渋谷和宏のレビュー一覧
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これも今の日本の厳しい現実を突きつける新書だ。
安い賃金、、、
成果主義の名のもとに、大半の社員の賃金を下げる経営者。
設備投資もせず、人材育成もせず、目先の利益確保だけを目指す経営者。
そのくせ、やった感を出すためにマイクロマネジメントに勤しむ管理者。
悪循環。
従来の家族的経営、終身雇用、年功...続きを読むPosted by ブクログ -
まさに5Cなど戦略論の話でなぜ日本が差別化できてないか?と言う点が、腑に落ちてわかる本だった。コストカットばかり、減点主義やマイクロマネジメントばかりで、クリエイトしようと言う思考が育たない会社経営。バブル崩壊後当然と思われた経営は、一時的なものとの認識でやらなきゃ行けなかったのに、慢性的な癖がつい...続きを読むPosted by ブクログ
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読むだけで文章が上手くなるのは、上手な文章のセオリーの知識を適用しながら、文章の構成を読み解いたり、添削を考えたりの取り組みあってこそ。
そのセオリーとして、リーダー文を小段落の先頭に置き、フォロワー文を続けること、リーダー文だけでスケルトンの構成をなすこと。スケルトンの構成としての△型と▽型。
ま...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の経済の停滞について語る本は、今、多いよねぇ。実際、もうダメなんじゃない?という気はするし。俺が読んだ印象としては、日本の経済がダメになっているのは、企業の経営層がコストカット、賃金カットとマネジメントを勘違いし、結果として働く人がやる気を失ったという話だ。
説得力はあったし、実際そういう側...続きを読むPosted by ブクログ -
品川駅の本屋さんで乗り換え時に店頭で目に留まった本です。時代が動いているな、と痛感させられた本でした。それまで当然と思っていたことが急激に変わる、それまで価値があると思っていたものが突然無くなる、これが後に革命といわれる時代を生きている最中に感じることだと思います。
ここに書かれていることは、私の...続きを読むPosted by ブクログ -
日経アソシエなどの編集長を務めた著者が、その経験から会得した上手い文章を書くコツを紹介しています。
さすが雑誌記者という視点での文章術は、最初にリーダーとなる文を持ってきて、インパクトを与え、それを説明する文を続けるという形を繰り返すものであり、雑誌で目を引くような書き方をしていると思いました。
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「もし何を書いていいかわからず、なかなかアイデアを思いつかなければ、「何を書けば読者に最も読んでもらえるか」の視点で企画・内容を考えてみてください。」
何を意識すれば良い文章が書けるかについて書かれた本。読むだけで文章はうまくなる、と謳っているが、意識して読む必要がある。
・リーダーとしての小見...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルに惹かれて読んでみました。
日本が経済大国今は昔…となってしまった理由の一端が見えた気がしました。こんな国に誰がしてしまったんでしょうか。
ざっと書いてあることをまとめてみました。
■第1章 「安い賃金の国」への転落ー日本企業の賃金はなぜ上がらないのか
・日本の賃金は30年で12.5%し...続きを読むPosted by ブクログ -
最近、文章を書く機会が多くなった。自分の文章力をあげたい!と思って読んでみた。
【感想】
1新聞の社説は、既に要約されているので、リーダー文を勉強できそう
2頭で考えるより、手を使って「書き出す」という作業が重要
3季節感や、自分の知識▪経験を活かすことで説得感のある文章が書けるPosted by ブクログ -
文のリーダー、フォロワーを意識して文章全体を読むことで、文章力が身につくという内容です。
実際の記事やラジオ原稿の例文を使って文のリーダー、フォロワー、スケルトン構造を解説しているので、理解しやすいです。
◆スケルトンの2つのタイプ
1.△(三角)型
これから何を書きたいのかを冒頭で示した後...続きを読むPosted by ブクログ -
記者視点での読みやすい文章の書き方講座。
文章構成などで読み手を惹きつけたり、理解度を上げたり。ブログなどで人に読んでもらう文章を書いている人には役にたつと思われる。
仕事での報告説明には応用が効きづらいものだった。Posted by ブクログ