レーモン・クノーのレビュー一覧

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    ネタバレ

    バスで起きた些細な出来事が99個の異なる文体で、繰り返される実験的作品。
    本作を読んで、私は「物語」の多次元性を強く認識した。
    「主体」の多層性に始まり、質料としての「言語」の解体、「作家」自身も遊戯余地のある「主体」と捉える視座。
    「どう書くか、そして書いてるのは誰なのか?」
    という表現への無限の問いを与えてくれた。
    訳者あとがきでも、親切にほとんどの文体練習の文化背景や操作規則を解説してくれている。
    それを読むと、グノーの文体練習が、実に逍遥の自由さ持ち合わせた遊戯かがわかる。
    彼の「万物を創作の血肉にする」という転用への貪欲な姿勢を見習いたい。
    「一度触れたもの全てを創作に転用する清々しさ」が私には必要だ。

    0
    2026年02月02日
  • 文体練習

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    ・原書の発想も凄いが、
    翻訳のセンスが凄すぎる。

    翻訳でこんなに味が出るとは…
    フランス語ができる人であれば、
    合わせて原書も読んでみたら、
    より楽しめそう。


    ・本文はもちろん面白いが、
    訳者のあとがきを最初に読んだのはよかった。

    訳者が苦心したこと、
    翻訳しながら考えたこと
    またそれぞれの章の注釈が書かれているので、
    より味わって読むことができる。



    ・書かれている文章の内容は同じ。
    でも、書き方が違うとこんなに印象が変わるのかと驚かされる。

    21区別
    バスのなかで(風呂の話ではない)、わたしは、ひも(女に貢がせる男のことではない)を巻いた帽子(某氏ではない)をかぶった男を見かけた。
    (ぶった男を見限ったのではない。)…


    和訳センスが面白すぎる!

    35語頭音消失

    衝撃的。

    たしは とで っぱいの スに った。
     スの かには びが るで リンの うに がい    
     かものが た。…

    これでも、なんとなく読めてしまうから不思議。



    46音の反復
    7行ほどの文章の中に
    ぶん
    と言う言葉が33回も出てくる。
    洒落
    になっている。

    70語頭音付加

    まある日の、ど小五ごろ、べ混雑した、さバスの、お後部デッキで、な私は、とある、お若者を、も見かけた。…



    72だくでん
    ひらがなに、濁点を打ちまくった文章。
    普通の日本語では、濁点が付かない所にも
    (例えば、うに濁点など)ついてるところが面白い。




    役者あとがき

    翻訳を通じて感じた事は
    自分の無力さであり
    日本語の無力さではなかった。

    フランス語以上に、
    日本語を探検する良い機会となった。

    日本語は相当奥の深い柔軟な言葉である。

    本文の中では一切説明しないこと
    もしもクノーが現代の日本人だったら、
    どんな文体にしただろうかと想像しながら言葉を選ぶことを方針とした。

    0
    2021年07月04日
  • 文体練習

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    すごい。
    言語にはこんな可能性とバリエーションとがあるのかと、感激した。
    こんなふうに、言語自体にスポットを当てて考える機会が初めてでとても面白かった。

    真剣に大人が言葉で遊んでいるのをみさせてもらった感覚。

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    2021年01月04日
  • 文体練習

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    20世紀フランスの作家レーモン・クノー(1903-1976)による実験的な作品、旧版1947年、新版1973年。ある単純な出来事を99の文体で書き表したもの。

    一時期はシュルレアリスムや実存主義のグループと近かったこともあった。その後もミッシェル・レリスやジョルジュ・バタイユらとは交友が続いたという。1960年に発足した文学グループ「ウリポ」にて、言語遊戯などを通した文学実験を展開した。

    □

    言葉が世界の像であり、世界が言葉の像であるならば、言葉遊びは世界をおもちゃにする遊び。言葉が世界と精神との境界接面であるならば、言葉遊びは精神をおもちゃにする遊び。世界も精神もいっぺんに笑って面白がってしまえる遊び。

    もうひとつ、言葉のまえには読者がいる。読者も読書行為も、いっしょにパロディ化されて、そうしてみんな笑ってしまえる。そうした言葉の軽妙さ、つまり自由の軽妙さを味わえる。言葉をあいだにはさんで、世界も精神も、場所だとか属性だとかなくなって、描線もなくなって、中空に消失してしまいそう。ボルヘスみたいな高度の感覚。

    読後、具体物のどんな影も残さないが、それでもこの本はなにがしかのものであって、それは言葉や読書がなにがしかのものであることと同じであると思う。そしてそれは、それ自体で、味わうに値するのだと思う。

    「語られるべき内容がほとんどなくても、言葉は無限に増殖して一冊の本になることができるのだ」(p138,訳者)。

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    2020年08月16日
  • 文体練習

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    何の変哲もない日常の一コマを、99種類の文章で描き出すっていう実験的な(?)一冊。原著はフランス語。

    なにこれ、面白ー。変なことを考える人がいたもんだ、と思って読みたい本リストに入れたまま、ずっと忘れていた。。。
    やっぱり面白かった。一朝一夕で99種類かけるようにならないよね。すごい。

    もう、翻訳する人の苦労が推して知るべしだよ…超楽しそうだけど、想像しただけで涙出ちゃう。
    原文のフランス語のものは、フランス語学習にも用いられるくらい有名な作品なんだって。

    10. 虹の七色: こういうのすてき。どうやら原文も絶妙らしい。
    23. あらたまった手紙: 夢野久作の少女地獄を思い出した。
    63. 古典的: 枕草子きた…!
    82. 聞き違い: 絶妙すぎ。笑
    88. 罵倒体: なぜかジョジョを読んでいる気になる。

    フランス語さっぱり分からんのが残念だなぁ。英訳されて売ってるのなら、それはそれで読み比べてみたい。

    この本が更によかった点は、99編が終わった後に訳者の解説があって、ひとつひとつの要点とかを説明してくれているのです!苦労した点とか、ぶっちゃけもう訳せないんで枕草子にしました、とかいう話があってすごい興味深かった。

    この朝比奈さん訳版の他に、松島さん訳版というのもあるらしい。是非読み比べてみたい。

    こういうの好きな人には絶対おすすめな1冊!

    --

    前人未到のことば遊び。他愛もないひとつの出来事が、99通りもの変奏によって変幻自在に書き分けられてゆく。『地下鉄のザジ』の作者にして20世紀フランス文学の急進的な革命を率いたレーモン・クノーによる究極の言語遊戯がついに完全翻訳。

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    2015年10月07日
  • 文体練習

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    おもしろいです。
    おんなじ文章が こんな風に変わってかけるんですね。
    とても 参考になりました 自分でもやってみようと思います。
    しかし…翻訳…大変だったでしょうね。

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    2014年02月08日
  • 文体練習

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    凄い、凄すぎるぞこの本は。何でもない日常の一コマを、99の異なる文体で表現するというとんでもないコンセプト。読めば読む程、当たり前の風景にこれ程の多様な視点が存在するのだと驚愕し、表現によってこんなにも言葉は自由に遊び回れるのだと感嘆させられてしまう。翻訳も直訳的表現を抑え、意味よりも技巧を意向した訳によって逆説的に日本語の芳醇さを示し出し、丁寧な装丁は本作の意匠にぴったりの衣装となる。ここでは言葉が踊り、言葉が楽しんでいるのだ。最高のスキルとセンスとユーモア。いやぁ、豊かさってのはこういう事でしょう。

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    2013年11月15日
  • 文体練習

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    まずは作者のこの試みと、訳者の仕事を心から讃えたい。
    解説を読むと訳者の苦労や工夫が良く分かる。素晴らしい。

    内容は非常に面白く、いろいろ参考になるスタイルあり。
    個人的に好きなスタイルは…
    『遡行』
    『合成語』
    『区別』
    『聞き違い』

    結構最初の方のに偏ってるな…。
    それはさて置き、好きなスタイルのなかでも『合成語』は最高だった。
    マイベスト。

    “ぐい押しわざ突き”
    “サン=ラザって”

    訳者もニヤニヤしながら訳したに違いない。


    惜しむらくは“伝達”という面で通じないスタイルがあることかな。
    全スタイル普通に使っても通じる内容だったら文句なかった。
    なのでその分★ひとつマイナス…と思ったけど、
    コトバアソビの名に懸けて、やっぱりひとつプラスで★5つ(笑)。

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    2013年06月01日
  • 文体練習

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    「文体練習」という名の通り、あるなんの変哲もない例文をただひたすら「キザっぽく」「無機質な感じで」「箇条書きで」「教科書のように」「ギャル語で」「比喩表現を使いまくって」「通行人Aを主人公にして」「全て倒置法で」など、思いつく限りの様々な文体でこねくり回した本。文体とはなんなのか、比較できるのが面白く、自分の文体を見直す手がかりにもなる。ベースとなる例文自体は本当にシンプルで短いので、次から次へと想像を超える文体たちに驚いているうちにサクッと終わってしまう。暇つぶしにもぜひ。

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    2013年05月26日
  • 文体練習

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    同じ状況を極力同じ文章で、文体を変えて書くというもの。日本風にアレンジして訳されているところもあり素敵です。

    そういえばずいぶん前のダ・ヴィンチで嵐の松本潤がこの本を持ってきていましたが、時のトップアイドルがこれを持っていたと思うと…おしゃれだな〜

    0
    2014年02月26日
  • 文体練習

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    面白かった。

    ドラマチックでも何でもない1つの出来事を
    99通りの書き方で表した本。

    言葉遊びや実験的なものも含まれていて
    中には解説を読まないと何がなんだか分からなかったり
    読んでもよく分からないものもあるんだけれど(笑)

    でも面白い。

    文章って色んな書き方があるんだなぁと、改めて感じられる本でした。
    内容も大事だけど、書き方って大事だなぁ。


    個人的には「語尾の類似」「アレクサンドラン」「古典的」「英語かぶれ」「イギリス人のために」辺りが好きだった。

    「英語かぶれ」は、完全なるルー大柴的文章なんだけれど(笑)
    解説を読むと日本語って面白い!と思う。

    「イギリス人のために」は音読したくなるし、
    最後の最後の「意想外」の最後の一文も意想外で良いな…


    全編通して、フランス語から日本語に訳した翻訳者さんの苦労が偲ばれました。
    よくぞこれを!グッジョブ!!

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    2013年04月29日
  • 文体練習

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    読み始めたら、コレは、なんと言う本だ。
    というより、本じゃない。
    フランス語が原文なのに 日本語におしゃれに訳されている。
    良くぞここまで訳したよ。
    日本語の選び方がうまくて、おしゃれだ。

    物語は
    『ある日、バスのなかでソフト帽をかぶった26歳くらいの男が隣の乗客が押してくるので腹をたてるものの、その口調はたいした剣幕ではなくて、別の席があくとそそくさと座る。その2時間後、サン・ラザール駅前のローマ広場でその男をまた見かけた。連れの男がいて「君のコートにはもうひとつボタンがいるね」と言っているのが聞こえた。』

    というだけなのであるが、
    それが、様々な編集方法で繰り返される。

    物語を 昆虫の目のように
    たくさんの眼で みている。

    小さな出来事が まるで宇宙のように膨張していく。

    たえまない ひるまない しつこいほどに
    くりかえしているが 繰り返していない。
    遊んでいるけど 真顔でぶつかっている。

    血のにじむような努力をして
    いや 知のにじむような努力をして
    書き連ねている。

    ひとつの物語が 99の物語に 再現される。
    あーぁ。

    私は いままで 一つの物語しかかけなかったのだろう。
    ひとつの物語が 99の物語に なる無限の可能性。

    身体が ゾクゾクした。
    読み終わったとき なかなかでなかった
    大きなウンチが ドンとでたような快感さえ覚えた。

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    2013年03月25日
  • 文体練習

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    ネタバレ

    ただの言葉遊びの本ではない。

    同じ出来事を複数の人が見たときの、羅生門的な食い違いを練習の形で再現している。この本を読んで、人生を多角的に見ることができるようになったと共に、発言の際に単なる言葉遣いだけでなく何に言及し何に言及しないかに気を配るようになった。

    0
    2017年12月22日
  • 文体練習

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    [どうして読もうと思った?]
    文章を書きたいけどちょっと弱気になっている私に、読書会の主催者の方がおすすめしてくれたから。

    [感想は?]
    1つの話をいろいろな方法で書いていてそれはもちろん面白い。
    だが、この本をさらに面白くしているのは、海外の本を「翻訳」しているからだ。
    訳者の方が、いかに原文(フランス語)の面白さを日本語に置き換えるか、置き換えられない場合は、日本語のどんな特徴を活かせば面白くなるか、という別の部分が、面白さの大半を占めていた。
    だから、いろいろな角度から文章を書けるようになりたい人だけでなく、翻訳を志している人或いは今実際にしている人も大変参考になる良書だと思う。

    [余談]
    訳者の方によると、著者のクノーは、仮原稿の際に、ものすごい数の下ネタを書いていたらしい。それらは削除されて出版されているけれど、それでも一部に「(同じバスに乗っている女性の)お尻が自分に触れることを想像する」というようなフレーズがある。これは当時は許されたかもしれないけれど、現代ではハラスメントにあたる文章だと思う。

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    2026年03月13日
  • 文体練習

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    面白かった!
    読書を楽しむというよりは、音楽を楽しんでいるような感覚に似てるかも。まるで、変奏曲を聴いているような感じだなーと思ったら、この作者はバッハのフーガの技法を聴いて着想を得たらしく、なるほど…
    しかし、この本のアイデアもさることながら訳者の創意工夫がえげつない。すごい。日本語の奥深さがとめどない…

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    2025年05月24日
  • 文体練習

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    バスの中でいざこざを起こした男を、その後、別の場所で見かけた……という、単純な流れなのだが。99の文体で書くことによって、99通りの違った話になったように感じるという、面白い試みだった。普段親しんでいる文体だとわかりやすいが、読んだこともない文体だと、わかりにくいし、怖さもあるような気がして。面白かった!Xで見かけて読んだのだけど、本当に、Xの人たちは、どこでこんな面白い本を見つけてくるんだろうなぁ。

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    2025年05月11日
  • 文体練習

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    原書のこだわりの凄さに加えて、翻訳の大変さにも驚嘆する。特に言葉遊びの文体は、訳者あとがきと解説を読みながら読んだほうが面白いし良い。

    「2.複式記述」でいきなりのくどさに笑った。
    「78.らぞなぞね」とか、解説を読まないと仕組みが分からなかった。

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    2025年01月13日
  • 文体練習

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    1つのちょっとした話が、99通りの文体で繰り返し語られる。同じ物語でもこんなに多様な表現の仕方があるのかと感動するような章もあれば、アナグラムなど「文体」とは言えない(しかも出来上がった文は意味不明)ものもある。暗号のような文も、試みとしては面白いと思う。
    訳者のあとがきもかなりしっかりした分量があり、翻訳の裏話が読めるのも嬉しい。

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    2016年09月02日
  • 文体練習

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    ひとつの話を色々な文体、角度から書く正に「文体練習」

    文体のテーマに沿って面白い(なるほど的な)文章。私の今得たいと思っている多角的視点なのかなと思うし、人それぞれ異なると言うことになる。こんなにも人は違うのだなと思う。

    本が好きな人と言うより、文が好きな人が面白いと感じる一冊。と、私も文章と言うものに魅力を感じているのだなぁと再認識する。

    まあよくコロコロとこんなに文体を変えた表現が出来るものだ。

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    2014年10月28日
  • 文体練習

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    一つの出来事を99通りの書き方によって表現してみました、という内容。よくやるよ、まったく……。翻訳した方もお疲れ様です。日本文の可能性を感じたい方はぜひどうぞ。楽しみ方は人それぞれ、解釈の仕方も人それぞれ。本棚に置いてあると、ふとした時に手に取りたくなる一冊です。そんな引力がこの本には働いていると、勝手ながら私はそう思いました。(この本自体もオシャレな作りなんですよ、本当に)

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    2014年02月15日