沖縄タイムス社のレビュー一覧

  • 沖縄戦記 鉄の暴風

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    かの沖縄戦記は、もっとも後世に語り継ぐ貴重な1冊と言うべき図書と言えます。戦争を知らない、これからの人々に読み継がれることを祈念致します。
    沖縄タイムス社及びちくま学芸文庫に対し、感謝の意を現したく思います。

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    2025年04月20日
  • 沖縄戦記 鉄の暴風

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    感想を書くのもはばかれる、沖縄の血と涙の戦記です
    当時の沖縄タイムス社員が直説相対した戦時中の記録と後年住民らに聞き取った内容です
    帯に「日本人必読の書」とあったが正にその通りです
    時は心臓ドキドキし時には涙しながら読みました
    この再発行された方の尽力にも感謝します
    読むことができてよかったです
    追記
    この本を読んだ後24/6/23沖縄鎮魂の日に読まれた高校生仲間君の詩「これから」を再聴しました
    さらに心に響きました

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    2024年06月27日
  • 沖縄の生活史

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    2021年12月から「沖縄タイムス」で始まった
    「沖縄の生活史」プロジェクト。それは、現代の伝承。
    100名の聞き手が100名の語り手から聞いた、生活史の数々。
    ・はじめに 岸政彦  ・おわりに 石原昌家

    100通りの沖縄生活史は、実際に体験した人々の経験と記憶。
    一人につき1万字の飾らぬ言葉には20代から99歳の、
    戦前・戦中の生活、戦後の沖縄が日本ではなかった時代、
    沖縄復帰後と現代の、複雑で様々な思いが込められている。
    日本軍の兵士、空襲、手榴弾、身近過ぎる死、捕虜、収容所、
    移民と沖縄への帰還、終戦後の本土から沖縄へ帰るまでの苦難、
    マラリア、ハンセン病、本土での差別、パスポート、

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    2023年08月01日
  • 沖縄の生活史

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    ひとりひとりのページ数はさほど多くはないが、それが100人分集まった本自体の物理的な重量と内容が手首と心にずっしり響いた。過酷な体験ばかりではなく、戦争マラリアのこと、生きるための知恵や工夫、沖縄の歴史や家族の大切な記憶。
    その時その時を必死に生きてこられた方々の証言を聞き取り共有してくださりありがとうございます。

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    2023年06月28日
  • 沖縄戦記 鉄の暴風

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    最後についている戦記は、戦争史実のものとして読み慣れたものだが、その戦場にある悲惨さをありありと感じさせる内容。捕虜になることの恐怖やそれすら考えられない極限の状況、極限の飢餓状態にありながら、精神の拠り所が大きく揺さぶられる葛藤、幼子をはじめとした弱者への容赦ない蹂躙、軍隊の勇敢さや逆に上層部の卑劣さ、、筆舌に尽くしがたい地獄があの土地にほんの数十年前にあったのかと信じられない内容。今知れてよかった

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    2024年12月15日
  • 沖縄戦記 鉄の暴風

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    沖縄の地図をマップで見ながら読んだ。決して広くはないこの土地で、食糧も情報もなく右往左往しなければいけなかった人たちの声。
    軍がどうやって市民を見捨てたかもわかる作品。

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    2024年11月02日
  • 沖縄戦記 鉄の暴風

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    沖縄戦を知る上で欠かせない書だと思う。戦後間もない頃に書かれたものだから、みな記憶が鮮明で描写がリアリティ溢れてている。だからこそ悲惨さが伝わり、2度と起こしてはならないと思わせる内容。

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    2024年08月14日
  • 沖縄戦記 鉄の暴風

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    半分まではしっかり読めたのだが、それ以降は斜め読みになってしまった。
    ガザで今も戦争は起こっている。ちょうど市民を巻き込んだら戦争だから、沖縄と同様な地獄が繰り広げられているのではないかとぞっとし、また、早期の終結を願うのだ。
    いつも戦争の被害者は一般市民である。軍は戦争の名の下に一般市民から強制的に収奪し、それに応じなければ殺害も厭わない。それは、戦争というものが普通の善良なる人間をそのようにさせるのだ。だから、戦争をしてはいけないのだ。米軍も一般市民がいると分かった上で沖縄に鉄の暴風を吹き荒らしたのだ。そこかしこに一般市民の屍があるので分かるはずだ。軍人と見分けがつかなかったなんて言い訳で

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    2025年09月17日