佐々原史緒のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
良いね。
星菱百貨店特別外商部!神様の為の、特別な部署。大妖蜃に拐われそうになった美苑を、水の神様達が、勢揃いで助けにくる(特別外商部の先輩、上司も含む)場は、圧巻だった。凄い!こんなに、味方が居たんだ!感動ものだった。続きは、無いのかな?
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Posted by ブクログ
大学生の青春競技ダンスもの。競技ダンス小説を続けて読んだためか少々食傷気味。
確執により実家の剣道を辞め独り立ちを決意した男子大学生が、のっぽの女性のパートナーとして見込まれ、試しに競技ダンス部に入部することに……という話。ストーリーは割にまっすぐで非常に分かりやすい。「大学の」競技ダンスというものに重点を置いていて、競技ダンスそのものの華やかな魅力より大学で競技ダンスをやることの希少さに重点が置かれていたように思う。
主人公もヒロインも悪くないが、短い一冊の中で語られるには登場人物の重みが足りない。かといって落ち込みや暗い面を長く見せられたら気持ちが沈むだろうから、全体として小粒のアップ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ敦子ちゃんが多感な少女だった頃、この国は戦争をしていたということに改めて気付きました。そこに目を付けた作家さん大変GJだったと思います。内容としてはきらっきらの少女小説なのが、昭和17年前後という第二次世界大戦付近の重苦しい時代設定なのでよく中和されて眩くなりすぎず良い塩梅でした。これ以上きらっきらしていたら読みにくかった。
それにしてもやっぱり中禅寺秋彦と榎木津礼二郎という人間及び神を常人が描くことの難しさよ……。いや、そんな言葉選びはしない! とか、もっと複雑なロジックを使うぞ! とか思っちゃうもの……。
あんまり百鬼夜行シリーズのことは深く絡ませず、昭和初期を舞台にした少女小説(ヒ -