中島隆信のレビュー一覧

  • 刑務所の経済学

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    「お寺の経済学」「大相撲の経済学」などの著者が次に狙うターゲットは「刑務所」だ。いずれもタイトルには「経済学」とあり、幾つかの経済学用語を交え分析したりしているが、基本的には社会学のようなものと思ったほうが良い。

    幸いにして此れまで刑務所とは縁がない生活を送る我々であり、犯罪者が罪を償う為に行く場所が刑務所で、テレビで話題になった犯罪ですら有罪が確定するとそれで興味の外になっているが果たして刑務所とはどのような仕組みなのか。

    実刑を受け刑務所に収監されるがそこでは出所後の更生をサポートするよりも、如何にして刑期を無事に勤め送り出すかが目的になっている。故に、刑期が長ければ長いほど社会生活に

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    2011年12月09日
  • 刑務所の経済学

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    刑事政策を経済学的に分析する意欲作

    しかし、経済学の素養に欠ける私には前半部分の思考実験がすんなり理解できなかった。前提となる命題、仮説も説得力に欠ける。

    中盤以降は政策論や制度論。著者の得意分野ではないらしく、紹介する学説などに偏りは否めない。

    これから議論をするための参考文献としては使えそう。改訂版を期待したい。

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    2011年12月05日
  • これも経済学だ!

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    社会の様々なところに経済学を持ち込んで説明しようとする本。
    経済学的な知識より、雑学に貢献したかもしれない。

    ちなみにこの著者の授業を、大学1年生の時に1年間受けた。

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    2010年08月13日
  • これも経済学だ!

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    社会視点からの、経済学的思考のススメ。「伝統文化」「宗教」「弱者保護」といった世界にも経済学的原理が働いていると説く。大学で教えられる「経済学」に凝り固まらないための柔軟体操に。

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    2010年09月25日
  • オバサンの経済学

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    オバサンにはオバサンなりの合理性がしっかりと存在する。そし
    て、オバサン特有の気兼ねのなさにより、その合理性は歪むことなくストレート
    に発揮される。それは人間本来の姿といっていいのかもしれない。わたしたちが
    オバサンに学ぶことはたくさんあるのである。(序章より)

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    2009年10月07日
  • これも経済学だ!

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    要は、何でも経済学的考察ができるのですよ!というような内容。『お寺の経済学』『障害者の経済学』『大相撲の経済学』について軽く触れてあり、これを読むと前記の著作は読まなくてもいいかも。大相撲の経済学の部分が一番おもしろかった。

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    2009年10月04日
  • これも経済学だ!

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    幅広く様々なトピックを扱っているため、一つ一つの内容が薄い。
    新書だから仕方ないといえばそうだが、もう少し踏み込んでくれても面白い。

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    2009年10月04日
  • 大相撲の経済学

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    このような1つの切り口で物事を整理する能力はすばらしい。同じようなことをプロレス業界でできるかな?二番煎じ?

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    2009年10月07日