冷泉彰彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人と人との間に生まれる見えない「空気」。日本独特のこの「空気」というものがなぜ生まれるのか、これが現代の日本人のリレーシップやコミュニケーションにどう影響し、されているのかを解説した本。
特に最近よく「KY」などという言葉が使われるけれど、日本人ほど空気という見えないものを人との関係であったりコミュニケーションをとることにおいて重要視している人種はないだろう。この空気の傾向がどう変化し、歪んでしまっているのか、現代のコミュニケーションについての課題に、色々な局面から分析しているのがとても興味深い。
ただし、ところどころに入る会話のサンプルが、実際に起きたものではなく、想定できるものが使われていることから、なんとなく現実味がなく、単に筆者がすでにもっている議論に持っていこうとしている、と感じる箇所がいくつかあった。
実際にあるものではなく、「空気」について議論するのは難しいとは思うけれど、もう少し実際の何かをベースに議論されていると、説得力があったのでは。 -
購入済み
定量性にかける
内容については様々な方が述べているので割愛.
著者の述べている内容については理解はできるが,いずれも著者自身の感覚に基づいた意見であるため,説得力に欠けるという印象.
みのもんたや小泉純一郎を例として取り上げ,コードスイッチを用いた話法は聴衆を引きつけるとのことを述べているが,
具体的な値を示したうえでコードスイッチの効果について定量的に述べる必要があると感じた.
これでは,内容の多くが著者の頭の中の世界の域を出ないと感じた.
他人にお勧めできる本ではない.