ケビン・メイニーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上質と手軽の2軸のグラフ上のポジショニング
上質=経験+オーラ+個性
手軽=入手しやすさ、使いやすさ、安さ
・テクノロジーの進歩(開発期間中に上質さと手軽の基準が上がる)
・評価は時間とともに変わる。より上質な競争相手、より手軽な競争相手が発生する。
・同じ商品でもどちらを重視するかは顧客層ごとに変わる。(上質と手軽はセグメントごとに考えなくてはならない)(基準は消費者が判断する)
・新しいテクノロジーは不毛地点に産まれる。商品開発で明確な方向性を持つ必要がある。
・この概念は個人にも適用できる。スペシャリストになるか、身近で頼られる人になるか。
・「ドリルを買う人はドリルそのものを求めて -
Posted by ブクログ
ネタバレスタバがそのへんにない頃、スタバは特別な場所(上質)だった。値段が高くても、あのマークを持って都会を歩くのがステイタスだった。けれど、今やスーパーにも入っている。オーラがないのに、高い。(上質でもないし、コンビニ珈琲の価格と比べて手軽でもない)ということで、売り上げが落ちているのは当然、という話。
手軽さと上質さ。
どちらかでトップをとれば、うまくいく。
手軽さ(上質さ)でライバルがいるときは、上質さ(手軽さ)を少しプラスする。
両方を追い求めると、一時のティファニーや、スタバのように(その他失敗して「不毛地帯」に入ってしまった多くのもの)のようになる。
この考えは、個人にも、国家にもあ -
Posted by ブクログ
Trade-Off: Why Some Things Catch On, and Others Don't
Kevin Maney
「上質をとるか、手軽をとるか」 どちらか一つに賭ける。
スターバックス 上質⇒+手軽さ(価格維持・店舗数増加→店舗の質低下)=失墜
ティファニー 上質⇒+手軽さ(低価格)=失墜⇒価格を戻し、修復。
上質さで互角なら(上質な競争市場でわずか劣っていても)、人は最も手軽なものを求める。
差がわずかなら、最も安いものを求める。
テクノロジーの進化で、上質、手軽さの両方の水準が向上している。
何もかも上質を選択しても、わずかな差なら、手