田口力のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よくまとまっていて、おもしろかった
GEのリーダ育成機関にいた筆者が『この一冊で、リーダーとしての「仕事」「育成」「プレゼン」の基本を体系的に学べる決定版』として書き記したのが本書です。
気になった言葉は以下です。
・ビジネス環境の変化に備えて自らを進化させよ
・「スキル」×「マインドセット」=「結果」
・リーダシップとマネジメントとの違い
リーダシップは、方位磁石や羅針盤のように方向性をしめすもの
マネジメントは、方向性をきめたら、そこにどうやったら到達するかを管理する時計のようなもの
・「自分が大切したい価値観」と、「自分が大切にすべき価値観」が衝突して悩むことがある。仕事 -
Posted by ブクログ
ネタバレ===読んだ動機===
20200217 書籍執筆の参考にと思った。実は以前にも読んだことある本。
201810-201903に社内のプレゼン改良活動をしていて(当初デザインをよくする方針だったが伝え方の方にシフトさせられた)、皆の知識をまとまった情報に基づいて近づける目的で、11/6に12冊を回し読みするWSに使った(大変使いやすかった)。5分/冊で1分で付箋にまとめるのを4冊。6人でやって25分ほど。その後、その付箋を20分位で共有してグルーピングするという流れ。ただWSには向かなかった(文が多いため)。
===どの部分を読んだか(理由)・どれくらいで読めたか===
全部・WSでは上記。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本のタイトルからして、どれだけすごい内容が書かれているかと期待を膨らませられる。
だって「世界最高の幹部候補しか知らないトンデモナイ”裏技”」が書かれていそうじゃないですか!
ただ仕事に裏技なんてあるわけがなく、書いていることは、著者ならではの重厚な経験に裏打ちされた、仕事に対する基本的な姿勢や考え方が、深く掘り下げられた上で書かれている。
個人的にはたまに描かれる著者の仕事における性格が自分とよく似ていて(問題を先延ばしにしちゃう、完璧を目指しちゃう、自分で自分を柔軟性が高いとか思ってるetc)、自己分析から出される仕事の基本が妙に納得感を増幅させてくれた。
特に心に留めたいフレーズや考 -
Posted by ブクログ
元GEのクロトンビル・アジアパシフィック・プログラム・マネジャー 田口 力 氏の著書です。
GEのトップクラスの社員を対象とした研修を行うクロトンビルで研修を担当していた著者が、研修の内容や自らが講師として経験し学んだことをベースによりスキルアップし、より幸せになれる方法を教えてくれる一冊です。
この本自体が一つの研修コースのようになっており、体系的にまとまって裏付けの理論もしっかりしています。
読めば気付きがある良書です。
この本を読んで、GEのシステムは素晴らしいという感想も目にしますが、システムが素晴らしいのではなく、著者のようなスキルを身に着けた人材が情熱を持って本気で人材育成に -
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世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられている仕事の基本
(角川書店単行本) 2015/3/1
著:田口 力
著者は、元GEクロトンビル・アジアパシフィックプログラム・マネジャー。㈱TLCO代表取締役。2007年GE入社。世界最高のリーダ養成機関として知られる「クロトンビル」で、日本人として唯一リーダーシップ研修を任される。14年に退社し独立。GEをはじめ、国内外の企業幹部に対して「本物のリーダーシップ研修」を指導している。
世界最強企業として常にその名が挙げられるGE。1878年にトーマス・エジソンが創業した世界最大級の複合企業であり、同時に「リーダー輩出企業」としても世界に広 -
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今後プレゼンを控えており、改めて「伝わるプレゼンとは何か」を知りたく、この本を手に取りました。
内容は、プレゼン資料の作り方から当日の伝え方まで、非常にわかりやすく、納得感のある構成になっています。
印象に残ったのは「プレゼンは終わりから考える」という考え方。
まずコアメッセージを決め、そこから逆算して資料を作ることで、聞き手にとっても分かりやすい流れになるという点が特に参考になりました。
コアメッセージを決めたら、提案→問題→解決策→効果という流れで整理することで、自分の考えをより明確に伝えられると思います(全体としては、序論→本論→結論)。
また、プレゼンの冒頭「黄金の1分間」で聞き手 -
Posted by ブクログ
部下の好奇心を駆り立てて、ワクワクさせ、部下が全力を尽くせるようにする
自分がワクワクして仕事をする
部下の内面を知る
好奇心を駆り立てる挑戦的課題を与える
部下を管理することではなく、部下のアイデアや行動を協力にサポートすること
リスクを取ることに対する恐れを取り除き、挑戦的な課題に取り組むことを奨励しながら、メンバー同士のコラボレーションが起こる環境を作る
失敗はイノベーションや改善を補完する教材である
仕事の意義を理解してもらって、会社と部下を結びつると同時に、組織の一員としてチームのメンバーと結びつける
部下の価値観に合うように仕事を設計して部下に与える
上司は部下の良き