前真之のレビュー一覧

  • エコハウスのウソ 増補改訂版

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    エコハウスについての正しい理解を深めてもらうための本。
    建設業界に属する者として読んでおきたい一冊であり、どうすればより快適な住宅に住む事が出来るのかについて書かれている。
    住宅には断熱と気密が重要で有り、それを上手くコントロールすることが重要である事、そしてHEMSや自然エネルギーのようなよく聞かれるエコ方法の有効性などにも触れており今まで読んできたエコハウス系の中で一番読みやすい本であると感じた。続編も出ているのでそちらも読んでいきたいです。

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    2023年05月04日
  • エコハウスのウソ 増補改訂版

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    自分の中の、お家の快適についての認識が大体間違っていて面白かった。

    たとえば、「家は夏を旨とすべし」と思ってたけど、そうではないらしいのとかは、暑い時期めっちゃ長くなってるのに!?ってなった。
    通風偏重(自分も割とそう)だけど、風って思ったより難しいぜ?ということや、冷房のエネルギー消費は暖房の10分の1くらいって知って驚いた。
    実際は給湯や家電のほうがエネルギーを使っているのか。照明をLEDに変えるなど、身近な工夫が紹介されているのも、すぐ実践できそうで良かった。

    日射遮蔽の考え方も勉強になった。
    東西をしっかり遮って、南の光は上手に取り入れる。
    夏に南から日射取得すると暑くない!?って

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    2025年07月21日
  • エコハウスのウソ2

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    「えー知らなかった!」と驚くことがたくさんだった。
    例えば、電気代の高い電気と安い電気の違い。単に安ければ良いという話ではなく、「なぜ安いのか」を考えることが大事なんだなと気付かされた。

    あと、「人が一番多く吸っているのは空気」というのにもハッとした。食べ物には少しは気をつけているつもりでも、空気の質を意識することってあまりなかったな。

    湿度の話で、顕熱と潜熱のところは少し難しかったけど、冬に、断熱性能の低さが原因で湿った空気が結露につながるという話は、なるほどだった。あと、加湿器以外にも、日常生活の中に発湿源がたくさんあるのも気づかなかった。お風呂とか、人体とか。

    エアコンの効率的な使

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    2025年07月06日
  • エコハウスのウソ 増補改訂版

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    住んでいる家の光熱費に関する省エネや節約に対して、イメージ先行で認識されている事について客観的に検証している。東大の先生が。

    夏の節電にクーラーがよく目の敵にされるが、それよりも給湯関連の方が影響は大きい。熱中症のリスクも踏まえて何を節約するかを考えるべし。

    高気密・高断熱の住宅に興味があり、辿り着いた本書。それが主の内容ではなかったが、客観的なデータに基づいた分かりやすい表現で勉強になった。

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    2020年06月11日
  • エコハウスのウソ 増補改訂版

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    ローイーコーティングは、南窓には、透過型、東西窓には遮蔽型がセオリー、カラーによって日射取得率(η(イータ)値が変わる

    設計者・施工者に質問
    断熱はどの程度にしていますか?
    Q値はどれくらいですか?
    気密・防湿をどう考えますか?
    c値はどれくらいですか?

    冷房暖房より、給湯や照明、家電のエネルギー消費の方がはるかに多い
    エアコンは年間エネルギー効率APFが高いもの、小型の能力の中からAPFの高い機種を選ぶ、冷房能力2.5kW程度がコストと性能のバランスが一番との噂、複数配置
    夏場はエアコンを弱冷房で動かし続けるのが一番快適で省エネ

    通風は現実むずかしい
    卓越風は気まぐれ、どんな向きからも

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    2018年11月25日
  • エコハウスのウソ2

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    ネタバレ

    この1冊を軸にすれば、最強のエコハウスがつくれそう。一方で新築だけじゃなく、空き家リノベーションなど趣きを残したエコハウスのつくりかたも気になるところ。また、太陽光発電設備等が何年持つのか、リユースやリサイクルの方法確立も課題ではないか。

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    2025年11月18日
  • エコハウスのウソ 増補改訂版

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    ネタバレ

    建築系のブログで紹介(住宅の性能を考えるうえで唯一読む価値がある的な感じで紹介)されていたことから読んでみた。

    (感じた要点)
    ・高気密高断熱が必要
    ・吹き抜けはだめ
    ・窓の配置、大きさには気をつけて設計が必要
    ・夏より冬を重視した家づくりをすること
     (冬のほうが室内外の温度差が大きい=エネルギーを消費する=エコを目指すなら冬をよく見て設計すること)
    ・エアコンはとても効率が良いので活用が良い、が、エアコンの能力を発揮(空気は熱を伝えにくい)できる住宅設計が必要。でもそれが難しい。
    ・太陽光や蓄電池での電気利用ではエコ≠電気、平時には蓄電池不要で、非常所でも発電機など代替手段のほうが安い

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    2023年11月02日
  • エコハウスのウソ 増補改訂版

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    ネタバレ

    住宅の環境設備に関して勉強のため購入

    世間一般で何となく思われている断熱・気密・冷暖房や再エネ等の間違った認識を科学的根拠に基づいて訂正していく内容。自分も思い込みで勝手に決めつていたことや、いろんな説があって実際どうなのかが分からない内容に関して根拠込みで理解できたので今後の実務に活かせる本だった。再生可能エネルにーに関しては年々状況が変わっているところなのでこの本が改訂された2015年の考え方は少し参考になりにくいところもあった。


    備忘録
    ・冬を旨とすべし
     徒然草の一節に「家の作りやうは夏を旨とすべし」とあるが、夏の通風などを意識しすぎると冬寒い家になってしまう。年間で冷暖房なしで

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    2022年09月14日
  • エコハウスのウソ2

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    健康・快適な暮らしを未来永劫、エネルギーコストゼロで実現する。そんな究極のエコハウスづくりに関する最新情報。新型コロナで再度生活の中心となった住宅。高性能部材の低廉化と設計手法の高度化で、低コストで健康・快適な家をリーズナブルに建てることは十分可能になっている。

    技術的にも費用的にも可能になってきたのはわかったけれど、誰でも普通に住めるように、住宅一般の常識として普及して欲しいです。家が全部エコになったら、地球環境にとってもすごいエコ。

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    2020年12月20日
  • エコハウスのウソ 増補改訂版

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    ネタバレ

    断熱の話になる。まあ、給湯の温度設定を下げて節水シャワー入れて窓をもうちょっとましなサッシにすればいいのはわかっているんだけれどね。りf-無駄とそれこそすっ貸す科のところから始まるわけだから。

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    2016年02月24日
  • エコハウスのウソ 増補改訂版

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    増補改訂版が出てからほぼ1カ月で第2刷が出ています。
    時宜を得ているということでしょう。

    エコが錦の御旗となり、エコだと謳ってあればそれで満足してしまう人、場面が多くなりました。
    本当にエコなのかどうか、住まいのあれこれを冷静に、平易に科学的に検証していく本です。
    エコというイメージ戦略にひっかからないために、家を作ろうとする人買おうとする人は読んでおいたほうがいいかも。

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    2016年02月25日
  • エコハウスのウソ 増補改訂版

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    建築雑誌のいう「エコハウス」はトータルではなくピンポイント。人と気候、建物の外皮性能、冷房、夏への備え、吹き抜け・大開口、暖房、再生可能エネルギー、電気、の観点から、日本の現状を科学的数値や図解で示す。

    省エネ住宅を建てようとする人向けのバイブルのような本。次は、既存の非エコを、どうしたらエコにできるのか知りたいです。

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    2016年05月07日