ケビン・メイニーのレビュー一覧

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    鈴木敏文さんが絶賛されていたので、ちょいと読んでみた。
    上質を取るか手軽さを取るか…。
    愛されるか必要とされるか…。
    当たり前のことなんだけど、なかなかできないんだよね。
    紹介されている企業の中で、テスラを絶賛していたが、今は苦境に立たされている。
    なかなか難しいもんです。

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    2018年09月01日
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    心を鬼にして上質さとどちらかひとつに賭けようとする者は、煮え切らないものよりも大きな成果を手にする。

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    2016年02月27日
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    様々な会社の例を取り、上質と手軽さを比較。真ん中をとるとヒットしない、確かに。個人的思い込みがある感じもするが、様々な比較対象がうまい。

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    2015年12月23日
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    高給路線で行くか、手軽な安価路線で行くか。上質を取るか、手軽で行くか。
    中途半端は成功しない。
    ビジネス業界の豊富な事例でわかりやすく説明してくれる。
    上質を極めた企業は手軽を、手軽を極めた企業は上質を求めてしまい、中途半端になって失敗してしまうところが面白い。ティファニーやCOACHなど。
    iPhoneがどのような路線をとっていくか気になるところ。

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    2014年10月12日
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    上質と手軽の2軸のグラフ上のポジショニング
     上質=経験+オーラ+個性
     手軽=入手しやすさ、使いやすさ、安さ
    ・テクノロジーの進歩(開発期間中に上質さと手軽の基準が上がる)
    ・評価は時間とともに変わる。より上質な競争相手、より手軽な競争相手が発生する。
    ・同じ商品でもどちらを重視するかは顧客層ごとに変わる。(上質と手軽はセグメントごとに考えなくてはならない)(基準は消費者が判断する)
    ・新しいテクノロジーは不毛地点に産まれる。商品開発で明確な方向性を持つ必要がある。
    ・この概念は個人にも適用できる。スペシャリストになるか、身近で頼られる人になるか。
    ・「ドリルを買う人はドリルそのものを求めて

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    2014年09月21日
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    ネタバレ

    スタバがそのへんにない頃、スタバは特別な場所(上質)だった。値段が高くても、あのマークを持って都会を歩くのがステイタスだった。けれど、今やスーパーにも入っている。オーラがないのに、高い。(上質でもないし、コンビニ珈琲の価格と比べて手軽でもない)ということで、売り上げが落ちているのは当然、という話。

    手軽さと上質さ。
    どちらかでトップをとれば、うまくいく。
    手軽さ(上質さ)でライバルがいるときは、上質さ(手軽さ)を少しプラスする。

    両方を追い求めると、一時のティファニーや、スタバのように(その他失敗して「不毛地帯」に入ってしまった多くのもの)のようになる。

    この考えは、個人にも、国家にもあ

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    2014年08月05日
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    なるほどねぇ…と頷くこと多し。とはいうものの、本書の言うような上質と手軽さを追求するだけでビジネスが成り立つのならば判断は楽なのだと思うが、そう簡単に行かないのが現実。上手い落としどころを、いかにして見つけることができるか、そこが一番知りたいと思った。ただ、こういった判断基準を次善に持っているのと持っていないのとでは対応は違ってくると思うので、そういう意味では非常に参考になった。

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    2013年11月23日
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    Trade-Off: Why Some Things Catch On, and Others Don't
    Kevin Maney

    「上質をとるか、手軽をとるか」 どちらか一つに賭ける。

     スターバックス 上質⇒+手軽さ(価格維持・店舗数増加→店舗の質低下)=失墜
     ティファニー  上質⇒+手軽さ(低価格)=失墜⇒価格を戻し、修復。

     上質さで互角なら(上質な競争市場でわずか劣っていても)、人は最も手軽なものを求める。
     差がわずかなら、最も安いものを求める。

     テクノロジーの進化で、上質、手軽さの両方の水準が向上している。

     何もかも上質を選択しても、わずかな差なら、手

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    2013年01月23日
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    生き残りと差別化を求められる現在のビジネス。「上質と手軽さの両立という幻影を追わず、いずれかの頂点を目指せ。」が骨子。トレードオフの曲線自体をシフトするような力を生み出すには?

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    2012年09月23日
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    本書の内容は、「手軽」か「上質」かのどちらかを極めないと成功には至らない。また、テクノロジー(イノベーション)により、「手軽」と「上質」の領域は絶えず変化してしまうことにも留意する必要があるといったもの。

    事例豊富にさまざま書いているが、本書の序段だけで、本書の述べんとするところは分かる。
    50ページくらいからほぼ事例の紹介となっており、ほとんど新しい情報は出てこなかったため、読んでいて疲れた。とはいえ、興味深い説を主張しており、事例についてはこの説をきれいに展開して説明している。

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    2012年09月19日