維羽裕介のレビュー一覧

  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    ジョジョの奇妙な冒険の登場人物・岸辺露伴が主人公のスピンオフ作品で短編小説集。
    「くしゃがら」:本人も言っているが本当に露伴らしくない。だが、自分よりも熱狂してる人がいると自身は冷めるのは現実でもある。最後に謎の編集者の存在がじわりと恐怖感を演出していて上手い。
    「Blackstar.」:スパゲッティ・マンは都市伝説だ。怪談は幽霊の話、だが都市伝説の多くは正体不明の存在が相手だ。謎の存在は人の恐怖心と好奇心を同居させる。自身の写真を見たいとダメが同居する。
    「血栞塗」:好奇心は猫をも殺す。ダメと言われるとやりたくなる、だが多くの人は分別を付け妥協してある程度で止める。この2人越えてはいけない境界線を平然と越えているが、憧れていいの?これ?
    「検閲方程式」:好奇心は猫をも殺すパート2。露伴の好奇心は超次元レベルに達している。それを方程式にしたら何か起きそうと好奇心一般レベルは思う。
    「オカミサマ」:好奇心は猫をも殺すパート3。好奇心は~パート1、2と違って軽い気持ちでやって痛い目を見る。学習してよと思う反面、露伴はこうでなくちゃねと納得してしまう。だが、作品のために妥協しない姿勢はこれまでの経緯がアホみたいだが素敵だなと思った。
    岸辺露伴は叫んでる。各話で叫んでる。ほぼほぼ自業自得でそうなっているが、ほぼほぼ死にかけてるから叫びたくもなるだろう。だが、岸辺露伴は妥協しない、自身がそれを許さない。危険を承知でいけるのは無謀か勇敢か、いこうとすら思えない自分は冷静か臆病か…考えてしまう。

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    2023年02月18日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    戯れないより、叫ばないの方が個人的には面白いと感じました。中でもオカミサマや、血栞塗が面白かったです。短編なのでちょっとした合間にサクッと読めます。

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    2023年01月08日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    相変わらず猫をも殺す好奇心のせいで何度も死にかける露伴先生。
    この間読んだ『戯れない』よりもこっちの方が好みかも。ホラー感がより強い気がする。

    ドラマ化された「くしゃがら」、メリーさんの電話を彷彿とさせる「Blackstar. 」、対象を本にする〈ヘブンズ・ドアー〉と相性の良すぎるプロップが出てくる「血栞塗」、異色の壮大な世界観を持つ「検閲方程式」、〈債務と責任〉がテーマという、この中では最も大人的なストーリーの「オカミサマ」。
    どれもエキセントリックかつビザーレで楽しめた。もっと長編で読んでみたい。

    北國ばらっど氏の書く会話文が一番ジョジョっぽかった。

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    2022年10月20日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    興味があって買ってみた。短編で読みやすく一つ一つが奇妙でスリルがあり面白い。露伴の描写がカッコよく魅力的。

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    2022年06月04日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    「戯れない」の方よりさらに好み。北國ばらっど氏の二編が特に面白かった。露伴先生以外の登場人物のキャラクターがしっかりしていることが要因か。読みやすいのでまた新編も出してほしい。

    ・くしゃがら(北國ばらっど)
    ・Blackstar.(吉上 亮)
    ・血栞塗(宮本深礼)
    ・検閲方程式(維羽祐介)
    ・オカミサマ(北國ばらっど)

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    2021年09月06日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    凄く面白い短編だから読みやすい
    伊坂幸太郎さん系統が好きなら好きそうな感じだと思います。岸辺露伴をかっこよく描けてる描写は最高。ただ、セリフがもうこれはしょうがないんだけどなんだか育つに感じてしまう。露伴自体すごくかっこいいヘブンズドア〜私も使えるようになったら最高なのにと感じてしまう

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    2021年07月21日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    ああ!「だが断る」って露伴に言ってほしかった!そこだけが不満ッ!漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のヒットコンテンツ、岸辺露伴を主役に据えた短編集。4人の作家が各々の『岸辺露伴』を描く摩訶不思議な物語。私も大人げない大人代表として露伴が好きだしシンパシーを感じる。漫画を小説にするという意味ではよく書けていると思う。特に『くしゃがら』が断トツ。著者、北國ばらっどさんはとても上手い。まるで漫画が浮かび上がるよう。その他の作品もなかなかの出来。漫画を知らない人には1ミクロンも楽しめないと思うのが難点か。

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    2019年11月25日
  • スクールポーカーウォーズ 2

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    前作からの続き物。
    前作では登場人物紹介に終始したようだったが、今作ではポーカーの試合があり、青春学園モノの名に相応しい?合宿もありと盛りだくさん。

    試合描写はボードやスタック、ポッドの状況など細かく書かれることで、時々の心理状況やハンドの考察にリアリティが増していてよかった。
    合理的な思考でプレイする浦原甚助の視点でポーカーの試合が進むので、ポーカーとしての魅力が伝わるのはいいところだと思う。
    一方で、ポーカーに不慣れな人には理解しにくいと思う。イラストレーターさんには申し訳ないが、挿絵を入れるぐらいならその時の状況を図示した方がよほどわかりやすいと思う。

    前作同様、倶楽部が出来た由縁や中学生という設定といった物語としてのリアリティはあまりないし、青春エンタメ小説というキャッチコピーにもピンとこないが、ポーカーを主軸として読めば十分楽しめると思う。

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    2019年01月20日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    岸辺露伴を主人公としたJOJOのスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」シリーズの短編小説集。
    外伝やスピンオフ作品の存在を、原作を親としたら子供のようなものみたいな表現がありますが、スピンオフ作品(漫画)の小説集というのは、x親等の存在になるのかしら。甥姪?

    実写ドラマ化が話題となることが多い「岸辺露伴は動かない」シリーズ。自分も楽しみにしています。オリジナル要素を混ぜ込んでドラマの岸辺露伴として魅力的でいいですね。ドラマだと六壁坂を物語の核に据えたシリーズが好きでした。
    ドラマに小説集の方から「くしゃがら」のエピソードが扱われていたので、小説も追いかけないと楽しめないな、と思って読み始めました。小説集「岸辺露伴は叫ばない」です。

    「くしゃがら」「Blackstar.」「血栞塗」「検閲方程式」「オカミサマ」の5篇。
    毎度のことながら露伴センセーは、好奇心で頭を突っ込み、心身を危険にさらして、漫画のネタを探しています。受動でも能動でも、結果的にネタ探しになっているというか、しているというのが業の深さです。

    スタンドであれば原則人間同士なのですが、「動かない」シリーズで相対するのは、ほとんどが人間以外の存在であるので、下手に触れてはいけない分野なんだよな。
    己のテリトリーに侵入した。発動条件を満たしてしまった。罠にかかってしまった。
    なんにせよ、トリガーが動いてしまったら逃れることはできないというのが基本で、そこをヘブンズドアーというイカサマみたいなもので掻い潜っているのが露伴センセーです。

    「血栞塗」が好きです。
    あの司書を、荒木飛呂彦が描いたあの司書を見たい、というのが最初にきた感想で、追い詰められてゆく時の迫力が圧倒感が良かった。強者のプレッシャーで動けない、というよりも、逃れられないの絶望と諦観の混じった脱力があったように思います。
    強者としてだけの立居振る舞いよりも、得体のしれなさが先に立つのがJOJOの登場人物に感じる迫力で。ディオになくてDIOにあるのはそれ。それがカリスマ性につながっているのではないでしょうか。あの司書にも、同様の得体のしれなさがありました。

    文字だけで登場人物の激昂台詞を読むと、なかなか違和感を感じてしまう。「オカミサマ」とか。あのJOJO特有の台詞回しといいますか、漫画の絵と言葉で構成されているから、印象が強く効果的なんだな、と再確認。

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    2025年09月26日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    何だか、すごい世界だった。始めは、面食らったが、まあまあ理解できたら、これはこれで、すごいストーリーだし、発想が常人には、思い付かない。さずかジョジョ。

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    2023年06月21日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    ジョジョ詳しく知らなくても楽しめる ノベライズとしてはいい 読み物としても面白いけど セリフの言葉の使い方は 粗雑だと思うカタカナばっか 全体的に猟奇的 奇妙楽しくは読めた。しかし、人を選ぶヤンキーが無理な方には無理でしょう。露伴の描写は良い。

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    2021年08月28日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    テレビで高橋一生さんが、「原作のファンの方たちに、叱られないように…」と言ってたので、読みました。
    マンガを小説に直すのは、場面の奥行きをどこまで説明するか?大変だったと思います。
    小説して、面白かったです。


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    2021年08月04日