矢野陽一朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会社は何のために存在するのか?なぜ働くのか?を考えさせられました。
◾️パーパス(存在意義)とは
・パーパスと人こそが企業再生の鍵
・企業は人であり、従業員がどれぐらいエネルギーを持てるか。それにはパーパスが重要
・企業のパーパスはお金を稼ぐことではない
・金を稼ぐのは必須事項だが、最終目標ではない
・少数の頭の良い幹部が戦略と実行計画を立ててそれを従業員に指示し、インセンティブを使って意欲をかき立てるような古いトップダウン型の経営手法は機能しない
「愛していること」「得意なこと」「世界が必要としていること」「お金を得られること」4つが重なる部分がパーパス
・意味を見いだすと仕事のエンゲージ -
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Posted by ブクログ
この本を知ったきっかけは、ジョセフ・ジャウォースキーの本だった。
シンクロニシティにも源泉にも、たびたび出てきた名前である、
ジョン・W・ガードナー。その考えが気になって読んだ。
自己革新という題名は、この本を一言で象徴しているが
その一言に込められた意味や内容は、非常に深く充実していると思う。
停滞と衰退が進み、崩壊する社会や個人。
逆に、そのような事態を防ぎ、発展と創造を果たし続ける、
革新していく社会と個人もある。両者はどう違うのか?
社会や組織における革新は、それらを構成する個人に
かかっている、と著者は説いている。そのため、
この本の主な内容は、あらゆる個人が果たすべき革新と、
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Posted by ブクログ
書名からすると単なる啓発本と思いきや、社会、企業のイノベーションについて触れ、それが起こるためには一人ひとりの人間が自己革新せねばならないという思想めいた作品であり、ドラッカーの作品と通ずるところがあった。
約50年前の作品でありながら、意思決定においては倫理や道徳を基準に置くべきであり、それこそがイノベーションを生むことを語られており、CSRや企業倫理が叫ばられる昨今の到来を予期しているのには驚いた。
やはり古典の名著は素晴らしい。
131020再読
仕事で企画が通らず悔しい思いをしていたとき、直感で手にとった。
新しいことを行う人は批判にさらされる。しかし、諦めず立ち上がり続ける -
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Posted by ブクログ
購入した本。令和のリーダーシップや経営者論に関する本。
リーダーシップの語源「leith」→「境界を超えて足を踏み出す」という意味。語源を辿るとリーダーシップとは自分の慣れ親しんだ考え方や環境を飛び越え、新しい選択をすること。
人生とは快楽や権力を求める旅ではない。人生とは「意味の探求」である。人間が意味を見つけられる場所は「仕事、愛、勇気」の中である。
「自分を突き動かすものは何か、また他人のそれも知ることが大切」
「利益への強迫観念に屈しないこと」
「利益は不可欠ではあるものの、それは結果として得られるものであり、それ自体が目的ではない」
「仕事とは生きる意味の探求」
「パーパス -
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Posted by ブクログ
1. この本を一言で表すと?
・個人や社会がたどる衰退を避けるための「革新」についての考え方を説いた本。
2.よかった点を3〜5つ
・革新を成し遂げることができるのは、その可能性を信じている者だけである(p206)
→意欲とモチベーションのことだと思う。
・最高の教育とは、若者たちが自ら学び、学ぶ意欲を持つようになるまで、内面的資質を構築するもの(p75)
→このような状態になれば、世の中がどのように変化しても生き抜いて行けると思う。
・自己を革新するためには、中年の歳になるまで、意識と感情のはたらきを麻痺させてしまわなければよい。若々しさによる柔軟性と、学習し成長する能力を、早い