太田浩一のレビュー一覧
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冒頭は、これでもかというぐらい当時の様子が描写されている。
まさに、もう一つの主人公は19世紀(改造前の)パリ。
主人公フレデリックが、超賢くもとんでもない阿呆でもなく、ごくごく普通な(時に失敗する)人間なのが良い。
これから面白くなるー!というところで下巻に続く。
今のところ回収見込みが無さそうなお金の貸し借りと、見込み薄の恋愛と決闘しかしてないよ、フレデリック!
あと、光文社古典新訳文庫の表紙絵は、作品を読んで膨らんだイメージを描いているらしいんだけど、この青虫のような人間の絵は一体何を表してるんだろう。
あ、、もしかして蝶(成熟した中年男性)になる前の、青くさいフレデリック自身を -
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ネタバレこの作品を読むと、地元の同級生たちや、過去のバイト先にいたような、無責任で身勝手な人々のことを思い出す。
この話の舞台は、普仏戦争でプロイセンに敗北した1871年のフランス。プロイセン軍が戦勝国としてルーアンの町を占拠しているなか、知り合いのドイツ人士官のつてを辿り、町から出る許可を取りつけた人々が4頭立ての大きな乗合馬車を確保。メンバーは、10人。
ワイン問屋を営んでいる、悪知恵が働くお調子者のロワゾーとその妻。
紡績工場を3つ所有している錦糸業界の重鎮にして県議会議員のカレ=ラマドンとその妻。
ノルマンディー地方でも屈指の名門に属しているブレヴィル伯爵夫妻。
修道女ふたり。
民主主義者 -
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さすがは光文社新訳文庫!
訳注がとても親切な上、随所に画像が挿入されていて非常にわかりやすいです。さらに訳者まえがきでは、時代背景が解説されており、巻頭には地図、巻末には年表までつけられています。しかもしおりには、主な登場人物の簡単な紹介が。
このようないたれりつくせり、非常に快適そうな書なのですが、その入り口はなんだかとっても敷居が高いです。
「しばらくの間、辛抱強く読みすすめていただくことを願っています」だとか、「ともあれ、これから『感情教育』の大洋に乗りだす読者が、つつがなく航海を終えることを祈ってやみません」なんてなことが、いきなり、訳者まえがきに書かれているではないですか。
どうも -
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大好きな光文社古典新訳文庫シリーズ、最近イギリス文学ばっかり読んでいたので、このままでは第二の故郷おフランスに申し訳が立たない!
よって久しぶりにフランス文学です
そうとなれば、近代フランス文学を代表する作家フローベールです
赤鼻のおっさんです
代表作『ボヴァリー夫人』です
ずっと「ボリヴァー夫人」だと思ってました「あらーワンちゃんスッキリしてかわいくなったわね〜」それはトリマー
脱線がひどい!(お前な)
いやー、おフランスだったね〜
おフランスの恋愛小説だったね〜
イギリスの恋愛小説はくっついて終わる
つまりハッピーエンドってわけよ
アンダースターン?
一方おフランスの恋愛小説はくっ -
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不倫には歴史的許容があるからこその内容かと思いきや、公序良俗に反するわいせつ罪に問われてしまった作品。ゆえにベストセラーになってしまったというあたり、いつの時代も実は垣間見たい恋愛テーマなのだろう。
日常の退屈から逃れるために、愛と情熱を追いかけるエマ。そして何もかも失ってしまう。
ただの向こう見ずで夢見がちのわがままとしか思えないし、病的な恋愛依存で、子供がかわいそうすぎる。そんな現実的な冷めた感想を持ってしまった。
でもそれこそが作者が求める現実的な感想かもしれず、どんでん返しやハッピーエンドのオチが必ずある訳ではない、まさに現実を描き出しているのだろうと思う。
解説を読んで気づいたが、 -
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上下巻、まとめての感想です。
『感情教育』はフローベールの主要作品中、もっとも自伝的要素を多く含んだ小説←解説より
二月革命から、ルイ・ナポレオンのクーデター事件までのパリの街が舞台。主人公フレデリック(田舎からパリに出てきた青年)の波瀾万丈恋愛物語。生き生きとした、歴史的事件の描写もあり。
フレデリックの恋愛対象は、4人。(アルヌー夫人、ロザネット、ロックの娘ルイーズ、ダンブルーズ夫人)
心中に本命の女性がいるものの、あっちの女性、こっちの女性と心変わりして、さあ大変。二股どころじゃありません。女の立場から言えば、“何なのこの人?”という感じ。でも、世のおじ様の中には、“若い頃の男は -
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きぃみらフランスブンガクなんてよま〜ないとおも〜いな〜がら〜♪
あとすこ〜しぼくにぃちかづいてほしくて♪
あいみょ〜ん
はい、モーパッサンやゾラの師匠的存在でフランス文学の巨匠、写実主義の確立者ギュスターヴ・フローベールの代表作『感情教育』です
とにかく延々と続く情景描写を読みやすく訳すって大変だったと思うな〜
すごいな太田浩一さん
そして本作はなんとその訳者太田浩一さんの「まえがき」から始まります
こんな構成珍しい
で、その「まえがき」を要約すると…
とにかく上巻は我慢せい!ってことらしいw
下巻はめちゃくちゃに面白いから我慢せい!ってことらしい
いやいや簡単に言うけど上巻だ