深見弾の作品一覧
「深見弾」の「ストーカー」「泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「深見弾」の「ストーカー」「泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
アンドレイ・タルコフスキー監督の映画『ストーカー』や、ウクライナのGSC Game Worldが開発したFPSゲーム『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズ(こちらは厳密には原作とは違うかも)で知られるアルカジイ&ボリス・ストルガツキー兄弟によるSF作品。
宇宙から来訪した何者かにより変貌したゾーンと呼ばれる地域。変貌したゾーンを人類は隔離するが、ゾーンに不法侵入し、残された遺物を高値で売りさばくストーカーという存在がいて……
という物語。
まずこの設定が今読んでも全然古臭さを感じなくて、とても惹かれた。
最近だと『裏世界ピクニック』(『ストーカー』の原題が『路傍のピクニック』だか
Posted by ブクログ
ロシアの作家で兄アルカジイと弟ボリスのストルガツキー兄弟によるSFで、タルコフスキー監督による映画『S.T.A.L.K.E.R』の原作。
ストーカーという言葉は、ニュースで耳にする他人につきまとう迷惑な異常者のことではありません。地球外生命体が訪れて立ち去った、ゾーンという立ち入り禁止エリアに入り込み、そのとき来訪者が残して行った痕跡(お宝)を盗み出すことを生業とする、いわばトレジャーハンターのような人たちのことです。タイトルで敬遠していましたが、いい意味で想像を裏切られました。
あらすじ:
地球上に突然現れた「ゾーン」。そこは、宇宙からの訪問者が何らかの理由で立ち寄った場所で、重力異常や
Posted by ブクログ
もう長いこと「泰平ヨン」だったから、変な名前だけどそういうものと受け入れていたが、これは最初の訳者・袋一平が、主人公の名前 Ijon Tichy をそのように訳したのが始まり。Tichyはロシア語の「静かな」を舌足らずにしたような感じらしく、苗字を「泰平」にして、名前のイヨン Ijon をヨンと表記したのだという。ニール・アームストロングが「腕強ニール」になるという感じか。泰平ヨンは『航星日記』、『回想記』のシリーズのあと、この中編『未来学会議』と長編『現場検証』、『地には平和を』で主人公として登場する、ピルクスと並ぶレムの重要登場人物である。
今回ヨンは宇宙飛行士ではない。タラントガ教授