久松文雄のレビュー一覧
-
購入済み
古典的名著
原作は言うまでもなく司馬遷の世界の古典的名著である。したがってストーリー展開には全く文句つけようがなく、膨大なストーリーをどこまで省略するかが編集者の腕の見せ所である。この作品はかなり思い切った集約をして、読みやすくしている。絵柄は少年漫画風であるが、はっきりしていて読みやすい。
-
購入済み
コミックなのですぐ読めます。
昔、十八史略という新書を読んだことがありますがいろいろな英傑がでてくるのですがそれらの関係、名前が覚えられませんでした。このコミック版の史記はすぐ読めてしまい、主人公とその周囲の人物の関係も理解でき易く大変気に入りました。その知識を元に活字で書かれた史記にも挑戦してみようと思います。
-
匿名
購入済み始皇帝の生涯が駆け足で学べる。フィクション部分もあるだろうが史記の記述に沿っているようなので勉強になる。出生の秘密は様々な作品の源泉となっているのであろう。日本では弥生時代という古代にこれだけの人物、文化、ドラマがあったというのは驚嘆に値する。
-
購入済み
諸葛亮孔明を主人公に
コミック版の三国志といえば、横山光輝先生の三国志が鉄板の定番であるが、この作品は諸葛亮孔明を主人公に持ってきていくらか違う視点で描き出そうとしている。とは言うものの原作が同じなので同じような出来上がりである。
絵柄は横山光輝先生の三国志に雰囲気がよく似ていて馴染みがあるせいか、何の引っかりもなくスイスイ読める。 -
Posted by ブクログ
こんなときだから日本の国の成り立ちの神話を読んでみた。
たくさん名前がでてきて一つ一つは覚えられないけど流れは理解しやすい。
なかなか美しい神話で読みやすい。
たくさんの神々がうまれ、あらゆるものに神が宿っている考えはこれが起源なのかな?
それにしても昔から山、川、海、木、岩、火、水、日、月、鉄、稲、雷などなど身近なものひとつひとつそれぞれに神がいたとは驚き。
いまでも日本的な和の心は遺伝子に組み込まれているんだろうな~。
学校の歴史で年号覚えたりするんじゃなくってこういう歴史的な背景をちゃんと教育したほうが日本人にとってためになると思う。
子供のときに民族の神話をまなばなかった民族 -
購入済み
史記原典に比較的忠実
いろいろな人が何度も何度も様々に形を変えて取り上げた 張騫の物語である。元ネタは司馬遷の史記 武帝本紀の部分なのであらすじは一緒だが作者の寄ってアレンジの仕方が違うのでそれなりに面白い。この作者は史記原典に比較的忠実なアレンジで読みやすい。少年漫画風の絵柄もこれといった特徴はないがまあ読みやすい。