戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

1,980円 (税込)

9pt

「3カ月、1億円」かけてつくる予定調和の戦略計画
「1時間、10の質問」からつくる“とがった”戦略コア
あなたはどっちを選ぶ? 短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく

質問が「思考のスイッチ」を入れる

戦略やビジネスモデルを発想するためのスタートが「ひらめき」であるのはいうまでもない。
そのために、いかに脳に非日常性を与えるかが重要だと思う。それを実現するための有力な方法のひとつが、戦略質問である。
一例を紹介すると、

「あなたの会社は新しい戦略を策定されましたが、それにより、どこが弱くなりますか?」

という質問がある。
立案された戦略が、本当に戦略になっているか(「選択と集中」がおこなわれているか)を問う質問である。戦略であれば、「選択と集中」の犠牲になる領域があるはずだ。元来、戦略は膨張しやすい。戦略策定の初期段階では、「選択と集中」を肝に銘じつつ、いろいろな議論がおこなわれる。その中で、ここも問題とか、ここも対応が必要、となる。結局、選択と集中どころか、戦略は予定調和、八方美人対応になってしまう。この質問への回答を参考に、企業のミッションとその寿命、ディレクション(「やること/やらないことの範囲」)を明確にしていく。
本書には、戦略にまつわる10の質問を紹介。戦略アイディアをひらめく力、発想する力を与えてくれる1冊。

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戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ビジョン、戦略、戦術、オペレーション


    戦力のイインフレ、工業化、同質化
    →"発想"を伴うものにまで手順を与えうるものなのか

    その戦略に「決断」の匂いはするか

    判断、と、決断の違い

    × あるべき姿はなに
    ◯ あなたの個人的な野心は何?

    戦略立案→発想と調整。
    前者は短時

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    経営戦略の核ってこうやって作るんだ…!と目から鱗の一冊。こういう議論が経営者と闊達にできるようになれば楽しいだろうなぁ、と、まだその域に至らない自分の不出来を噛み締めつつ読んだ。しばらくしたら、また読み返したい。

    0
    2023年08月06日

    Posted by ブクログ

    元IBMで戦略グループのリーダーだった金巻さんによる本質的に戦略を考えるためにどのような問いを投げかけたら思考が進むのかということを考えた本。単に施策をホチキス留めして時間軸にそって整理することが戦略策定ではなく、少人数で40分程度でアイデアを練り、あとはそれを検証する。それが戦略策定というものであ

    0
    2022年08月11日

    Posted by ブクログ

    次の戦略を考える立場になった身として、非常に色々な付箋ポイントがあった本。
    コンサル側の視点として、どういう視点で考えて「問いかけ」を活用していくか。色々と取り入れていきたいです。

    0
    2022年01月11日

    Posted by ブクログ

    (著者には大変失礼ながら)そこまで期待して読んだわけじゃなかったのですが、
    読んでみるととても良かったです。

    戦略コンサル出身の著者が一般的な戦略コンサルの手法とは異なるやり方で、
    経営者と戦略について議論するときの手法が書かれた本。
    経営は、問いの集合と聞いたことがありますが、
    まさしく経営者を

    0
    2021年12月22日

    Posted by ブクログ

    戦略やDXなど、耳障りはいいが曖昧なテーマを考える上でのヒントになった。
    良い戦略を考えるためには選択肢を狭めない、かつ向かうべき方向の解像度をどれだけあげられるかが重要になるのだと思った。
    戦略で何が弱くなるか?成功したら社員はどんな恩恵を受けるか?といった戦略質問は、解像度を高める方法の一つであ

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    企業戦略の立案について、戦略立案時の核心をつくキークエスチョンを挙げながら説明した本。「経営戦略の立案を経営者に大政奉還する」をテーマに、決定者を中心とした短時間少人数での戦略検討を推奨している。
    戦略とは「選択と集中」であり、ミッション(自社の使命)に紐付いたディレクション(優先順位)を元に策定し

    0
    2022年11月25日

    Posted by ブクログ

    戦略コンサルタントである著者が短時間で戦略を策定するための質問や考え方についてまとめた一冊。

    たいていは3時間かかる経営戦略の策定を40分の短時間でかつ少人数で戦略を策定するために10のセントラルクエスチョンから企業の課題を見出しそこから戦略を構築していくというコンサルタントとしての技法が多数紹介

    0
    2022年05月11日

    Posted by ブクログ

    「戦略は40分で視える」という指摘や10つのセントラルクエスチョン、ウォールーム、ジャイキリなど超第一線の経営者らとともに編み出した結論ゆえに示唆に富む内容は多い。しかし、如何せん約250頁の使い方が著者の昔話やIBM時代の思い出話がダラダラ述べられていて、話もあっちこっちにいって読んでいて疲れる(

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦略を考える上で本質を捉えるヒントになる質問がまとめられている。個人的に好きなのは以下。

    ・今のまま何も変わらなければどうなるか?
    ・今の戦略が成功して課題が全て解決したらどうなるか?
    ・今の戦略が成功したら何が弱くなるか?
    ・あなたの会社がデジタル化したいのは商品/プロセス/人材のどれでしょうか

    0
    2025年05月17日

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