魚田南のレビュー一覧
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魚田先生の最新作は、やっぱり、食系で、案の定、ストーリーの舞台は京の都
相も変わらず、魚田先生、KYOTOがお好きでいらっしゃる
けど、そんな自分の「好き」に妥協しないトコが、私達は大好きなんだけどな
感じる好感は読み手でそれぞれだろうが、私は前作の『はらへりあらたの京都めし』より、こちらの方がちょっとだけ好きかな
理由は、主人公のカラス。人間が美味しそうに食べているモノを堪能したくて、いよいよ、人間の姿に化けるようになり、人間の輪に入る一羽の鴉、そんなちょっとしたファンタジーは心をくすぐってくる。勿論、『はらへりあらたの京都めし』も、主人公が学生って事で、共感しやすい悩みや乗り越え方があり、面白いってコトだけは言いたい
絵柄が独特で、ちょっと舌触りがザラザラしているので慣れてないと違和感があるとは思うが、それも一、二話読めば、薄まるほどだろう
基本としては、カラスが美味しい物を食べて幸せを感じるってパターンなのだが、そんな中でも他のキャラとの絆が強まったり、成長が覗えるなどの要素もあり、心も満たしてくれる、ちゃんと
毎日、食欲を満たしているカラスにも、色々と知られたくない事情などがあるようで、今後、その辺りが明らかになるのかも期待。まぁ、この(1)のラストでは、ちょっとしたハプニングで、ヒロイン(?)かすみに元の姿を見られてしまっているので、まず、この問題がどうなるか、が大事だ
人が極めんとす食に惹かれたのは鴉だけじゃなく、鳩も妖異の理を抜けて、人の世に降り立っている。タイプの違うイケメン2人が並び、食事をする様は中々に眼福である
この『カラスのいとし京都めし』を読んで、しみじみ感じたのは、食の無限の可能性。世にはまだまだ、私の知らない料理がある。しかも、超一流の料理人は、既に斬新さすら感じる現在の味で満足せず、もっと上を目指すので、次から次へと、新しく、美味しい料理を努力の末に生み出していく。仮に、自分が新しい料理を作れないとしても、次の料理人がそれを形にしてくれる、と信じて下地を残す。継承と変革、これもまた、人間の強さであり、人でないモノが惹かれるのも不思議じゃない話だ
どの回もカラスの反応が可愛くて愛しく思う。個人的に最もお腹が空いたのは、5話「春だけ彼女の東坡肉」だった。ただでさえ、ほっぺたが落ちるほどの美味しい東坡肉を桜色のマントウに挟んで食べる。誰だ、こんな最高の食べ方を発見した天才は!?そんで、カラスはそれを微妙に進化させたw
ストーリーで印象深かったのは、12話「ひれ伏すいなり」だ。人の世だけでなく、ルールは妖異の世界にも敷かれている。もちろん、抜け穴があるのも同じだ。また、先にも書いたが、カラスの事情が少し見えているトコも気になる
この台詞を引用に選んだのは、かすみが自分を包んでいた殻にヒビを入れる音が聞こえたので。目的の為に頑張るのは、実に好い事だ。努力こそ、人間らしさとも言える。ただ、根を詰め過ぎて、自分らしさを見失っちゃったら、本末転倒だ。頑張る時は頑張る、休む時は休む、メリハリが大事。それが出来るようになったら、成長してる証拠だろう -
Posted by ブクログ
『おしゃべりは朝ごはんのあとで。』(秀良子)の(2)が世に出た一方、こちらは(3)で完結か・・・・・・
残念だな、と言う思いも確かにあるが、「まぁ、この巻数が妥当じゃないかな」って納得もある
このように書くと、質が『おしゃべりは朝ごはんのあとで。』より、食漫画として質が劣っていると、未読の方に勘違いされてしまいそうだが、小ジャンルが違うので、どちらが面白いかってのは決め辛い。『おしゃべりは朝ごはんのあとで。』はあくまで、色々な場所に出向いて、その土地の色合いが濃く出た朝ごはんを食してレポる作品で、この『はらへりあらたの京都めし』は、タイトルに「京都」と入っている事からも察せる通り、京都だけを作品の舞台にして、実際にある名店を紹介している
ぶっちゃけた話、ストーリーよりかは絵柄で好みで分かれるだろうな
改めて、全3巻を通し読みして、しみじみと感じたが、この『はらへりあらたの京都めし』は主役のあらたの成長ストーリーだったのだな。京都の美味しいご飯を楽しく食べて、肉体的にも大きくなっただろうが、その分、心も育んだはずだ
あらたが大学生ってのも、この作品の魅力の一つだったんだろう、と思えた
また、自分の体験を包み隠さず描く事で、これから、芸術に関わる仕事に就きたいって思っている若者の夢に対する覚悟も問うていたんじゃないか? あくまで、これは私の勝手な感想に過ぎないが、一ファンとして、魚田先生が伝えたかった事は、それなりに汲み取れていたんじゃないかな、って自負はある
どの話も面白いが、やはり、19食目「そして卵」は、しっかりとした最終回で好感が抱ける。この作品は終わってしまう訳だが、食いしん坊なあらたの胃と心を満たす、食生活に終わりは、まだまだ訪れない。いっぱい食べる事はイイ事だ
この台詞を引用に選んだのは、酸いも甘いも咬み分けてきた大人からのエールだな、と感じたので。私も、多くの友達に力を借り、自分の手で新しい扉を押し開け、未知の世界に飛び込もうとしている若人に、こんな応援を出来る大人になりたいもんだ -
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漫画読みってのは、まぁ、我儘だ、と思ってしまった、つい
続きが出して欲しい、と願いつつも、心の底では「まぁ、無理だろうな」と半ばあきらめていたから、いざ、実際に続巻が出たと知ると、嬉しい云々の前にビックリしてしまう
まぁ、それは私だけかも知れないが、今は普通に、「嬉しい」が胸の中を一杯に満たしているので、魚田先生、安心してくださいw
内容は大きく変わってない、良い意味で。むしろ、魚田先生、腕を上げたな、と感じさせてくれる
この『はらへりあらたの京都めし』って、食系漫画が好きだから、あえて、ぶっちゃけるが、食事の描写そのものは特別、上手くないな、魚田先生は
けど、食事だけでなく、店の雰囲気、店員さんの気配りまでも、丁寧に描いているので、紹介されている店に行きたい、と思わせるストーリーを殺さない絵柄だ
しっかりと取材を重ね、店の人と信頼関係を築いているのが伝わってくる
きっと、このコミュニケーション能力は他作品でも活きるだろう
作品内の人間関係や、成長の過程、変化の兆しも繊細に描かれ、案外、目が滑らない
また、各話に振り当てられているサブタイトルも、作品の好さを端的に、読み手へ発しており、好印象だ
どの話も、出てくる料理に涎は出るし、店へ足を運びたくなるが、悩みに悩んで一つに絞るなら、10食目「夢に思えば夏ジビエ」だろう。肉食系を自称するならばっ、一度は牛、鶏、豚以外の肉も食べ、その味に衝撃を受けねば
この台詞を引用に選んだのは、社会人になって、それなりに時間も経過した身なので、今思うと、私には学生生活、ちょっと挫折の経験が足りなかったかな、と思ったので。会社務めの身になると、どうやったら巧く事を運べるか、それも大事になってくるが、何より、やらかしたミスで落ちた信用をどう取り戻すか、自信をボキリと折られた時にどうやって復活するか、の方が重要になり、同時に周囲からの評価にも繋がり易くなる。勝ちで培った自信は、それ以上に多い負けを下に敷いて安定させた方が、更に伸ばしやすくなるぞ、学生諸君(笑) -
Posted by ブクログ
美味し好い漫画として紹介したい
割と厳しい意見も多いようだけど、私は好きになれた
確かに、肝心の食事の描写が丁寧とは言いきれず、「腹が減ってきてヤバい!!」と思わせるほどじゃない
でも、誰かと旨いものを食べる楽しさ、幸せは十二分に伝わってくる内容になっている
美味しいってのは、分け合うべき感覚だ、と私は思っているので、その点を押さえているだけでも誰かに薦める理由になる
画も上手く(自画像は描き損なったムーミ○のようだけど)、ストーリーのテンポも良く、サブタイトルにも奇妙なセンスが滲むので、読んでいて、強く引き込まれはしないが、飽きもしない。ある意味、食漫画と相性が良さそう
是非、次回作も食ジャンルで。それか、小旅行のルポ漫画とかも面白く描けそうかな
個人的に好きなキャラが、フリーダムな飯田さんなんで、いっそのこと、彼の放浪に便乗して、各国の日常食をたっぷりと食べて、漫画にしてくれると嬉しい
店の紹介が、営業時間や定休日などの基本情報だけでなく、各店へ持っていく財布に入れておくべきお金もちゃんと書いてくれている点はポイントが高い
行ってみたい・・・いや、あらたさんと一緒に食べたいな、と思ったのは、13食めに登場した森林食堂の「ほうれん草チキンと猪カレーの相がけ、焼きトマトのトッピング」 -
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京都グルメ
あまりに長寿だったので食や人間に対して興味を持った一羽のカラスが主人公の京都を舞台にしたグルメ漫画の第一巻。
主人公のカラスは京都にある烏寺に長いこと住み着いていたがその中で人間の食べる物や人間自身に興味を持ち始め、ついには人間に化けて生活をすることになった。
烏寺に家賃を払うためにフリーター、烏丸として働きつつ、京都のいろいろな飲食店のグルメに舌鼓を打つ日々。
ただあまりにも食費にお金を使いすぎているため家賃を払うのが厳しいときもある。
烏寺の御隠居であるおばあちゃん、烏丸に対して何かありそうと気付きつつある住職のたかひこ、そして彼の二人の子供、高二のかすみと小三の岳と楽しく暮らしている。
そんな彼は桜餅やごま豆腐、親子丼などさまざまな京都グルメを食べる。
さらにバイト先のいけすかない同期は実はハトだった…など読んでいて面白い。
そしてめちゃくちゃお腹がすくし、京都に旅行に行きたくなる作品だった。
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色々あって人間やってるのね多分
ばれてしまいましたね、カラス。でも、味方になってくれたから良かったです。食べ物がいっぱい出てきていて、お店も紹介されていたりして、京都行きたくなりました。鳩もカラスに負けず劣らず食い意地張っていて、友達認定してるカラスと食べに来たらどうなるかとか想像しているのは微笑ましいです。新たなカラスの弟?が引っ掻き回しに来ていて、単純に食べることだけの話ではないのも興味があります。
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からすが、すごい
食べ歩くためにバイトするカラス。人間に化けて?美味しい食べ物を目指す。しかも食べてる時はとても幸せそうです。夜中から読み始めて、こっちがお腹がすいてしまいました。そしてさらには、カラスの仲間?の鳩までも。ほのぼのしてるし、食べ物もわりと丁寧に描かれていてあっという間に読み進めました。
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食べ物の話ではありません
お祖母さんと、お祖父さんが、若い頃はラブラブだった話です。
独り者は逆でブラブラしてますが、、食べ物の話ではありませんが、
作者さんらしい、いい話です。お好みで。 -
Posted by ブクログ
てっきり、前作の一冊こっきり、精華卒の大学生ちゃんが記念碑的なのを出して、あとはデザイン会社とかに就職しつつも、細々とイラストとか挿し絵とかで絵の仕事も続けたりして、何年かして面白そうなエッセイ漫画とか出すパターンかな!って思ってたよ!勝手に!ごめんね!大好き!!
京都好きの食いしん坊。(●´∀`人´∀`●)ナカーマ
写真でも、撮る人によって全然違うやん?私はこの子の絵が好き。出てくるちょっとあざといキャラも可愛い。学生さん価格の手頃なお店ばっかりなところもいい。あらたたちの食いしん坊なとこが大好き!本屋で3巻を見かけて、慌てて2巻もろともひっつかんでレジへ走ったよ!
春になったら京都へ行こうっと♪