森昭のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「1日3回、食後3分以内に3分間ハミガキ」と日本で教えられてきたことをこの本は真っ向から否定する。そもそも、1日に3回も歯磨きをするのは日本と韓国だけなのだそうだ。
また、日本では、歯周病などの予防が健康保険の対象外のため多くの人が虫歯になってから歯医者に通うため健康年齢が低くなる恐れがあるそうだ。スウェーデンはデンタルフロスなどを使ったプラークを除去することによる予防に力を入れ、社会保障が日本よりも充実している(ただし、消費税は25%)。この本を読んで取り入れたいと思った習慣は、
就寝前・起床直後のプラークコントロールのデンタルフロス+音波歯ブラシ
である。
また、良い歯医者さんの見つ -
Posted by ブクログ
201804/
口の中には口腔内細菌が億単位で存在しています。それが毎日、炎症を起こした歯茎の毛細血管から体内に入り込み、血液とともにものすごい勢いで全身をめぐって行きます。その一部は血管の壁に炎症を起こし、集まってきたコレステロールを悪玉に変えて血管プラークをつくります。それは暑い夏の日のキッチンの排水溝がネバネバになっている様に似ています。/
①起床後「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」
②朝食後「デンタルフロス」+「舌回し」
③昼食後「デンタルフロス」+「舌回し」
④寝る前「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」
⑤3〜4ヶ月に1度、歯科衛生士によるプロフェッショナルな口腔ケアを受ける/ -
Posted by ブクログ
初めてだらけでかなり勉強になりました。
「唾液放出トレーニング」
・耳の間を人差し指と中指の先で筋肉を揉む様に押す(耳下腺)
顎の内側を親指で押す(舌下腺)
エラの線に沿って親指でなぞる(顎下腺)
(耳下腺、舌下腺、顎下腺は唾液が出る場所)
・舌を唇と歯の間に挟み込みグルグル。
・頬を膨らませたりすぼめたり。
唾液にはパロチンいう成長ホルモンが含まれていて、筋肉、内臓、骨、歯などの発育を盛んにする。同時に上皮と神経因子であるホルモン物質も含まれている為、皮膚や脳を活性化させる作用がある。
唾液は大切な物であり、吐いてはいけない。
簡単なテスト。
①姿勢を正す。
②唇を閉じる。
この -
Posted by ブクログ
.
「人生100年時代」ということが言われるようになって、けっこうな年月が経ちました。
長生きできることは喜ばしいのですが、近親者に負担をかけてしまうような生活が長くならないかと、心配する部分もあります。
そこで気になるのが、心身の健康。
特に、食べ物を体に取り込む最初の器官である「歯」については、大切にしなければいけないと思っています。
しかしこれまで、歯の手入れに特化した本は、読んでいないことに気づきました。
書評でこの本が取り上げられていたので気になり、読むことにしました。
本書が書かれたのは2016年。
著者は、京都府で歯科クリニックを経営している院長だそうです。
本書は全4章 -
Posted by ブクログ
歯磨きに対する常識を覆す内容が書かれた本だと思います。
私は、少し前に夫からこの本と似た内容を聞いていたので、そこまで驚きはしませんでしたが、それでも夢中で読んでしまいました。
今までの歯磨きが間違っていた!と突然言われても信じられないですし、この本が100%正解だ!とも思えはしません、正直。
ただ、研磨剤の入った歯磨き粉で歯を磨くことが果たして良いことなのだろうか?と疑問に思ってはいますし、著者の言うことの方が正しいのでは?と思うことも多々です。
歯医者の実情と、良い歯医者の選び方も最後の方では書かれてあって、ちょうど引っ越したばかりなので、歯医者選びに参考になりました。
重要視さ