1. この本を一言で表すと?
・個人や社会がたどる衰退を避けるための「革新」についての考え方を説いた本。
2.よかった点を3〜5つ
・革新を成し遂げることができるのは、その可能性を信じている者だけである(p206)
→意欲とモチベーションのことだと思う。
・最高の教育とは、若者たちが自ら学び、学ぶ意欲を持つようになるまで、内面的資質を構築するもの(p75)
→このような状態になれば、世の中がどのように変化しても生き抜いて行けると思う。
・自己を革新するためには、中年の歳になるまで、意識と感情のはたらきを麻痺させてしまわなければよい。若々しさによる柔軟性と、学習し成長する能力を、早いうちから手放してしまってはいけない。年齢を問わず、自己を革新することは可能なのだ。(p30)
→歳をとっても常に新しいことに意識をむけチャレンジしようと思う。
・極端に専門化された人は、変わりゆく世界において非常に重要となる適応力を失う可能性がある。(p72)
→転職を考えるきっかけはまさにこの文の通り。
・今日の解決策は、明日には時代遅れになるだろう。今日均衡しているシステムは、明日にはバランスを失うだろう。変化する状況に対応するには、イノベーションが継続的に必要なのだ。(p80)
→1964年に書かれた本だが、現代でも全く同じことが言える。
・新しいアイデアがなくて困ることは、ふつうはあまりない。問題は、それを聞き入れてもらうことなのだ。(中略)衰えつつある社会や組織は、新しいアイデアに対する防壁を築く。(p104)
→風土や習慣を変えるのが革新にとって重要なこと。
・真の幸福とは、何かを追い求め、目的意識を持って努力することである。(中略)真の幸福とは、自己の能力と才能を最大限に発揮することである。(中略)真の幸福は愛を与える能力に重点を置いている。(p192)
→だれもが真の幸福を手に入れれば、より良い社会になるのではないか。
3.参考にならなかった所(つっこみ所)
・自分の殻を破りたいと思うなら、それは本質的に自己中心的なものであってはいけない。(p59)
→前後を読んでもどういう意図か理解できなかった
4.みんなで議論したいこと
・著者が重要と言っている「モチベーション」はどのようにすれば維持できるのか?
5.全体の感想・その他
・人間性を捉える面と、社会を変革しようとする面の2つの考えがあるように感じた。
・本の副題は「成長し続けるための考え方」とあり、私自身の重要なテーマと一致して興味深かった。