河原れんのレビュー一覧

  • ナインデイズ 岩手県災害対策本部の闘い

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    2014-21
    そろそろあれから3年。
    去年、実際に被災地にも行ったけど、あんな悲惨な状況で、何から手をつけていいかもわからない状況で、被災者のために奮闘するのは大変だっただろう。
    いつか起こるもしもに備えなきゃね。

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    2014年02月10日
  • ナインデイズ 岩手県災害対策本部の闘い

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    東日本大震災から三年目を迎えた。この作品は、あの未曾有の被害をもたらした大災害時に岩手県災害対策本部で一人でも多くの命を救うために奮闘した人々のノンフィクション小説である。

    忘れてはいけないあの日の事を今一度、胸に強く刻むためにも、読んでみるべき作品である。

    読みながら、当時の事を鮮明に思い出した。あの時、一番困ったのは情報が途絶えた事だ。デマや噂に踊らされ、何が真実なのか、自分で確かめるしかなかった。そんな時、Twitterを始め、多くの方に助けられた。大災害時に一番必要なものは正確な情報であると思う。

    本書にも描かれているように大地震の直後に携帯電話のワンセグで見た宮古が津波に襲われ

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    2014年02月01日
  • 瞬

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    映画観る前に読んでよかった。読みやすい。
    心の揺れやPTSDについて細かく描写されててひきこまれる。
    北川景子も岡田将生もぴったり。

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    2010年06月20日
  • 聖なる怪物たち

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    ネタバレ

    途中まではどうなる?
    誰が?などなど
    非常に面白かった。
    しかし、途中から
    「子供の事を思えば
    そっとしておいてあげれば良いのに」
    「子供を持てずに苦しみ抜いた人の
    気持ちをもっと汲んであげれば良いのに」
    等々犯人や犯行を許せない若い医師に対して
    妥協も必要だよ~という気持ちに傾いてきてしまった。

    結局は全てが闇の中で
    皆今有る目の前の道を進んでいく・・・
    映画にし易そうな内容だった。

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    2016年11月28日
  • 女優堕ち

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    「女優堕ち」とは女優が堕ちていくのではなく、「女優に堕ちていく」という意。
    旅役者一座に育ち、特に美人でもない少女が女優となる。
    女優の半生記が淡々と描かれ、面白かった。

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    2016年06月10日
  • 瞬

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    失うのは本当に本当ーに怖い。
    最後に出雲が出てくるあたりパワースポットブームを感じるが
    事故の描写は怖い…。

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    2015年04月05日
  • 聖なる怪物たち

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    若手の外科医師である健吾は、ある日の当直で飛び込みの産気づいた患者を診ることになる。子供は無事助けたが、母親は無くなってしまう。
    しかしこの出産劇には、さまざまな陰謀があった。代理出産をめぐるミステリー作品。

    様々な登場人物たちのそれぞれの心の葛藤が描かれていて、とても繊細な作品だった。善と悪のバランスがグラグラと揺れ動き、少しだけ許した悪が、とても大きな悪になってしまう。

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    2013年10月21日
  • 聖なる怪物たち

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    お話としては真相が明かされる面白さがあるのだけれど、冒頭の「私は、だまされていたんです。」が主要な登場人物の誰にも当てはまり、それだけにスッキリしない感がある。また、章ごとに3人の視点の一つで話が進められるが、視点の転換に素直についていけないところがあった。
    12-110

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    2012年09月11日
  • 聖なる怪物たち

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    あまり評価がよくないですね。私は楽しめました。

    「代理出産」

    日本では認められていない。
    お子さんに恵まれない人にとっては、大きな壁。

    何としてでも自分の子供を手に入れたい圭子の気持ちはよくわかる。

    ストーリーとしてはもうひとつか。そのへんで評価が低いのかな。

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    2012年03月10日
  • 瞬

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    静かに静かに迫ってくる。
    真実を知るときが。
    自分の足で歩き出す瞬間が。

    主人公いずみと一緒に、失った記憶を求めて歩く。
    ときが迫ってくる。

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    2012年01月04日
  • 瞬

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    同乗したバイクで事故に遭い、恋人を亡くした主人公、泉美。
    彼はいなくなり、そして自分自身は"今"生きている。
    目の前で恋人を亡くしたショックで、
    事故当時の記憶をどうしても思い出すことが出来ない彼女が
    空白の時間を取り戻し、事実と向き合っていくストーリー。

    トレイラーや作品紹介を読めば、
    決して物理的なハッピーエンドにはならないだろう、、と
    誰でも予想は出来るけれども、
    事実に迫るたび、主人公が感じる動悸や恐怖を同じくして感じ、
    胸が苦しくなる1冊。


    冒頭から、既に彼女は恋人を失っている設定から始まり、
    "今"と、"過去"を行き

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    2011年01月13日
  • 瞬

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    大切な人が自分を守った事により死んでしまったらどうするだろう。
    今まで会えてたのに、会えなくなったらどうやって生きて行けばいいんだろう。
    自分だったらどうするだろう…。
    大切な人がいるだけに、自分の事の様に読んでしまい、胸が締め付けられました。
    多分あたしだったら現実を受け入れられずに誤魔化して生きて行くと思う。
    本当は、辛い事に向き合う事で強くなれるんだろうけど…。
    映画も見てみたい!

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    2010年12月24日
  • 瞬

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    淳のように強くなりたいと思った。
    淳のように大切な人を守れたらいいなと思った。

    悲しい話ですが、愛しい話でもあります。

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    2010年08月22日
  • 瞬

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    本のゴールがハッキリしていたので読みながらイイ感じで引き込まれた。ラストはもう少し盛り上がりがあるかと期待したけど、そーでもなかったかな。

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    2010年06月07日
  • 瞬

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    私は結婚してて大切な人がいるから。その人を失うことが怖い。居なくなって初めて気づくことってあるんだろうな。日常も、見える景色も違ってくるんだろうな。ってことを考えた本。ジワジワ来たが、クライマックスがボンヤリしてて肩透かし。

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    2010年05月29日
  • 瞬

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    解説にも書いてあるように、相手が最初から死んでいる話はあんまりないと思う。

    泉水がなくしてしまった淳ちゃんとの最期の10分間の記憶を取り戻すまでの再生の物語。

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    2010年05月22日
  • 瞬

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    付き合ってた彼氏彼女が小説の終盤で病気で亡くなるとかは多いけど亡くなってからのお話というのは新鮮だった。

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    2023年10月13日
  • 聖なる怪物たち

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    ドラマ見てたなぁと思いながら読みました。

    出てくる人みんな自分勝手というか。一部分だけ取り出してみれば正義でも、それは本当に正義と言えるのか?!人のためとか言いながら、それは自分のためかもしれない…。

    サクサクと読めたけど、後半は説明っぽい記述が多くてクドく感じてしまった。

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    2019年04月02日
  • 聖なる怪物たち

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    登場人物全てがそれぞれの立場で狂気じみている。読んでいくうちに、それは誰しもが抱えているものであることに気づいた。良心と保身の間に誰もが揺れ、護るべきもののために嘘を嘘で塗り固め後戻りできなくなる。そんな人間の部分をありありと見せつけられた。

    作品として後味がいいとは言えないが、この終わり方は好き。

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    2017年10月17日
  • 女優堕ち

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    昔っから、演劇関連の小説はなんとなく手に取りたくなってしまう。

    自分が知らない世界のリアルが見たい、からかも。
    だったらノンフィクションを読むべきなんだけど。
    やっぱりなんとなくで好きなんだと思う。

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    2016年06月21日