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第二次世界大戦における最激戦地の一つ沖縄。軍民合わせ20万人もの尊い命が犠牲となった。本書のタイトルの「鉄の暴風」とは、1945年3月26日から3カ月間にわたり途絶えることなく続いた艦砲射撃や空爆のすさまじさを表現した言葉だ。1950年の初版刊行以降、沖縄戦を象徴する言葉として定着した。地形が変わるまで打ち込まれた砲爆弾、壕に逃げ込んだ住民を炙り出す執拗な火炎放射、そして民間人にまで及んだ自死の強制。本書は行動を軍とともにした記者たちが自らも体験したその壮絶な戦場の実態を、生存者をたずね克明に記録したもの。現代史第一級の史料を初文庫化。
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Posted by ブクログ
住民側から見た戦記とあるので、このようなトーンになるのだろう。
極限状態になると、いわゆる男女の区別がなくなってくるというのは衝撃的だ。「壕に逃げ込んだらまず死ぬほど眠り、目を覚まし食事を摂ったあと、ふと女性がいることに気付いた」という意味合いの記述をどこかで読んだが、生きることに男女の別は必要ないということだろう。
「悔恨と破滅の宿命、諦と放心、そして死の微笑」とは何か? 人間だけが笑うというが、喜怒哀楽すべての感情を網羅するのか。
負傷兵の存在が戦力を大きく削ぐ点に注目した武器が考案されるとは、人間はどこまで酷く才能を使うことが可能なのだろう。
Posted by ブクログ
半分まではしっかり読めたのだが、それ以降は斜め読みになってしまった。
ガザで今も戦争は起こっている。ちょうど市民を巻き込んだら戦争だから、沖縄と同様な地獄が繰り広げられているのではないかとぞっとし、また、早期の終結を願うのだ。
いつも戦争の被害者は一般市民である。軍は戦争の名の下に一般市民から強制的に収奪し、それに応じなければ殺害も厭わない。それは、戦争というものが普通の善良なる人間をそのようにさせるのだ。だから、戦争をしてはいけないのだ。米軍も一般市民がいると分かった上で沖縄に鉄の暴風を吹き荒らしたのだ。そこかしこに一般市民の屍があるので分かるはずだ。軍人と見分けがつかなかったなんて言い訳でしかない。戦争は起こしてはならない、起きたら早く止めないといけない。力で止めるのではなく、一人一人がやめるのだ
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