金巻龍一のレビュー一覧

  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    戦略を考える上で本質を捉えるヒントになる質問がまとめられている。個人的に好きなのは以下。

    ・今のまま何も変わらなければどうなるか?
    ・今の戦略が成功して課題が全て解決したらどうなるか?
    ・今の戦略が成功したら何が弱くなるか?
    ・あなたの会社がデジタル化したいのは商品/プロセス/人材のどれでしょうか?
    ・あなたの会社に自分の子どもを入れたいか?
    ・あなたの会社の社員が他の会社に転職したら活躍できるか?

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    2025年05月17日
  • 戦略企画―なぜ、あなたの企画は通らないのか?

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    著者は金巻隆一氏。アクセンチュア、PwC、IBM、GCAなどで戦略コンサルに従事。

    感想。手触り感抜群。ノウハウの塊だ。


    備忘録
    ・「企画」はアイデアを書くだけの意見書ではない。革新的なアイデアほど実現の難易度が上がり、組織内での合意形成が難しくなる。決して全員が賛成することはないその内容について、組織としての意思決定を促し、仲間を作り、力を借り、自分の身の丈をこてる何かをする、それが企画である。

    ・企画とは、「世の中の変化」と「組織の底辺を流れる現状肯定の感情」の架け橋である。

    ・安易な「走りながら考えよう」は危険。ただでさえ考えるのが難しいことを走りながらやろうとするのは天才でな

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    2024年12月28日
  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    ビジョン、戦略、戦術、オペレーション


    戦力のイインフレ、工業化、同質化
    →"発想"を伴うものにまで手順を与えうるものなのか

    その戦略に「決断」の匂いはするか

    判断、と、決断の違い

    × あるべき姿はなに
    ◯ あなたの個人的な野心は何?

    戦略立案→発想と調整。
    前者は短時間でいい。後者は時間がかかる。


    思考の真空地帯
    →考え事?調べごと?決め事?

    「やらなければいけないこと」ではなく「やってみたいこと」
    →リーダーシップの厚みが変わる

    ウォールームの四つのアングル
    ・長期スパン
    ・タブーを打破する
    ・重要だが緊急性が低いものを短時間で描き切る
    ・暗黙の野心や

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    2024年06月09日
  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    経営戦略の核ってこうやって作るんだ…!と目から鱗の一冊。こういう議論が経営者と闊達にできるようになれば楽しいだろうなぁ、と、まだその域に至らない自分の不出来を噛み締めつつ読んだ。しばらくしたら、また読み返したい。

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    2023年08月06日
  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    元IBMで戦略グループのリーダーだった金巻さんによる本質的に戦略を考えるためにどのような問いを投げかけたら思考が進むのかということを考えた本。単に施策をホチキス留めして時間軸にそって整理することが戦略策定ではなく、少人数で40分程度でアイデアを練り、あとはそれを検証する。それが戦略策定というものであって、コンサルが入って数ヶ月でまとめるようなものではないという。
    本書で紹介される質問の数々は経営者の頭の中にあるアイデアを引き出すために実践できるものであることに加え、どうしても考えやすいwhatやhowに流れてしまう我々の思考を引き留め、whyを考えることを可能にしてくれる。
    それにより、我々に

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    2022年08月11日
  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    次の戦略を考える立場になった身として、非常に色々な付箋ポイントがあった本。
    コンサル側の視点として、どういう視点で考えて「問いかけ」を活用していくか。色々と取り入れていきたいです。

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    2022年01月11日
  • 戦略企画―なぜ、あなたの企画は通らないのか?

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    後半は難解な内容であったが、総じて勉強になった。

    ・対策は改善、解決、解消の観点がある
    ・前提を見直すことも必要
    ・改善点を見つけやすくするために、事業はできるかぎり見える化する
    目的:どうなりたいか
    目標:どうなると目的が達成されたとみなすか

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    2025年11月29日
  • 外資系コンサルタントの企画力―「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す

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    タイトル的にどうかなと思ったんだが、全然良書だった
    ・企画の本ではないと思う。コンサルのプロジェクト進行ノウハウ、提案時の振る舞い。
    ・ポジション取ってリスク踏まえさせる提案、とか。いつも気にしてたことが文字になっててよかった

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    2025年04月26日
  • 戦略企画―なぜ、あなたの企画は通らないのか?

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    タイトルとジャケットに惹かれて手に取った一冊。
    コンサルタント視点であるため、事業会社にとって全てを引用するということではないものの、随所に散りばめられたエッセンスはとても参考になる。
    1つめは言葉の使い方、定義について。目的と目標。課題と対応策など。しっかりと使い分けることで、自身の頭も整理できる。
    2つめは企画の発想。自社のリソースに実は有効な技術、サービスがあるのではという出発点。法規制の変更や環境の変化などのチェンジドライバーを捉えられるか。自身が不慣れであるだけにもう少し養いたい。
    3つ目は思考のヒント。別にその企画無くてもいいんじゃないかと自問自答することなど。日々の業務においてし

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    2025年02月17日
  • 外資系コンサルタントの企画力―「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す

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    企画を繋げるための視点で様々なポイントが筆者目線で描かれている。特に経験から得たノウハウやプロフッショナルとしての心構えなど参考に出来る部分が多かった。しかし、本書のボリュームが多く、もう少しスリム化されると尚良しと感じた。

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    2022年07月10日
  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    (著者には大変失礼ながら)そこまで期待して読んだわけじゃなかったのですが、
    読んでみるととても良かったです。

    戦略コンサル出身の著者が一般的な戦略コンサルの手法とは異なるやり方で、
    経営者と戦略について議論するときの手法が書かれた本。
    経営は、問いの集合と聞いたことがありますが、
    まさしく経営者をハッとさせるような「問い」を通じて、
    経営者の脳みそをスパークさせるやり方がユニークです。

    問い自体も経営者ではない自分には、??な時もあるのですが、
    おそらくそれは自分の経験不足で、
    ワードチョイス一つこだわるだけで、
    ここまで思考を深めれるのかと感じました。

    この問いを発するにはそれなりの信

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    2021年12月22日
  • 外資系コンサルタントの企画力―「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す

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    日頃企画をするにあたって、なんとなく考えていたことや思っていたことが改めて言語化されているので、なぜそうなのかを自分なりにも説明しやすくなった。

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    2019年05月18日
  • 外資系コンサルタントの企画力―「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す

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    「企画」とは何かというところから始まり、その企画をどのようにして実現に結びつけるか。著者の豊富な経験に基づいて書かれていて、「確かにそうだ」というところも多く、また、「そういうふうにすればよかった」と気づかされることもあり、参考になる。企画力を高めたい人、企画書やプレゼンについて悩んでいる人におススメ。

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    2015年10月31日
  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    戦略やDXなど、耳障りはいいが曖昧なテーマを考える上でのヒントになった。
    良い戦略を考えるためには選択肢を狭めない、かつ向かうべき方向の解像度をどれだけあげられるかが重要になるのだと思った。
    戦略で何が弱くなるか?成功したら社員はどんな恩恵を受けるか?といった戦略質問は、解像度を高める方法の一つであり、今後戦略を検討する上で自分自身に問うことも有効だと思った
    (ただ、総じて自分にはまだレベルが高い…)

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    2025年08月24日
  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    企業戦略の立案について、戦略立案時の核心をつくキークエスチョンを挙げながら説明した本。「経営戦略の立案を経営者に大政奉還する」をテーマに、決定者を中心とした短時間少人数での戦略検討を推奨している。
    戦略とは「選択と集中」であり、ミッション(自社の使命)に紐付いたディレクション(優先順位)を元に策定してくものである。

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    2022年11月25日
  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    戦略コンサルタントである著者が短時間で戦略を策定するための質問や考え方についてまとめた一冊。

    たいていは3時間かかる経営戦略の策定を40分の短時間でかつ少人数で戦略を策定するために10のセントラルクエスチョンから企業の課題を見出しそこから戦略を構築していくというコンサルタントとしての技法が多数紹介されており勉強になりました。
    また、ウォールームの事例なども書かれていて勉強になりました。
    人事やDXに対する企業としての考え方なども書かれていてこちらも勉強になりました。

    ビジョンを「ミッション」「ディレクション」「バリュー」の3つの組み合わせであることやデジタルにおける対象を商品、プロセス、人

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    2022年05月11日
  • 戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

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    「戦略は40分で視える」という指摘や10つのセントラルクエスチョン、ウォールーム、ジャイキリなど超第一線の経営者らとともに編み出した結論ゆえに示唆に富む内容は多い。しかし、如何せん約250頁の使い方が著者の昔話やIBM時代の思い出話がダラダラ述べられていて、話もあっちこっちにいって読んでいて疲れる(頭を使う、という意味ではなく)。経営者とダイレクトにこの会話を出来る人も限られる(超トップの戦略コンサルタントか経営者自身)ことを考えると著者の体験談で語られる構成だとどうだろう?と思わせられる。

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    2022年03月05日
  • 外資系コンサルタントの企画力―「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す

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    企画を「生み出す」のではなく「実現する」ことに照準を置いているところが面白い。根回しの重要性や自分の思ってることを言い当てる人が優秀と思う込むなど、なかなかハッとさせられる視点も多い。

    とはいえ筆者の雑多な経験や所感を書き連ねているような印象を受け(ひとつひとつは含蓄溢れるが)、ボリュームがあるだけに散漫な内容となり纏まりに欠けている点は否めない。例えば企画を提言前に反対者の意見を聞くという提言があり、そのとおりではあるが、反対者の意見を取り入れすぎると企画の「尖り」が失われ調整型の企画が生まれる弊害もある。そうしたプロコンにも触れるべきだろう。

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    2015年06月26日
  • 外資系コンサルタントの企画力―「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す

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    昔お世話になった金巻さんの新著。
    本屋で平積みされているのを見つけて、衝動買い。
    面白い着眼点が豊富なんじゃないかと、とっても期待。

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    2015年05月11日