あらすじ
「食後すぐの歯みがきは、世界で韓国と日本だけ」「世界で一番口臭がひどい!? 日本人男女」「3列歯ブラシの効果はわずか30%」「スウェーデンは80歳で歯が21本以上で寝たきりなし。日本は80歳で10本未満、寝たきり100万人以上」……世界に30年遅れた日本の歯の常識をアップデートし、口腔細菌の増殖を抑え、全身病を回避する「世界標準の予防歯科」の知恵と具体的ケア法を教示する、すべての日本人必読の1冊。
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Posted by ブクログ
類似する本を過去に読みましたが、それよりも素人向けで端的に書かれていました。
しかしながら、論理的な根拠が示されましたのでより理解を深められました。早速実践してみます。
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しびれました。衝撃でした。
まさかデンタルフロスが主で、歯ブラシが補助だったとは。デンタルフロス買い足してきます笑 それと歯磨き粉は当分の間買う必要なくなりそうです。
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「1日3回、食後3分以内に3分間ハミガキ」と日本で教えられてきたことをこの本は真っ向から否定する。そもそも、1日に3回も歯磨きをするのは日本と韓国だけなのだそうだ。
また、日本では、歯周病などの予防が健康保険の対象外のため多くの人が虫歯になってから歯医者に通うため健康年齢が低くなる恐れがあるそうだ。スウェーデンはデンタルフロスなどを使ったプラークを除去することによる予防に力を入れ、社会保障が日本よりも充実している(ただし、消費税は25%)。この本を読んで取り入れたいと思った習慣は、
就寝前・起床直後のプラークコントロールのデンタルフロス+音波歯ブラシ
である。
また、良い歯医者さんの見つけ方で書かれていた以下の点は是非覚えておきたい。
・創業から3年以上たっていること
・歯科衛生士がいること
・公式ホームページに院長やスタッフの写真や勤続年数が記載されていること
Posted by ブクログ
201804/
口の中には口腔内細菌が億単位で存在しています。それが毎日、炎症を起こした歯茎の毛細血管から体内に入り込み、血液とともにものすごい勢いで全身をめぐって行きます。その一部は血管の壁に炎症を起こし、集まってきたコレステロールを悪玉に変えて血管プラークをつくります。それは暑い夏の日のキッチンの排水溝がネバネバになっている様に似ています。/
①起床後「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」
②朝食後「デンタルフロス」+「舌回し」
③昼食後「デンタルフロス」+「舌回し」
④寝る前「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」
⑤3〜4ヶ月に1度、歯科衛生士によるプロフェッショナルな口腔ケアを受ける/
口呼吸を改善する「あいうべ体操」
次の4つの動作を順に繰り返します。声は出しても出さなくても構いません。
①「あ-」と口を大きく開く
②「い-」と口を大きく横に広げる
③「う-」と口を強く前に突き出す
④「べ-」と舌を突き出して下に伸ばす
この①から④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける。この体操は真剣に行うとかなり疲れます。慣れるまでは、2〜3度に分けた方が続けやすいでしょう。入浴時にやるのがオススメです。/
本当に大切なのは、まず初めに穴を開けないこと。不幸にも穴が開いてしまったのなら、修繕すると同時に、なぜ穴が開いてしまうほど刺激し続けてしまうのか見つめ直し、改善することなのです。/
スウェーデンの高齢者は、子供などの親族と暮らす事はほとんどないそうです。夫婦2人か、一人暮らしがほとんどで、認知症の高齢者でさえ、多くが一人暮らしをしています。子供と暮らすのは、全体の4%に過ぎないとのことです。
子供は、義務教育を得た16歳の時点で、親の家を出て自立するのが普通です。だから、日本のような「介護離職」など、もともとゼロなのです。/
健康寿命を延ばすための7カ条
①歯磨きは寝る前と起きた直後に
②デンタルフロスが主、歯ブラシは副
③食後は舌回し
④口は閉じる
⑤歯は閉じない
⑥薬は飲まない
⑦かかりつけ歯科衛生士を持つ/
Posted by ブクログ
私は毎食後すぐに、歯間ブラシ、筆ブラシ、歯ブラシで歯みがきをしています。森昭さんのエクセントリックに思えるタイトルの本「歯はみがいてはいけない」(2016.8)を読みました。要約すると、①食後の唾液が歯を守っている。唾液の効力を大切に。②食後の食べかすとりに歯みがきをしない。食べかすは歯間ブラシやデンタルフロスなどで取る。③歯磨きは歯垢(プラーク)をとるために、就寝前と起床直後に。歯ブラシは少なくも1ヶ月で変える(ばい菌)。歯磨き剤は不要、むしろ害。 次の歯科通院日、歯科衛生士さんに尋ねてみますw!
Posted by ブクログ
タイトルそのまま通りに、本当に歯は磨いてはいけないのかと思ったらそうではなく、食後すぐに歯磨き剤をたっぷりつけて歯を磨いていはいけない、ということだった。加えて著者は、歯ブラシよりもデンタルフロスと歯間ブラシが主で、歯ブラシは副であり、歯磨きは夜寝る前と朝起きた直後に行うべしと主張する。また、寝たきりにならず健やかな老後を過ごすためには、歯を含む口腔内の健康を保つようにせよとも説く。それらの理由については、本書を読んでいただきたいが、とても説得力がありうなずける主張ばかりだった。私の近所にもこのような歯科医がいればな~と思った次第。
Posted by ブクログ
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「人生100年時代」ということが言われるようになって、けっこうな年月が経ちました。
長生きできることは喜ばしいのですが、近親者に負担をかけてしまうような生活が長くならないかと、心配する部分もあります。
そこで気になるのが、心身の健康。
特に、食べ物を体に取り込む最初の器官である「歯」については、大切にしなければいけないと思っています。
しかしこれまで、歯の手入れに特化した本は、読んでいないことに気づきました。
書評でこの本が取り上げられていたので気になり、読むことにしました。
本書が書かれたのは2016年。
著者は、京都府で歯科クリニックを経営している院長だそうです。
本書は全4章で、構成されています。
まず第1章で著者は、口腔内細菌叢(口内フローラ)の維持が、いかに人間の健康に影響を与えるかを説明しています。
これまで正直、”お口の手入れ”は、「虫歯にならないように」するためのものだと思っていました。
しかし、それだけではないのですね。
・直接、外部に開かれた器官である口は、日常的に細菌に接している
・そして口内の細菌は、血管などを通じて、全身に影響を与える
さいきん、腸内細菌がクローズアップされていますが、同等以上に、口内細菌を管理する必要があるのだと、理解しました。
そして第2章で、「ではどのように、口の中を手入れすれば良いか」について、指南しています。
インパクトのある題名だったこともあり、自分自身は特に、この章を興味深く読みました。
・口の中のどこに、汚れや細菌は付着しやすいのか
・付着物を除去し細菌を増やさないようにするには、いつ、どのように口の中を手入れすれば良いのか
「食事をした後すぐに、歯磨剤をつけて歯ブラシで磨く」というのは、日本以外の国では”非常識な行動”なのですね。
著者自身の日常の手入れ方法が書かれているので、まずは同じように、やってみようと思います。
第3章は、日本の歯科業界の問題点について。
日本も予防医療に対してもっと、保障を充実させるべきという著者の主張には、「我が意を得たり」と感じました。
第4章は、歯科医療に対する著者の提言。
自分自身、定期的に歯科衛生士にメンテナンスをしていただいています。
でも、予約が取りづらいのが、悩みの種。
歯科衛生士の資格を持ちながら、その仕事に就いていない人が多いというのは、もったいないことですね。
待遇が改善されることを、願っています。
個人的には第2章のインパクトが強く、本書を読んでいる途中で、歯の手入れの仕方を見直しました。
日常の中で無理なく続けられるように、自分なりに工夫していきたいと思います。
歯に関しては医師により様々な意見がありそうなので、複数の書籍を読んで、学んでいこうと思います。
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Posted by ブクログ
歯の健診を疎かにすると他の病気を引き起こしかねない
朝起きて歯磨きをすると気持ちがいい
歯科衛生士さんを増やしたいと言う著者の気持ちがよく伝わってきた
もう少しちゃんとしたプラスチックフリーで糖分のないガムが日本で発売されないか
Posted by ブクログ
歯磨きに対する常識を覆す内容が書かれた本だと思います。
私は、少し前に夫からこの本と似た内容を聞いていたので、そこまで驚きはしませんでしたが、それでも夢中で読んでしまいました。
今までの歯磨きが間違っていた!と突然言われても信じられないですし、この本が100%正解だ!とも思えはしません、正直。
ただ、研磨剤の入った歯磨き粉で歯を磨くことが果たして良いことなのだろうか?と疑問に思ってはいますし、著者の言うことの方が正しいのでは?と思うことも多々です。
歯医者の実情と、良い歯医者の選び方も最後の方では書かれてあって、ちょうど引っ越したばかりなので、歯医者選びに参考になりました。
重要視されない歯ですが、全身に及ぼす影響が大きいことは知っているので、デンタルケア頑張ろうと思わずにはいられませんね^^
Posted by ブクログ
衝撃。。世界の中で最も口臭が酷いのは日本人、韓国人。食後すぐ歯磨きをする習慣があるのも、世界で韓国と日本だけ。。。日本では80歳で残っている歯が10本以下、スウェーデンでは21本以上。日本では100万人以上が寝たきりで、スウェーデンではほとんどいない。
ワーママはるさんの紹介で読んだ本。
歯磨き習慣を変えるきっかけになった。
【プラークコントロール】
起床後/就寝前 デンタルフロス+音波歯ブラシ
食後 デンタルフロス+舌回し
Posted by ブクログ
誤解を招くタイトルだけどデンタルフロス使ってちゃんとプラークコントロールしろよって話。歯科定期的に行くようにして、寿命伸ばすためにもフロス習慣化するなり。
Posted by ブクログ
"歯磨きの目的は、歯垢の除去。
食べかすをとるには、デンタルフロスを使って除去。
朝(寝起き)、晩(就寝直前)の2回に歯磨き粉をつけづに歯磨き。
唾液の効用を歯磨き粉が阻害するので、食後の歯磨きは歯の健康にとっては逆効果ということが書かれている。
口内のケアをしっかり行えば、健康を損ねる要因を除外できる。
口から食べることは、健康にとって欠かせない行為。
その基本が歯、しっかりケアして年をとっても自分の歯で租借できるよう、かかりつけの歯科衛生士をつけた方がよいとの提言をしている。
寝たきりとならないよう、自らも気を付けないと。"
Posted by ブクログ
歯みがきの本来の目的は「食べかすをとる」ことではなく「歯垢をとる」こと(プラークコントロール)唾液の通り道をつくって唾液が最大限の能力を発揮できるようにすることが大切。
①起床後「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」
②朝食後「デンタルフロス」+「舌回し」
③昼食後「デンタルフロス」+「舌回し」
④寝る前「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」
⑤3〜4ヶ月に一度、歯科衛生士による口腔ケア
補足として、歯の着色が気になったら、たまに歯磨剤を使う。
Posted by ブクログ
就寝前・起床直後にはプラークコントロールのデンタルフロス+音波歯ブラシ。飲食後は歯間ブラシかデンタルフロス、舌回し。歯ブラシに繁殖する細菌に要注意。
食後の歯磨きが、良いどころか歯に悪い、というのにびっくり。食べかすとプラークを区別できるようになりました。
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唾液の重要性を感じた。藤田先生の腸の本でも思ったが、人間の本来持つ機能を損なうようなことをしては結局後々体にしわ寄せがくるなと。
この本を読んで以降毎日フロス使ってます。
Posted by ブクログ
参考になった。
多くの人が、一読に値する。
食後すぐに歯を磨くと唾液の分泌が妨げられ、かえって虫歯になりやすい。
今までの常識を覆す内容。特に勤勉な、歯を磨く事を良いとされてきた日本人には目からウロコ。
Posted by ブクログ
長年疑問に思っていたことに応えて貰える本でした。口腔内の細菌や腸内細菌など共生している生命体がすべてではないと思いますが、相互のバランスを考える必要はあるのだろうなと思います。残歯が少ない人は認知症になりやすいというデータもありますし、歯科医院のみならず病院においてもいわゆる「口腔ケア」について再考する必要があるかも知れません。
Posted by ブクログ
いわゆる、審美歯科やホワイトニングなどが流行る前に刊行された歯に関する本。
刺激的なタイトルであるが、内容を読むと納得できるようになっている。
4章構成であるが、特にタイトルに関する歯の内容は1章と2章のみ。3章・4章は歯科業界全体であったり、いままでの風習、海外との比較など、歯に特化した内容ではない。そのため、3章はほとんど参考にならず、4章はかいつまんで読めば問題ない。
前述したホワイトニングなどには触れておらず、あくまで健康的な生き方を目指すものとして書かれている点がよかった。
Posted by ブクログ
衝撃的な内容。
歯磨き粉をつけると歯の表面を削るので、白くならないし、口内の大事な成分も出してしまう。
後半が歯科衛生士の待遇面での意見だったりするので、誰に何を訴えたいかが正直分かりにくくなっていた。ということで3点にしました。
Posted by ブクログ
タイトルのインパクトすごいなと思ってつい手に取りましたが、中身はそこまでとんでもない話じゃなかったのでホッとしました。
果たして誰に教えられたのか、我々には朝昼晩シャコシャコと歯磨きをする習慣があります。
やっぱり虫歯や口臭、歯周病などすごく気になりますよね。接客の仕事がある人なら、午後イチのお客さんに食べかすを見せつけるわけにいけませんし。
私はわりと歯磨きがめんどくさいタイプだったのですが、最近にしてようやく、食後にデンタルフロスと歯磨きをする習慣を身につけることができ、自分でも偉いなぁと内心思っていたところです。
でも、その歯磨きが実はあまりよくないものだったとしたら、ショックですよね。
なのでショックでした。
唾液には口内の環境をよくするすごい力がありますが、その唾液がたくさん出やすい食後に歯を磨いてしまうと、せっかくの唾液を流してしまうそうですよ。
ショックですよね。
でも、食後のフロスについてはバッチリ推奨されていましたので、私個人としてはトントンでした。すみません。
ちなみに、歯は完全に磨くなと言っているわけではなく、寝る前と朝にしっかりプラークコントロールせよとのお達しでした。
タイトルはほんとに嘘だろと思うようなインパクトですが、内容は納得のいくものでした。
私もこれからはやたらに歯磨きせず、フロスは継続し、唾液の働きを意識し、歯磨き粉の使い方には気をつけようと思います。
あとはフィリップスの音波振動歯ブラシを買いたいと思います(安かったら)。
Posted by ブクログ
歯周病が認知症や、その他全身病の主要因になるから、口腔ケアは大事という思いで読んだ。
結局歯磨きはどうすれば良いか、についての解が得られてたのでよかった。
・デンタルフロスは必須
・歯磨き粉は不要、むしろ毒
・キシリトールは100%でなけれな逆効果の場合も
・唾液の殺菌効果は非常に強い。食後すぐ歯磨きは不要
・むしろすぐ歯磨きでエナメル質がエグれ、視覚過敏を誘発する
Posted by ブクログ
今までの日本の歯磨き習慣が、実は歯にとっては良くないことが分かった。
・起床後 デンタルフロスと音波歯ブラシ
・朝食後 デンタルフロスと舌回し
・昼食後 デンタルフロスと舌回し
・就寝前 デンタルフロスと音波歯ブラシ
・3,4ヶ月に一度、歯医者にてケアをする
歯科衛生士が育たない歯科医院の現状も知ることができた。
何事も予防が大切だと思った。
様々な全身病を引き起こさないよう、プラークコントロールにより口内の健康を守っていきたい。
Posted by ブクログ
著者はこの業界の権威の人のようだが、また思い切ったタイトルだ。誤解を招く。みがいてはいけないが、歯垢はとらなければならないという意味だ。プラークコントロールと言われるものだ。食べてからすぐあとは唾液がたくさんでるので、歯磨きは逆効果らしい。朝起きた直後と寝る前に歯垢をとるのがいいようだ。
Posted by ブクログ
言っていることも分かりますし、実績しているが書き方が回りくどいのと要らない章がおおい。
欲しい情報は雑誌の特集記事程度に収まる内容。
とりあえずデンタルフロスすること。
Posted by ブクログ
唾液の力を活用する。
食後はデンタルフロスを使う。
プラークは飲食後24時間。夜寝ている間。唾液がコントロールしてくれる。
舌回し=歯と唇の間を下を回す。
デンタルフロス、音波歯ブラシ、舌回し
口呼吸をやめる。
歯が白いのは歯の表層のエナメル質が白いから。研磨剤入りの歯磨き粉で、表層が取れると歯が着色する。
歯磨き粉はたまに使う。薬用ペリオバスアターN、薬用ブレスクラブ。
寝たきりにならないように努力する。寝たきりになったら死を受け入れる。
歯磨きは寝る前と起きた直後、
デンタルフロスが主、歯ブラシは副。
食後は舌回し。
口は閉じる、歯は閉じない。