デビッド・クアメンのレビュー一覧
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-SARS もしもSARSが逆のパターンで、発症前の感染力が強かったとしたら、二〇〇三年のアウトブレイクは効果的な対応が功を奏した例とはならず、もっとずっと暗い物語になっていただろう。
もっと暗い物語はまだ語られていない。もしも語られるとしたらたぶんこのウイルスではなく、別のウイルスについてだろう。「次なる大惨事」はたぶんSARSとは逆で、インフルエンザのように症状が現れる前の感染力が強いパターンだろう。それによってウイルスは、死の天使のように軽やかに都市間や空港間を移動することだろう。 (本文より抜粋)
コロナウイルス禍はやがて終息を迎えるだろう。しかしウイルスはコウモリや齧歯類や -
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11 PV
ぽんきち さん
ぽんきち
レビュアー:
エボラの正体
エボラの正体
デビッド・クアメン、西原智昭(解説)
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高すぎる致死率が意味するもの
2014年の春から夏に掛けて、エボラ出血熱(エボラウイルス病)が大発生(アウトブレイク)し、世界中を不安に陥れた。日本でも複数の感染疑い例があり、結果的にはいずれも陰性だったものの、世界中がネットワークでつながれている現代は、遠いアフリカで起こっている怖ろしい病気と対岸の火事的に眺めていられ -
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読書録「エボラの正体」3
著者 デビッド・クアメン
訳 山本光伸
出版 日経BP社
p128より引用
“それらは数百年にわたって宿主とともに進
化を遂げてきた。いくつかの棲み家にたどり
着き、ゆっくりだが着実に複製し、宿主の集
団内を目立たないように移動して長期的な生
存を図った。”
目次から抜粋引用
“山積みにされた13頭のゴリラの死体
エボラはどこに隠れているのか?
手袋を突き抜けた針
すべては機会のもたらす産物
冒険旅行の犠牲者”
作家でジャーナリストである著者による、
エボラウイルスのルーツを探る一冊。
チンパンジーからの感染についてからエボ
ラウイルスの変異につい -