲームの仕掛け人であるマスターの少女1人による魔法少女殺し合いっこがギューッと濃縮還元されている。前半と後半に分けられていて、こちら前半ではそれぞれのキャラクターの個性を見せている。しかし、作者の描き方は相変わらずで、期待通りにぽんぽん死んでいく。好みのキャラができてもすぐに殺してくれる。まほいくシリーズを読むと、毎回、現実世界でも確かに人は死ぬ時は呆気なく一瞬だよなあと、考えさせられてしまう。というか、あとがきがマスターと被る。
後半は前作の主人公だったスノーホワイトが、いよいよ殺し合いっこさせてる悪いマスターを倒しに来てくれる所からスタートする -
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JOKERSに引き続き今回はACES。
うさんくせえなあと思った彼女はやっぱりうさんくさかったけど、一体魔法の国はどんな状況にあるっていうのか。そしてスノーホワイトはどう関わっていくことになるのか。「出会い編」に続きはあるのか。うーむ続きが気になります。ダークキューティー好きだ。
カラーページで見たときは「なんて不穏な…」と思った鎧さんがまさかの癒し系でシャドウゲールといっしょに今巻のほのぼの枠を担っておりましたが、今後どうなるかなあ…心配だなあ…。
そしてアニメ化ー!おめでとうございますおめでとうございます。
「魔法少女バトルロワイヤルもの」としては白眉の出来のこのシリーズ、ぜひぜひ丁寧にや -
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