ディズニーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの3姉妹は"みんなが知らないシリーズ"内でのオリジナルキャラクターなので、同シリーズの他作品を少なくとも2冊以上読んでからでないと意味がわからないと思う。(一番おすすめは、白雪姫、美女と野獣、リトルマーメイド、眠れる森の美女、塔の上のラプンツェルの5冊)
私は白雪姫、美女と野獣、シンデレラを読んだ上でレビューすると、やはり他作品で終えた話が所々含まれるのでいくらか読み流した。
落ちが中途半端で微妙だった。
キルケが自殺するのは想定していたが、あいだの地で三姉妹と合流し、有耶無耶になるとは…
冒頭の登場人物の紹介が超重要であるが、キルケは三姉妹の妹だと美女と野獣では言われていたのに、実は三姉妹の良いところを集めて作り出された者であった。そして白雪姫と親戚同士らしく、白雪姫はおとぎ話のゴーテルの章で"マネアの恋の物語"を読む。そこで三姉妹の出生の秘密を知る。
マネアの母・ネスティスは死者の国のじょおうで腹黒い魔女であり、娘のマネアがいずれ強力な魔女を産むことを知っており、産まれたらその子を3人に分け(自身の血を加えることで力が弱くなることを抑え)、強力な3人の魔女を作ろうと考える。魔女を産むにあたって、人間の男と結ばれるであろうことで、強力な魔女を使い生者の国も支配しようと目論む。そして実際に魔女が産まれてまもなく実行しようとするが、マネアは先祖たちに相談して賛同を得つつ、母は人間の夫を人質にとり、赤子を要求する。マネアは夫に詫びながらそれを拒み…
結局、夫は殺され、赤子は取られ、3人に分けられてしまった。
夫が登場して当時のことを語ったり、なんやかんや真相が分かってくるとキルケは自分が死ねば解決すると思い自殺する。
が、あいだの地に追放された三姉妹と共にあっさり復活させられ、仲直りし、4人でこれからどうしようかと相談しているところで終わる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ女王の名前が、『ミラー、ミラー』では"イングリッドとなっていたが、今作では"グリムヒルデ"。
イングリッドの方がオリジナルであり、グリムヒルデの方が妥当なところだろうが、公式的にもクィックド・クイーンだか、クイーン・グリムヒルドだか、なんとか統一した名前にして欲しいものだ。
最後の崖への選択で急に我に返ったり、なぜか鏡の中に閉じ込められたりとするが、白雪に鏡から笑いかけるというのは、今度は白雪が鏡に取り憑かれる番ではないだろうか?
白雪が成長してからは歪んでしまったものの、幼い頃は大分可愛がってもらい、心が綺麗な白雪は自分を殺そうとしたことも許してしまうかもしれない。鏡に取り憑かれたのが白雪だったら…と話が始まりそうだ。
鏡の中の男は自分の父親(鏡職人)であり、それは何故かというと、不妊に悩まされていた時に魔女三姉妹がやってきて、父親の魂と引き換えに子供を授かるという契約だったが、あわれ、母親は出産と共に亡くなってしまった。魂は死後、一番の傑作と言われる大きな鏡の中に閉じ込められた。妻の死と、自分の魂を奪われた父は娘であるグリムヒルに辛く当たっていたのであった。
前半、グリムヒルは白雪姫のことを小鳥ちゃんと呼び結構可愛がっていた。
後半、鏡の奴隷に取り憑かれ始め、幼い頃散々父親から不器量だと言われ鏡を見せて貰えずに過ごしていた反動で(実際は母親そっくりの美人だったため通りかかった王様が一目惚れした)、毎日鏡をみてはこの国で一番美しい者は誰か聞かずにはいられなくなる。
侍女・ベローナの名があがると他国へ異動させ、白雪の名があがると(最後の方では、「この国で一番美しいのはお妃様ですが、心の綺麗さでいうとどうでしょうね。」とややこしいことを言い始める)その頃には大分や歪んでしまっており、ハントマンに命令して映画の流れ。
毒りんご達成後、元の姿に戻る方法をそういえば調べてなかったという失態。まぁ本を読めばなんとかなるだろうと言っていると、三姉妹が現れてそんな方法は無いと焦らせる。
小人がやってきて、逃げ道は森か崖かを迫られる。小人に殺されるか、自分で死ぬかの選択だという。三姉妹は方法がないのは嘘で、私たちが変身を解いてあげるから森へ隠れなさいと言うが、グリムヒルはふと己を恥じ、生きていても仕方ないと崖を選択する。
ラスト、白雪は結婚し、ふとあの大きな鏡を見るとグリムヒルが現れ、「大好きよ、私の可愛い小鳥」と呼びかける。 -
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ネタバレ今作のヴィランズであるガストンがハッピーエンドだったのは良かったが、そうは言っても都合が良すぎて微妙だった。
王子とガストンが元々仲良しだったのはなんだか納得出来る。性格的に気が合いそうだもの。
その点が1番面白かった。
そこからガストンは、魔女によって王子や城に関する記憶を失い、(どっちみち野獣の姿を見ても王子だと分かるかどうか微妙だが)王子との戦いの末、死んだかのように思われたが木の枝に引っかかっており生存。さらに魔法が解けたことで王子らのことを思い出し、かつベルのことは忘れさせ(これはさすがに都合が良すぎる気がするが)元の仲良しに戻る。
別にベルのことは忘れさせず、ベルを泣かせたら俺が奪いに来るからな!と親友らしく〆ていれば良かったのに。
王子はキルケ(今作の魔女)や、チューリップ姫に手を出して捨てた挙句、ベルーーーという経緯を思うと、改心しようが王子を好きになれない。
チューリップ姫もショックの余り崖から飛び降り自殺するも、アースラに顔と声を引き換えに助けられ、それを魔女三姉妹から聞いたキルケは助けたらしいが散々で不憫でしかない。
また、魔女三姉妹が野獣に野次を飛ばす台詞が嫌な奴すぎる笑 -
Posted by ブクログ
借りたもの。
ディズニー『美女と野獣』のヒロイン・ベルのが読んでいた本の名言集、書評という体裁。
紹介されている書物は、彼女が読んでいた思われる、近代前くらいまでの本という、『美女と野獣』の世界観に沿った徹底ぶり。
古今東西のお時話、寓話、冒険譚、ロマンス……
セルバンテス『ドン・キホーテ』からの引用が多い。
そこから引用される言葉と彼女の感想は、ベルのキャラクター性を補強する。知的な女性像。
『千夜一夜物語』の語り部・シャーラザット(シェヘラザード)への憧れなどから伺える。
冒頭に脚本家リンダ・ウールヴァ―トンによる、ベルというキャラクター制作秘話が少し。
読書好きにしようというキャラ設定に対し、読書では動きが無さ過ぎて映画には不向きではないかという意見が出て、「本を読みながら村を歩き回らせる」という演出で解決したと。それ自体もリンダの個人的な経験からきていたという。興味深い話。
取り上げられている本のリストには、日本語翻訳を出版しているところにについても紹介。 -
Posted by ブクログ
ノベライズ本で、小学校中級からとなっている。
スターウォーズ、デズニー版は、エピソード、4、5、6、1、2、3と制作順に見て来たファンにとっては、あんまり面白くはない。
アナキンは、ルークを殺さなかったし、ルークもアナキンを殺さなかった。
でもベンはどうだった?
エピソード7から登場したレイは、何者か?
スカイウォーカーの血を継ぐものではない。
最後の最後に、老婆からレンは、ファミリーネームを聞かれる?
どう答えたか?
往年のファンは、それはないだろう!
と白けた。
スターウォーズは、ジョージ・ルーカスが関与した最初の二つの三部作までで、
デズニー版は、
スピンオフものと割り切れば、
それはそれで楽しめるといったところかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ素晴らしかった。その試みが。
SWが古典であることの証明だろう。
”もし、シェークスピアがスター・ウォーズを書いたら”という副題にあるように、かのシェイクスピアの文体を真似、戯曲のスタイルで書かれている。
題材となったのは当然Original Trilogyの3作品だ。内容も熟知しているので、1冊読むなら?と考えたが、そこは迷いなくEp.IV「帝国の逆襲」だろう。
登場人物が増え、なにより独特のしゃべり方をするヨーダのセリフがいかに工夫されているかが最大の関心ごとだ。ネタバレになってもなんなので詳細は書かないが、著者もやはりヨーダの言葉をいかにするかは苦心したことがあとがきの中で触れられていた。見つけた解決策が、日本人としては嬉しくなるところだ。
登場人物はワンパ(氷の星ホスにいる雪男タイプのクリーチャー。映画では咆哮だけしかない)でさえもセリフを与えられ、堂々の演技を披露する。舞台の袖から袖へと次々と登場人物が現われては退場していく様がユーモラスでもある。
16世紀の雰囲気を銅版画風の挿絵も醸し出し、登場人物の衣装もレンブラントが描いた「夜警」の人びとのようないで立ちで出てくるのが実に可笑しい。
SWモノは、ジェフリー・ブラウンの絵本にもすぐ飛びついてしまったが、このシェイクスピア・パロディも相当面白かった。
「韻文(ヴァース)の共にあらんことを」というプロモート用の一言も効いている。
とはいえ、3冊とも読むようなものではない。この1冊で十分だ。
惜しむらくは、シェイクスピアにそれほど親しんでいないこと。もちろん原文でも読んでいない。どうやら原書のほうに登場する独特の表現なども再現(引用?)されているようで、分かっていれば抱腹絶倒なのだろうなと思うと浅学の身が恨めしい。
誰か、「平家物語」風パロディにでもしてくれまいか? まだそのほうが大笑いできたかもしれない。