唐津一のレビュー一覧
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唐津一著「説得の法則」PHP新書(1999)
*説得というのは作業を始める前に、これから説得する相手はどんな人なのか、どんな過去があり、現在何をしているのか、何に興味があるのか、そして将来についてはどういう青写真を描いているのかを良く研究することが大切である。海外とのやりとりの場合で苦労するのは、言葉の壁以上に精神風土の違いに起因するものが大きくなるのである。つまり説得の技術の鉄則は、、まず相手との共通項を多くしろということである、と著者は説いている。個人的に海外ビジネスでの交渉を多くするが、肌で実感しているのはやはり相手の文化を知ることが言葉以上に重要であるということ。確かに言葉は意思疎通と -
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ネタバレ[ 内容 ]
本書は、日本経済や企業経営の難局に際して、常に卓越したアイデアを提供してきた筆者の、問題解決の方法論である。
「データは実態の一部にすぎない」「売上げよりシェア独占を」「交渉を制するのは次善策しだい」など、そのアイデアには、現状打破のヒントが隠されている。
[ 目次 ]
序章 問題解決とは何か
第1章 思考の進め方
第2章 情報戦を制する
第3章 アイデアを設計する
第4章 決断の方法
第5章 IT時代の落とし穴
[ POP ]
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☆☆☆☆☆☆☆ -
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[ 内容 ]
黒を白といいくるめるほどの手管がなければ、交渉ごとには勝てない。
継済力、技術力という武器をもちながら、アメリカの巧妙な戦略に手もなくはまってしまうのは、日本人が「かけひき」の技術に長けていないからだといわれる。
相手の行動をいかに予測し、備えるか、切り札となる情報とは何か、情報をどう駆使すれば目的を達成できるのか―データに裏打ちされた議論でつとに名高い筆者が、「かけひき」の本質を解明する。
[ 目次 ]
第1章 情報の威力(情報を切り札に相場を制す ロスチャイルドの次の一手 ほか)
第2章 かけひきの技術(アメリカ流交渉術が通用しないアジア諸国 「人権問題」を突かれた莪小平の