唐津一のレビュー一覧
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唐津一著「説得の法則」PHP新書(1999)
*説得というのは作業を始める前に、これから説得する相手はどんな人なのか、どんな過去があり、現在何をしているのか、何に興味があるのか、そして将来についてはどういう青写真を描いているのかを良く研究することが大切である。海外とのやりとりの場合で苦労するのは、言葉の壁以上に精神風土の違いに起因するものが大きくなるのである。つまり説得の技術の鉄則は、、まず相手との共通項を多くしろということである、と著者は説いている。個人的に海外ビジネスでの交渉を多くするが、肌で実感しているのはやはり相手の文化を知ることが言葉以上に重要であるということ。確かに言葉は意思疎通という観点で重要だが、様々な意味合いの言葉を使うよりかはストレートに伝え、それ以上に数値などで客観的な事実を示す方が海外での交渉はうまく進む。言葉はあくまでツールとして利用している。ただし、外国人が片言の日本語で「こんにちは」と言ってくれるのは言葉を伝えるという表現以上に、我々の感情に響くものがある。自分では同じような外国語の使い方をしている。各国の駐在経験から、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、広東語で日常会話程度は理解できる。やはりこれらの言語を理解する海外の方々と仕事をするときは、相手も、そしてこちらも初対面で一気に関係が深まる。それは言葉でのコミュニケーション以上に、言葉を通じて相手の文化を少しでも理解しようとしているこちらの気持ちが伝わるからだと個人的には考えている。説得の法則、つまりそれは相手をどれだけ理解する気持ちがあるかどうか、ということが本質的に一番大切な法則になっている。 -
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ネタバレ[ 内容 ]
本書は、日本経済や企業経営の難局に際して、常に卓越したアイデアを提供してきた筆者の、問題解決の方法論である。
「データは実態の一部にすぎない」「売上げよりシェア独占を」「交渉を制するのは次善策しだい」など、そのアイデアには、現状打破のヒントが隠されている。
[ 目次 ]
序章 問題解決とは何か
第1章 思考の進め方
第2章 情報戦を制する
第3章 アイデアを設計する
第4章 決断の方法
第5章 IT時代の落とし穴
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
黒を白といいくるめるほどの手管がなければ、交渉ごとには勝てない。
継済力、技術力という武器をもちながら、アメリカの巧妙な戦略に手もなくはまってしまうのは、日本人が「かけひき」の技術に長けていないからだといわれる。
相手の行動をいかに予測し、備えるか、切り札となる情報とは何か、情報をどう駆使すれば目的を達成できるのか―データに裏打ちされた議論でつとに名高い筆者が、「かけひき」の本質を解明する。
[ 目次 ]
第1章 情報の威力(情報を切り札に相場を制す ロスチャイルドの次の一手 ほか)
第2章 かけひきの技術(アメリカ流交渉術が通用しないアジア諸国 「人権問題」を突かれた莪小平のかわし方 ほか)
第3章 仮説の立て方(日本海海戦の疑問「敵前回頭」 リーダーの予測と決断が生死をわける ほか)
第4章 データの魔力(数字に強くなるのは簡単 物事はすべて数値化できる ほか)
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