ディズニーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレサルタンとジャスミンの初めてのチェスにハマる話、サルタンの友人・ガジーの一人息子・カヴと友達になろうとする話。
カヴは初日は金持ち自慢やジャスミンの話は聞かなかったり酷い奴だったが、翌日にはケロッとしていて、遊びの提案にも賛成するしむしろ丘を転がるの楽しいぞと提案して遊ぶ。一日にしてこの差は、子供のその時の気分だと思えばまぁ…
サルタンの召使い・アルマンドの息子・ババクとも知り合い、カヴも含めた3人で仲良くなり、友情と冒険の記念に、小石を3つ拾って宝物よ!と渡し、ジャスミンは粋なことをする。
さらに、カヴは帰り際に自分のチェスセットをジャスミンに渡し、持っていて欲しい、また遊ぼうぜ!と帰っていく…初日はあれだったのに、粋な奴だ…
その後、サルタンに石を見せると、「ただの石に見えるが…でもこれは、お前にとって大切な石なんじゃろ?冒険で手に入れたんじゃな?なんと美しい石じゃろう!わしの勇敢で強く美しいジャスミンや、わしはお前を誇りに思うぞ!」と抱きしめていて、なんて素晴らしいパパだ。
また遊び友達がいなくなったジャスミンは、カヴは帰ったけどババクとなら遊べることをサルタンに提案するも、王家の血筋じゃないからと相変わらず駄目だという。
「さっきお父さまはただの石を美しいと言ったわ。石がどんな石かなんて関係ないでしょ?正しくない決まりは、変えるべきだと思うの」
とジャスミンはきっぱりいいのけ、それはかっこいいのだが、サルタンも結局許してしまう。
甘いぞパパ…
なお、ジャファーらは登場しない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレちゃんとした挿絵も頻繁に出てきて飽きがこず、話自体も、アリエルが初めて海の上に出た話(そして初めて"トリ"であるカモメに会う)、初めて(映画本編ではおなじみの)沈没船を発見して中へ入り、人間の道具を色々見た話(オセロや絵がたくさん載った本など)、ぞれぞれ姉2人を伴ってだが、新鮮だった。カモメ、イルカ、海の底の深海魚など、姉たちがビビるのも構わずに話しかけて交流するアリエルの冒険心が楽しい。
ラストもトリトン王との2ショットの挿絵もあり、話自体は短いのだが読み終えて満足感がある。
なお、フランダーやセバスチャンやスカットルは登場せず、姉達も全体的に登場はするが踏み込んだ話は展開されないため、あくまで幼少期のアリエルの冒険記として。 -
Posted by ブクログ
映画でも吹替版と字幕版を観てきました。
アニメ版のアラジンは観たことはないのですが、
聞いた話だとアニメ版ではジャスミンは王様にはならないそうですね。アラジンと結婚してアラジンが王様になって終わり。女の子はいつでも待つ側でしかない。しかし、今回の映画、文庫本ともにジャスミンが王様に。女の子でも王様になれる、国を治めることができる、自立することができる。
私の小さい頃はまだ女の子は待つばかりでした。なので女の子は待つだけしかできない。これがプリンセスたちから学ぶことでした。しかし、この映画を観て育つ女の子は、女の子は自立するものだ!と思い育つんだろうね、という話をしました。私もアニメ版は知らなかったので、プリンセスの中でジャスミンだけが王様になるものと思ったのですが、違ったんですね。アニメ版との違いを知って時代の流れを感じました。女性であろうと男性であろうと自分の意志をもって行動すれば自分の願いを叶えられるということです。待つ側では今の時代では駄目なんだと思いました。
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Posted by ブクログ
借りたもの。
戯曲風冒険活劇、第2幕。
映画内で言外に描写される心情や、更には台詞の無い怪獣ワンパやエグゾゴース(ミレニアム・ファルコン号が洞窟だと思って入っていた、小惑星に生息していた大きな生き物)にまで、その心境が丁寧に描かれるのは、戯曲ならではという印象。
心なしか挿絵も前巻に比べ、丁寧かつ古典風に豪華になっているような……
映画でも印象的なヨーダの元でルークが修行しているシーン、石やX-ウィングを持ち上げる所の描写は舞台らしい紐で吊った挿絵で表現され、舞台上での演出としてイマジネーションを膨らませられた。
最大の見せ場である、ルークとダース・ベイダー卿の戦いは『ハムレット』を強く意識させる。
平行して、注釈からシェイクスピアの戯曲のオマージュや、英語での掛詞を学べる。さらにはちょっと広義に、エリザベス朝演劇における、「人は役者、人生は芝居」という世界劇場(テアトル・ムンディ)という概念を知る。
翻訳を手がけた河合祥一朗氏があとがきで言っているが、修行中のヨーダの台詞が日本人に馴染み深い七五調になっていることで、詩的で、またそれによる紙面の余白から、瞑想的な雰囲気が醸しだされている。
日本人に伝わりやすい、詩歌の印象を強めた良い翻訳だと思った。
だから頷ける――“韻文(ヴァース)とともにあらんことを!”