今福龍太のレビュー一覧

  • アフリカ史

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    紀元前から1970年くらいまでのアフリカ通史。地中海に面する北アフリカは文化の流れが違うので、この本ではあまり触れられない。ヨーロッパから見たアフリカの歴史ではなく、民族に伝わる神話などから伝わる歴史。地名や民族の名前や人名なんかも耳馴染みがなくて読んでて楽しい。

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    2025年10月30日
  • アフリカ史

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     あの山口さんが、歴史シリーズの一冊として ”アフリカの歴史に関する本” を書いていたとは全く知らなかった。元版刊行は1977年なので50年近く前のこと。今でも日本ではアフリカ史に関する本はあまり刊行されていないが、この当時ではなおさらだっただろう。
     著者は、「はじめに」でアフリカの歴史について次のように言う。「アフリカの歴史は、かりに、それがユニークな位置を、人類史の中で持つことができるとしたら、アニムスで固められた、他の諸大陸の文明史に対して、アニマの位置、つまり深層の歴史を垣間みせるところにある。いわば、論理とか、実証とか理性とか、機械的時間で固めて、人間の意識の真の土壌から切り離され

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    2023年10月02日
  • アフリカ史

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    アフリカは暗黒大陸で近年まで未開のエリアというようなイメージを描きがちではあるが、ヨーロッパやアジア諸国同様、いろんな王国、帝国が興亡を繰り返し、地域独特の文化を育んできたことがわかる本である。

    黒人奴隷というのも、単純にヨーロッパ敵国がアフリカの人々を浚って行ったのではなく、アフリカの列強が商品として奴隷を輸出していたと言う事もよく判る。

    著者独特の語り口で読み物として面白い本だが、たんなる読み物ではなく、著者自身が描いたスケッチや詳細な図版が随所に挿入されており、本格的な歴史書になっている。フィールドワークで何度も現地を踏査している文化人類学者だから書けたものであろう。
    また、ヨーロッ

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    2023年08月19日
  • 宮沢賢治 デクノボーの叡知(新潮選書)

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    賢治は分析しすぎてはいけないということが分かった。
    難しいことは考えず、あの透明感を自分なりに咀嚼するのがいいと思う。

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    2020年06月13日
  • 宮沢賢治 デクノボーの叡知(新潮選書)

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    「新しい相貌を照らし出す画期的批評」とあるけど、その「新しさ」が分かるほど賢治の批評に接していないところが辛いところ。
    けっこう読みにくいし、これが文学研究者のスタイルなのだとしたら、ちょっと牽強付会に過ぎるような。そんなに新しい解釈を求めなくてもいいんじゃないかなぁ。

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    2019年11月12日