深見弾のレビュー一覧

  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    ソ連領内に訪れ、そして去ったエイリアンが作り出した領域“ゾーン”。
    様々な技術や機械が眠るこの場所はソ連の一大研究目標であって、そして宝の山でもあった。
    様々な人間がその“ゾーン”へ侵入し一攫千金を狙う!
    つまり最近のゲームでよくある、「危険な領域に入ってお宝を奪取して逃げよう!」という世界観の元ネタ。シンプルに話が面白すぎる
    科学とオカルトと銃と…ソ連!

    0
    2026年10月04日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こういうタイプの「未知との遭遇」は好みだった。遭遇のシーンを描くのではなくて、人々の変化について事細かに記している。
    「来訪」から20年経過しても何も分かっていない点がリアルでよかった。地球人の頭脳では説明できないことが、宇宙にはあるかもしれない。地球で我が物顔で生きている人間が、宇宙の高度な文明の存在に気づいたらどうなるだろうというのが、なんとなく想像できて恐ろしくなった。そしてそれが面白い。
    間近でゾーンによる影響を見ている人の危機感が、すごく伝わってくる。その危機感は周囲にはうまく伝わらないものだ。心の中ではみんな不安を抱えているのに、あまり表に出さず日常を続けようとするところが人間らしい。
    人間の心理、特に子どもに対する苦悩は愛情が根底にあるのがよかったし、私腹を肥やすことしか考えない人間が多いなかでも、主人公レッドの善の部分が人類の最後の希望のように感じた。

    0
    2026年05月08日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    アンドレイ・タルコフスキー監督の映画『ストーカー』や、ウクライナのGSC Game Worldが開発したFPSゲーム『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズ(こちらは厳密には原作とは違うかも)で知られるアルカジイ&ボリス・ストルガツキー兄弟によるSF作品。

    宇宙から来訪した何者かにより変貌したゾーンと呼ばれる地域。変貌したゾーンを人類は隔離するが、ゾーンに不法侵入し、残された遺物を高値で売りさばくストーカーという存在がいて……

    という物語。
    まずこの設定が今読んでも全然古臭さを感じなくて、とても惹かれた。
    最近だと『裏世界ピクニック』(『ストーカー』の原題が『路傍のピクニック』だからこれはモロにそこから持ってきてますという目配せでもあるか)『全滅領域(アナイアレイション)』なんかは正にこのゾーンだなぁ、なんて思った。
    タルコフスキーの映画も勿論傑作で大好きな作品の一つではあるのだが、原作のほうがよりSF的な面白さとジャンル的なメリハリがあって個人的には好み。正直、映画の印象が強いから哲学的でわけがわからないモノが出てくるかも……と構えていたから、結構ビックリした。めちゃくちゃ読みやすいし面白い。
    そして本作は来訪者という存在が示す通り、異星人来訪モノ、ファーストコンタクトモノなのなので人類が感知出来ない異常さ、怖さのようなものもある。
    ゾーン内で異常な出来事に見舞われて命を落としてしまうメンバーや、ゾーンの影響で口を利けなくなり話せなくなる娘など、異常を前に何かができるわけでもなく、立ち尽くすしかなくなる。そういった様は理不尽で恐ろしくなった。

    久々にタルコフスキーの映画版も観たくなった。
    それとストルガツキー兄弟が書いたボツシナリオの『願望機』を復刊してくれないかな。

    0
    2025年03月09日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    ロシアの作家で兄アルカジイと弟ボリスのストルガツキー兄弟によるSFで、タルコフスキー監督による映画『S.T.A.L.K.E.R』の原作。

    ストーカーという言葉は、ニュースで耳にする他人につきまとう迷惑な異常者のことではありません。地球外生命体が訪れて立ち去った、ゾーンという立ち入り禁止エリアに入り込み、そのとき来訪者が残して行った痕跡(お宝)を盗み出すことを生業とする、いわばトレジャーハンターのような人たちのことです。タイトルで敬遠していましたが、いい意味で想像を裏切られました。

    あらすじ:
    地球上に突然現れた「ゾーン」。そこは、宇宙からの訪問者が何らかの理由で立ち寄った場所で、重力異常や見えないトラップが点在する危険な領域になっていた。しかし、ゾーンの中には、異星人が残した不可思議な物体があり、それらは高値で取り引きされることから、ストーカーと呼ばれる向こう見ずによるゾーン内への違法侵入が絶えなかった。そんなストーカーの1人”赤毛(レッド)”ことレドリック・シュハルトは、政府の監視やゾーンの危険をかいくぐりながら、違法探索を続けていきます。そんなある日、一緒にゾーンに侵入した〈禿鷹〉バーブリッジから、どんなことでも叶えてくれる〈黄金の玉〉の話しを聞かされて……。

    と、地球外生命体との接触ではなく、残された遺物にまつわる話しになっており、いわゆるファーストコンタクトものではないです。むしろホラーと言った方があっているかもしれない。しかし、序章と4章で構成された本書は、後半になるほど読み応えが増して面白かったです。特に3章でワレンチン博士による、異星人の目的とかゾーンの謎についての考察や、4章での〈黄金の玉〉を取りに行く話しがスリルがあって良かったです。謎に関しては、哲学的ですが楽しめました。

    それにしても、作中で”タバコ”の出現ワード数が60回もある(他に葉巻が7回、パイプが2回)。禁煙を始めて間もない人は、この本を読むと挫折する危険があるので注意が必要ですね。自分は卒煙してるので、吸いたいとは思いませんが、火をつけるタイミングなんかは実に上手く書けており、妙に共感できて面白かったです。

    0
    2025年02月16日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    アンドレイ・タルコフスキーの「ストーカー」の原作となった作品です。元の題名は「路傍のピクニック」でタルコフスキーの映画が,SFを元に哲学しているのに比べ,こちらはもっとSF的な色合いが強い作品になっています。どちらも面白いので,「ストーカー」ファンにもオススメです。

    0
    2018年03月04日
  • 泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕

    Posted by ブクログ

     もう長いこと「泰平ヨン」だったから、変な名前だけどそういうものと受け入れていたが、これは最初の訳者・袋一平が、主人公の名前 Ijon Tichy をそのように訳したのが始まり。Tichyはロシア語の「静かな」を舌足らずにしたような感じらしく、苗字を「泰平」にして、名前のイヨン Ijon をヨンと表記したのだという。ニール・アームストロングが「腕強ニール」になるという感じか。泰平ヨンは『航星日記』、『回想記』のシリーズのあと、この中編『未来学会議』と長編『現場検証』、『地には平和を』で主人公として登場する、ピルクスと並ぶレムの重要登場人物である。
     今回ヨンは宇宙飛行士ではない。タラントガ教授の依頼で第八回世界未来学会議のためにコスタリカに来ているのだ。そこでテロが起こり、鎮圧のために軍が投下した精神活性物質を吸って、ヨンたちは幻覚にみまわれて何が現実かわからなくなってしまう。軍のヘリコプターに救出されたかと思うと炸裂音。入院して、少女の体に脳が移植されている。しかしどうもそれは幻覚らしくて、多量の幻覚剤を吸って精神に異常をきたした見込みのない患者は未来での治療に希望を託してガラス化の処置。
     そう『大失敗』にも出てきた冷凍冬眠技術である。ガラス化。
     目が覚めてみるとそこは未来。2039年。精神活性薬物によって精神をコントロールする精神化学文明のユートピア。泰平ヨンシリーズは基本的には風刺小説であって、このユートピアが徹底的に戯画的に描かれ、あまりのばかばかしさに苦笑しているうちに当然のことながらユートピアはディストピアの本性を現すという展開になる。
     本書が出てから三十余年、レムの描いた精神化学文明はネット社会という形で一部実現したかもしれない。他方、何が入っているかもわからない中国製の薬物に手を出して、他人を傷つけてしまう世の中なんてレムの予想を超えてしまったかもしれない。

     早川書房のレム復刊は多少進んでいたが、本書はむしろ映画『コングレス未来会議』の公開への便乗だ。1984年に集英社から故・深見弾訳で刊行されたものの訳文に大野典宏が手を入れて復刊したものである。映画のほうは2013年に公開されたのに日本公開が2015年となっている。泰平ヨンは出てこないのに本書の理念を忠実に映画化したものだとか。

    1
    2016年02月26日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    そこで終わるな!この暗さがいいファーストコンタクト物
    表紙   6点映画のフイルム
    展開   6点1972年著作
    文章   6点
    内容 750点
    合計 768点

    0
    2015年09月01日
  • 泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕

    Posted by ブクログ

     「ソラリス」の作者レムには泰平ヨンが主人公のシリーズがある。「泰平ヨン」とかいうダジャレ的なセンスが嫌いだった。「泰平」という字面は今も嫌いだ。そんな偏見で、こんなに面白い本を読まずにいたわけだ。
     主人公の泰平ヨンはコスタリカで開かれる未来学会議に参加する。その会議のテーマは、破滅的に人口激増した世界とその増加の阻止だ。この人口増加による危機というやつは、原著が書かれた頃(1971年刊)には良く言われたものだったように思う。近頃なら地球温暖化になるのだろう。さて、ヨンが会議に参加する理由がよく分らないというのっけからカオスが突っ走るが、テロ事件が起きてあっと言う間に氾濫する。軍部の出動、薬物爆弾という問題外の鎮圧戦術でヨンはメロメロ。ひっちゃかめっちゃかの挙句に冷凍保存され、未来で解凍される。未来は薬物まみれ、現実崩壊大パレードの、キ印世界。この途方もない阿呆くさい出鱈目の描写がこの小説のキモだ。
     この未来世界は言葉が変化して、言葉遊びの悪ふざけが度を越したようになっている。野生の鳥や動物は姿を消してしまった。再生医療が発達して、死体も蘇生可能になった。全面軍縮が達成されている。コンピュータとロボットが社会の至るところに進出しているが、知性という内面的自由を持ったコンピュータたちは考えられうる限りの逸脱をしている。要するに仕事をしない。そして何より、この未来世界では精神化学が鍵となっており、ありとあらゆる状況に適した薬物(薬名のダジャレが物凄い)を適切に服用することで人々は幸福な社会生活を営んでいる。ように見える。しかし、実のところは……と、暗鬱というよりはスラップスティック、不安感というよりは猛烈な空転感がぶちまけられ、引っくり返って、思ってた通りのオチになる。まあオチは、一応つけときましたくらいの感じだ。
     この小説は、薬づけの社会という現実批判を通り越して、どうやら読むドラッグに近い。ここで体験できるのは薬物による全体主義的社会という、肌が粟立つ幻覚だ。ブラックユーモアなどというお行儀のいいものではない。意地悪になってニヤニヤしながら読むべき小説だ。傑作。

    1
    2015年08月05日
  • 泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕

    Posted by ブクログ

    コスタリカで開催される未来学会議に参加した泰平ヨンはテロ事件に巻き込まれ………。

    ドラッグに満ちた未来世界を描きつつ、その世界を何度もひっくり返すことでディストピアっぷりを露わにしていく手際が鮮やか。他の作品同様、人間の "認識"や"知性"の限界というモチーフが見え隠れするのもレムらしい。
    それにしても詰め込まれた膨大な量の言葉遊びには圧倒される。訳すの大変だったろうな。

    1
    2015年05月24日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    2007年に発売されたウクライナ製PCゲーム「S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl」の大型MOD「Lost Alpha」のプレイをきっかけに本作の存在を知り、読んでみました。
    ゲームと本作ではストーリー自体がそもそも異なりますが、本作を元にした要素がそこかしこに見られ、ニヤリとさせられます。

    ゲームと切り離し、一つの小説として見ても、月並みな感想ではありますがとても面白い。
    派手なアクションはありませんが、「ゾーン」という極限状態の中で、人は何を考えるのか、どんな行動を起こすのかが、「ストーカー」レドリック・シュハルトを始めとした登場人物の口や行動から描写され、読む者を引き込ませます。

    機会があれば、映画版『ストーカー』と、同映画のもう一つのシナリオとも言うべき、ストルガツキー著『願望機』も目にしてみたいと思います。

    0
    2015年05月08日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    異星文明の痕跡が残る“ゾーン”から、様々な代物を持ち帰る“ストーカー”。
    彼らが人間の知識や常識を超越している危険な空間へ、命を掛けて潜入する理由はただ一つ、カネのみ。
    レドリック・シュハルトを中心として、個性ある人物がゾーンと関係し、人生を良くし悪くする。
    しかし、原題の「路傍のピクニック」が表している通り、宇宙人がピクニックして捨てていったゴミに、人間が虫のように接触しているに過ぎないのでは…と、スケールが大きいのか小さいのか途中からわからなくなる不思議な感覚を途中で感じました。
    様々な評価があるに違いない一冊ですが、私は気に入りました。

    0
    2015年04月08日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    世界観や人物描写の雰囲気が非常に気にいった。ロシア人の飲み方は非常に気持ちが良い。エンディングは悲しさと爽やかさが入り混じるような複雑なものだった。

    0
    2010年05月16日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    世界観はかなり独特でこの本を読まなければ遭遇す事はまずないんじゃないかな。
    そういう意味では読む価値あり。
    不確定な世界で思考を止める危険性を訴えているのかもしれない。

    0
    2026年08月26日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    とても好きな世界観でした。
    相手様がこっちのことを全然意識していないあたりはクトゥルフっぽさもあるのですが、登場人物がゾーンに対して抱く感情はクトゥルフものの恐怖とは違っていて、科学者は未知なるものへの探究心って感じだし、主人公のレドリックは、人生の段階によって様々な動機を抱きながら、ストーカーとしてゾーンに分け入っていく。
    一緒にゾーンに入る人はその都度変わりますが、同行者として関わった人、一人一人がレドリックの心に爪痕を残していっているのが、彼の人間味を強く感じて、そういうところに惹かれます。主人公は、何だかんだいって情に厚い人がいい。
    レドリックは粗暴なことも多いし、酒飲むし、アウトロー気質も強いけど、家族も娘も、そしてお父さんのことも好きだよね。彼が娘さんに抱いている心情を、うちのAIは「罪悪感」と評したけれど、私はただ「愛」だなあって思いました。
    異星人?の来訪によって起きる、人智では計り知れない事象という出来事にも惹かれます。フル・エンプティとか、魔女のジェリーとか、名前も素敵。蚊の禿ってなんだろう。
    SF的な現実にありえない事象が展開していても、人の心は思いやりや金銭欲や家族愛がベースで、そういう部分は普遍的に描かれているところも印象深かったです。最後は結局どうなったんだろう。

    0
    2026年01月25日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    少し難解だったが、魅力的な世界観と主人公たちの独特な言い回しが癖になり、ページを捲る手が意外と進む。
    主人公のハードボイルドで諧謔的な感じは「月は無慈悲な夜の女王」のマニーを想起させた。
    また、「ゾーン」などの無慈悲なものを突きつけられている感じは「ソラリス」を思い出した。
    よく、「ワレワレハウチュウジン」のように異星人と意思疎通をし、交流が始まるみたいなのがあるが、もし実際に交流する際、我々と彼らはお互いに何も理解できないんじゃないかと思う。
    途中のワレンチンとヌーナン?の会話がより世界観に対する解像度をあげていて印象的だった。
    ラストの鬼気迫る様子には思わず目が離せなかった。
    また読みたい。

    「メイドインアビス」とかに影響与えてそう

    0
    2025年11月29日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

     『ストーカー』『ゾーン』『来訪者』など。それが何なのか。具体的にどういう経緯でどういった物なのか説明らしい説明はないけれど、読み進めるにつれて映像として、荒廃した世界に片足突っ込んでトレジャーハントしてる感じが頭の中に浮かんできた。
     主人公のレッドが『俺はやりたいことやりてぇんだ!誰かの言いなりになってやる労働はクソだ!』みたいなセリフが後半にでてくるのですが、それがこの無防備な世界とマッチしていてすきです。
     あとがきには、『未知との遭遇で人はどのやうに対処するのか?を問うている』と書いてあって、主人公のレッドは楽しんでいる側なんだなと思った。そして、そうした訳の分からないものに突っ込んでいくリスクを取らないとリターンは無いこともこの本を読んで感じました。面白かった。

    0
    2025年08月09日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    映画とは違って、アクションやギミックが楽しく、勢いで読めてしまいました。
    ファーストコンタクト物の傑作。

    0
    2021年06月26日
  • 泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕

    Posted by ブクログ

    自分史上いちばんエグいディストピアものだった。ドラッグで万能の理想郷に魅せられている間に、現実は地獄のように、自分の体がオリジナルじゃなくなっている恐怖。 映画『コングレス未来学会議』を先に観たんだけど、そのときは刹那的に世界や人間が変容していくことに対しびっくりするほど泣いた。ただ本作には泣く要素はなく、ブラックなユーモアの効いたSFだった。造語が沢山出てくるが、これらを意味の通るしっくりくる日本語に訳すのはとんでもなく骨の折れる仕事だったと思います。薬の名前とか、ドラえもんの道具みたいで秀逸だった。

    1
    2020年11月02日
  • 泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕

    Posted by ブクログ

    p.189
    「何事にたいしてももはや自然な反応をするものなどだれもいないのだー化学薬品の作用で学習し、人を愛し、反乱を起こし、ものを忘れるのだー薬物で操作された感覚と自然のそれとの間には違いがなくなっている。」

    レムのSFを読んだのは、ソラリス以来かな?相変わらず一文一文奇妙な文章だらけなのに伏線が回収されなくずっと話が続いていく感じで捉えどころがない。でもとんでもない未来への想像力、予想もつかない展開、そしてちらりと見える社会問題への皮肉など読んでいて楽しい。

    薬品がドラえもんの道具みたいで面白かった。
    一層剥がれるたびに残酷な現実が、という瞬間が恐怖。

    1
    2016年11月18日
  • ストーカー

    Posted by ブクログ

    4章立て
    1,2,4がレッド視点/ゾーンや周辺での活動
    3がヌーナン視点/ゾーンや来訪に関する対話中心
    一気に読むことができた。
    ゾーンと来訪についてのピクニックの比喩が興味深い。
    これを基に創作したくなるのがよくわかる。
    〈蚊の禿〉/重力凝縮場など通称の使い方がよい。
    ワレンチンが言うようにストーカーたちだけでなく学者も通称を使うんだよ。
    つんでるゲーム版スタルカーやろうかな。

    0
    2015年10月05日